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リーダーシップの旅 第四章 要約

リーダーに必要な四要素

構想力…時代の流れを感じ取りながら新しい世界像をイメージする力
「唯一の方法は歴史から学ぶこと。自分が生きている今という時代を歴史の流れの中でとらえ、未来に想いを馳せること」

実現力…人とのコミュニケーションを通じて、見えないものへの理解共感を得て、周囲や組織の中で行動の輪を広げ、構想を現実へと変えていく力。

意志力…自分の内面から湧き上がり後戻りせずに前へと歩き続けるという力。カエサルは武装した集団を引き連れてローマ本国に入ることが国法で禁じられていた状況で
「ここを超えれば人間世界の飛散。越えなければ、わが破滅」といいルビコン川を渡った。「賽は投げられた」

基軸力…やり遂げること。ぶれず逃げないこと。決断は「一方を追及すると他方をあきらめなくてはならない状況下」で磨かれる。


学校で身に着けるリーダーシップは限定的にならざるを得ないが、学校が自分を振り返り人生の間に何度かくぐるることになる「一皮むけた経験を」内省し未来を展望する「場」であるなら旅のきっかけとして有効である。
理想的な場には己と向き合わざるを得ないような「匂い」が満ちている。

より長い時間軸と経験の連鎖という観点から見るなら、リーダーシップの旅は人間力を磨くたびとなる。

人間力は、人類が築き上げてきた英知である教養を学び、人の営みに対する理解と尊敬の念を持つことによってその土台が培われる。

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