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連休に旧友2人と会って少しだけ自分を取り戻した件

月曜日は、自身のキャリアについて語ります。

この10年間、東京(2年間)と名古屋(8年目)に単身赴任しており、毎月、京都の留守宅には帰省しているものの、ふだんは家族と話したり近所に買い物するだけで土日が潰れます。ただ、年末年始GWには1週間程度のまとまった連休が取れますので、京都大阪の旧友に連絡してはお茶したり酒を酌み交わしたりして旧交を温めることが大事なひとときです。
単身赴任が解消されて京都に住むことになったら、逆にいつでも会えるや!となかなか誘うこともないのかもしれません。離れているからこそ、この連休に会っておきたい!という気持ちが高まります。

因みに中学高校は男子校でしたので、同窓会で再会しても『焼け木杭に火が付く』ような女子が居ません。同級生はみな、現在の社会的地位や年収や髪の毛の量や体重には個人差があるものの、久々に再開すればあっという間にあの頃の友達に戻れるのがいいですね。

そんな訳で、昨日は中高の旧友の1人である小児科医とお茶を。
今日は、同じく中高の旧友である大学教授と酒を酌み交わしてきました。

小児科の彼について言えば、中学校で私がギターを始めてアリスにのめり込んだ頃にバックでピアノ伴奏をしてくれた事が付き合いの始まりで、40歳前後の10年ほど、親父バンドであちこちでライブ活動をしていた時も、ピアニストとして京都から各地に馳せ参じてくれていました。
その後も年に2回ほど、長期休暇の度に会うというか一方的に呼び出しているのですが、私が転勤する時も、職場でパワハラに遭って休職した時も、役職定年を言い渡された時も、いつも彼を捕まえて愚痴ってきました
そんな愚痴を彼はいつもニコニコと、或いは神妙な顏で聴いてくれました。

まさに『傾聴の神様』。
そして、特に具体的なアドバイスをくれるわけでもなく、私の主張を優しく後押ししてくれます。小児科医という職業柄もあるでしょうが、それが中学時代から付き合っている彼の人柄です。
私にとってのメンターであり、心の友

しょっちゅう会って情報交換して、いつでもお互いの事を分かり合っている関係ではなく、半年ごとにしか会えないからこそ、変化もよく見えて的確な助言を貰えます。
たぶん、職場の同僚のように毎日顔を合わせて、お互いが日々考えていることや将来の夢をしょっちゅう共有している仲なら、却ってその変化に気付かないのかもしれません。彼とは、年に2~3回という微妙な頻度で会うからこそ、お互いの変化や成長を確認し合うことができていると感じています。
願わくば、背中を押すことと励ますことばかりでなく、私の主張がブレたり何か違う事を言い始めたら、遠慮なく指摘して諭して欲しい。末永く厳しく見守ってくれたら、嬉しいです。

一方で今夜は、同じく中高の同窓でありながら部活も違えば進学した大学も違う、理系の大学教授と飲んできました。
遅ればせながら説明しておくと、私の母校は中高6年間一貫の進学校であり、中学で1学年2クラス、高校からは編入生を加えて1学年3クラスになります(現在はもう1クラスずつ増えてやや大きくなりました)。たかだか3クラスですので、2回もクラス替えすれば全員と知り合うことになります。
という訳で、大学教授の彼とは、若い頃に飲み明かしたような接点がなくとも乾杯の1杯でさっとあの頃に戻れる関係性です。

メーカーにサラリーマンとして勤めて役職勇退し、今後、自分で構築すべきキャリアプランに悩んでいる私ですが、理系で、教職者として第一線で活躍している彼にいろいろな話を聴いて、非常に刺激を受け、勉強させてもらうことができました。
ただ、65歳まで教授としてのポジション(と収入)が確保されている境遇には、正直、羨ましさも感じます。

人生、とにかくアガってナンボです。
70歳でも80歳でも、自分の限界を感じてリタイヤした時に、自分を振り返って納得できる人生か? 心理的満足感のある人生か?
そこだけをゴールに据えて、友だちとの交友を大切に、生きていきたいと思います。

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