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梅雨入りを前にビジネスシューズと折畳傘のお薦めを紹介する件

晴れた日は日中28度に達する日が続きましたが、今夜から1週間ほど雨の予報です(5/28現在、関西地方に於いての情報)。
台風の後このまま梅雨入りするのか、はたまたしばらく晴天が続いて気象庁の梅雨入り宣言を躊躇させるのか…

そんななか、イケオジ指南の1つとして手軽なレイングッズ、即ち雨具のお話しを2つ。

1つはビジネスシューズですが、高級な革靴ほど雨の日には気を遣います。
ビジネスマンたる者、ビシっとキメたスーツの足元にはそれ相応の本格的な革靴を!と常々訴えてきました。
『足元を見られる』の言葉どおり、磨き込まれた(磨き込まれていなくても少なくとも傷んだり汚れたりしていない)革靴こそがお洒落の基本です。

とはいえ、本格的で上質なビジネスシューズは高い。
若い頃は REGAL が15,000円くらいでしたが、その REGALも今は2万円半ばに。個人的に一番好きでお薦めの Scotch Grainは3万円半ば~。
私の師匠でもあります JIROさんなんかは『靴には4万円以上かけて、複数をローテーションするように』と仰っています。
そうした上質な革靴はレザーソール(革張り底)の場合も多く、降雨どころか水溜まりでさえ気を遣う。

あと縫製タイプまで言及すれば、英米系に多い『グッドイヤーウェルト方式』に比べて、伊仏系に多くみられる『マッケイ縫い方式』の場合、どうしてもソールとアッパーの縫い目から雨水が浸み込みがちになります(この両者の縫製の違いについては一長一短ありますのでまた機会を改めて…)。

縫製の説明用にLIFOOTさんより借用
縫製の説明用にPARASHOEさんより借用

だったらもういっそのこと雨の日は、アッパーが合皮で『セメント方式』(ソールを縫わずに接着してあるタイプ)でいいや!と思ったりして、実際に雨天用の合皮の靴を買ったりもしています。
因みに、よくソールまるまるベロンチョと剥がれて地獄を見るのはこの『セメント方式』です(苦笑)

前置きが長くなりましたが、そんな時にふと見つけた一足のご紹介。
防水という機能性と、本格的なビジネスシューズとしてのデザインと、あとコストパフォーマンスの3点のバランスが取れたシューズを、ABCマートで見つけました。

ABCマートサイトより筆者購入モデル

Hawkins Premiumシリーズの防水タイプ。
税込13,200円というリーズナブルなプライスですが、悩ましいことに  ABCマートお得意の『2足買ったら2足目半額!』の対象です。
しっかりその戦略にハマり、黒のプレーントゥと濃茶のストレートチップの2足を、計19,800円でお買い上げ!
残念ながらヒールもソールもラバー製で貼換え修理が効かないタイプ(ミスターミニット等でヒール交換できない)ですが、1足当たり1万円を切っていますので『雨の日専用の履き潰し』と割り切ればなかなか良い選択かと思います。

黒のプレーントゥは『外羽根式』、濃茶のストレートチップは『内羽根式』。
これも説明すると長いのでまた機会を改めますが、靴紐が隙間なくキュッと締まるのが『内羽根』の特徴で、よりドレッシーに見えます。
アッパーは本革ですが、防水仕様にありがちな光沢タイプではなく、どちらかと言えばオイルレザー寄りのヌメ調で、ここはもうちょっとテカってもいいかなとは感じます。
買ったその日に100均一の防水スプレーを施し、雨の日まで待機!

ま、繰り返しますが、雨の日専用の履き潰しです。
間違っても、ヒールが半分減ってソールの滑り止めがツルツルになってしまったものを、いつまでも我慢して履き続けるものではありません(苦笑)

どちらも一度履いただけなのに満員電車で踏まれた跡が!アッパーの折れジワは仕方ありませんが…

さて、もう1つのレイングッズ。
この3月に8年間の名古屋単身生活を終えて関西に帰任するに際して、大切な方からお餞別にいただいた『折畳傘』。
その名も『クニルプス』。

実は昨秋9/7のこのブログで、
『来春、私に転勤の辞令がありましたら、餞別として大きな声でリクエストしたいと企んでいます!』
と書いておりました折畳傘で、その方がそのブログをお読みいただいたか否かは分かりませんが、その『クニルプス』を頂戴しました。

先日紹介したレザーリュックにすっぽり収まるサイズで、4月以降毎日携行しているのですが、どうも雨の日に新品を下すのが勿体なくて(笑)、しばらく使わずにいたものを、先日の雨でようやく強制デビューさせることに…

クニルプスについては、’22/9/7の記事を転載させていただきます。

世界で最初に折りたたみ傘を生み出した老舗ブランド、Knirps(クニルプス)。
ドイツのメーカーですが、ヨーロッパ全域でKnirpsといえば、折りたたみ傘の代名詞となっています。
自分ではずっと買わずに過ごしてきましたが、実は過去に2人、私が送別会の幹事を引き受けた際に転出者への餞別にこれを贈ったことがあります。
貰った本人や周囲としては、『なんで折畳み傘?』
しかも『これ何処のブランド?』、『なんて読むの?』みたいな反応になりますが、『どうせアイツのチョイスだから、有名なブランドちゃう?』といった感じで喜んでもらっています(そう信じています…)

それがようやく自分のものに!
貰っておいてイヤらしい話しですが、価格は8千円とそれなりに。
ただ、サイトをご覧になれば分かりますが、兎に角お洒落なデザインが無数に用意されています。
メーカー保証はなんと5年!
尤も5年間もレシートというか購入履歴を保持される方は余程几帳面な方かと…

筆者愛用の LOLA PALTINGER Polka Red

機能的には、ワンタッチボタンで開く、そしてワンタッチボタンで閉じる。
そして、専用のケースにスッキリ収納。
プレゼントにも自家用にも、お薦めです!

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