【今から始めるアニメ感想文＃４】サイバーパンク エッジランナーズの感想文
今から始めるアニメ感想文
ここはほぼテンプレ。
今から始めるアニメ感想文とは、
ネットミームにばかりどっぷり使って実際の元ネタなどを確認しない
一番嫌われるであろうネット民ぶりであった自分を正すため、
見たアニメを記録し、感想を残すことで許されようというものである。
もちろん１回見ただけで細部まで覚えていられるほど完璧ではないので石を投げないでくれ…
確信に触れることは避けるつもりだけど、普通にネタバレもすると思うので注意していただきたい。
作品概要を３行以内に述べなさい
企業が支配する「ナイトシティ」で暮らす主人公デイビッド、女手一つで学校に通わせてもらっていたがなんだか馴染めない、そんな中ギャングの襲撃により母が死んでしまった！だが母が持っていたものが…というお話
3行では作品概要が述べられないので
Cyberpunkとは、アメリカで遊ばれているTRPGシリーズで、特徴として自分の体を改造して能力を高められるが、サイバーサイコシスと呼ばれる正気じゃない状態になる。
そのTRPGのゲーム版であるCyberpunk2077というゲームが2020年の12月に発売した、発売元はウィッチャーシリーズを作成しているCD PROJECT REDが手掛けている。
そのゲームを題材にTRIGGERがNetflixにてアニメ化したのが「サイバーパンク エッジランナーズ」だ。
ゲームに出てくる場所、武器や世界観はそのまま（どころかゲームで語りつくせてない部分まで）オリジナルストーリーが展開されていた。
このサイバーパンクの世界では全員の一部を機械化しているのが常識なので、首に線を繋いだり、チップを入れたりを平然とやるし、チップと体の改造パーツの合わせ技で戦ったりするのが一般的。そんな世界で、主人公のデイビッドは軍事用のヤバいパーツを見つけてしまう…というお話。
感想…の前にゲーム「Cyberpunk2077」への結構な不満
※この章はCyberpunk2077への遠慮のない文句になります。
まず、発売前の話。
この動画を見ていただきたい。
この動画を見るに…
3つの生まれ、種族というか人種というか…そういう物があって、それぞれで受けられるミッションとかが違う…
ということはまったくない。
最初のプロローグ部分が違うだけで、途中からは同じルートに入るので、どのライフパスを選んだとしても、同じミッションを受けることができる。
…これを俺はフルプライスで買った。もちろんクリアまでプレイした。アップデート前でバグだらけだったけど。
100％クリアまではしていないが、そもそもゲームの進行にも文句を言いたい。
結局どういうゲームなのかというと、RPG要素のあるオープンワールドFPSで、ナイトシティのギャングや、ナイトシティを支配しているコーポ（企業）の人間から危険な依頼を受けてカネを稼いだり伝説を作るというのがサイバーパンクの生き方なので、お使いゲーといえばお使いゲーだった。
キアヌ・リーブス…じゃなかった、ゲームの中では「ジョニーシルバーハンド」と呼ばれている伝説のサイバーパンクが話の主軸なのだが、この伝説のサイバーパンクが封印されたチップを主人公が自分にインストールしてしまったがために、頭の中にキアヌ・リーブスが住み込んだ挙げ句徐々に侵食してくるというヤバい状況になる。
何を言っているかわからね―だろうがそういうことなんだ。
そう、全体的にこの伝説のイカレサイバーパンクの亡霊に振り回される。
というのがメインのシナリオ（サブミッションも結構振り回される）の印象だった。
なんで俺の体を貸して昔のシルバーハンドの彼女、つまり結構お年を召した方とデートしなあかんねん！なんで昔組んでたバンドとセッションすんねん！俺の体で勝手にバーハシゴすなーーーーーーー！！！！！
正直、前の世代のノスタルジックに付き合っている感覚があまり楽しめなかった要因だった。
ゲームシステム的な不満も結構ある。
冒頭に述べた「特徴として自分の体を改造して能力を高められるが、サイバーサイコシスという正気じゃなくなってしまうという特徴がある。」
という要素は主人公にとっては皆無。
アニメにはこの要素が結構関わってくるのだが、敵としてサイバーサイコシスは出てくるものの、主人公は一回手に入れた体のパーツならRPGの装備切り替えみたいにひっつけ放題だった。
ステルスも結構シビアかつ普通に撃ち合いになるのを避けられない場面も多いので、ゲーム初心者やFPS慣れしていない人には結構きつい戦闘を強いる場面も多い、ゲームシステムにおいては結局のところ誰をターゲットにしているのかが全然わからなかった。
（実際配信者とか途中で投げてる人結構いたし・・・）
アニメの感想（ネタバレなし）：ワーーハハハ！ありがトリガーー！あーーー・・・あ・・・あ・・・あああああああああ！！！！！！うううう”う”う””う”う”うえ”へ”へ”ぇ”ぇ”ええ”！！
はい、エロ目的で見たんですよ。
だってグレンラガンとか、キルラキルとか、パンティアンドストッキングのあのトリガーですよ！？！？！？
あのトリガーがB地区解禁ですよ？？？？
あのピンクの光がないんですよ？？？？？？？
ガチガチに改造されている中にこんなに可愛いキャラターもいるしムキムキお姉さんもいるしワシの性癖は大変満足であった…
うん…
はぁ…
ネタバレ無しでいうと話の構想的にはグレンラガンに近い感じはする。
主人公のデイビッドはルーシーという女の子とボーイ・ミーツ・ガールするわけだけれど、そのうえでサイバーパンクとして生きる道を歩み始める。
そのサイバーパンクとして生きる道、ナイトシティという町で生きるということがこの１０話で語られている。
真面目に通っていればコーポ（アラサカっていう日本の大企業で、就職できればエリートみたいな感じ）へ行ける学校へ馴染めないながらも通うデイビッド、しかし事故と母の死によりどん底の所、軍事用パーツを自分にインプラントする（背中をかっ開いてくっつける）ことから始まる伝説が、このアニメであると言える。主人公を堕落の方向へ誘うヒロインって流行ってんのかな、よふかしのうたとか。
だが結局、サイバーパンクという不安定な生き方は、結構辛いことが多い。
コーポの連中も違法な手段で他の企業の邪魔をしたり自分の私腹を肥やすためにサイバーパンクを利用する。押し合いへし合い騙し合いがナイトシティでは日常茶飯事（ﾁｬﾒｼｲﾝｼﾃﾞﾝﾄ）だぜ！
そう、失敗すれば死！なのだ。
楽しいエログロ群像劇かと思ったか？
騙して悪いが…仕事なんでな…！が多発する見ごたえのある作品だった。
推しは作るなよ。
ぬ”ぅ”ぅ”え”え”え”え”！！！！！！！！！！（泣き声）
ちなみにゲームに後付的に武器追加しやがってこのファッキンコーポが。
とも思うけど、ゲーム内にも一部アイテムがアプデで追加されたらしい。
ネタバレあり感想
※ネタバレありになります。
すごく期待している人に申し上げると、ヒロインたちの濡れ場はあんまりない、匂わせだけでバッチリヤッてたりはしない。
グロ方面も昔のマトリックスのアニメーションほどエグくはないのであんまりビビらず見ていただいて構わないと思う。（感覚が麻痺ってるのでご参考までに）
ネタバレなしの方ではグレンラガンに近いと述べたが、
師匠、兄貴分キャラのメーンがあろうことかサイバーサイコシスになってしまうものの、デイビッドを生かすと言うのは王道ではあるけれどサイバーパンクならではだと思うし、メーンから受け継いだパーツは成長後のデイビッドが付けているというのもグレンラガンみを感じた。
と言うかトリガーの本気になったときのガシッとした線の使い所がすごい良かった。
あとレベッカのショットガンでうたれて回転してる妙にクセになる動きの敵も。
このアニメはサイバーサイコシスの話が主軸だった、どちらかというと元祖Cyberpunkの要素として改造をしすぎると人間性を失うという話を盛り込んだ。
ゲームの方の要素がめちゃくちゃ薄いレベルだった。
ちょいキャラで出てくるシルバーハンドの元カノだったりとか、アフターライフという依頼を受けたりするクラブだったり、部屋や建物がゲームの中まんまという感じだが、ストーリーは一切シルバーハンドは関わってこない。
唯一、というかこいつが全部ぶっ壊しているというか、メリーバッドエンドにしてきたアダムスマッシャーっていうゲーム内でもクソほどめんどくさいラスボスが主人公一行をほぼ全滅させてくる。
このアダムスマッシャーもほぼ全身サイボーグの最強傭兵ってだけなのですっげぇ雑な設定のとんでもラスボスどーーーん！という感じなので話を強制的に終わらせるにはちょうどいい存在なので仕方がないけれど。ゲームですでに相手をした自分からすると「またこいつがメインキャラクターを雑に殺す要因かよ。」という感想しか出なかった。
デイビッドとほぼ夫婦状態のルーシーもデイビッドを死なせたくないという思いが正気とサイバーサイコシス状態を反復横とびして壮絶な死を迎えさせてしまっているうえに自分だけ生き残っているという超絶メリーバッドエンドじゃん！え、２期とかで希望に向かって…いかない！うわあああああああああああ”あ”あ”あ”！！！！
というアニメでした…
レベッカたそぺちゃんこ・・・
飛ばす人用のネタバレ防止のやんわりとした関連ネタバレのコーナー。
アホな放尿犯～～～～～♪
まとめ
レベッカたそってCyberpunk側としては世界観に合わないと言われていたけどTRIGGER側が入れてくれたヒロインなんだってよ。
やるじゃぁねえか～～～～～～～～。
それはそれとして、エロやらグロよりサイバーパンク世界での生き様。というのがこのアニメの総括かなぁと思う。
確かにゲームをしないとわからないワードがかなり多いので入り込みにくいかもしれないけれど、前提知識を抜いてもわかるハードな世界観を楽しんで頂きたいなと思います。
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