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『柳楽優弥』と『なぎら健壱』がただならぬ関係かもしれない件

火曜日は音楽ネタで。
と言いつつ唐突ですが、サントリー『金麦』のTVCMに、黒木 華さんと柳楽 優弥さんが出演しています。
柳楽 優弥(やぎら ゆうや)さん、1990年東京生まれの31歳。
苗字の漢字の読み方が難しいというか独特ですね。

柳楽優弥さんといえば、2019年の『WOWOW』のTVCM『旅館篇』で、なぎら健壱さんと有村架純さんと共演しています。
温泉旅館で、柳楽優弥さんと有村架純さんが風呂から上がってくると、なぎら健壱さんが『フフ フフーンに入っちゃおうかな〜』とステージでギター弾き語りをしています。
柳楽優弥さんが驚いて『おやじ!?  生きてたのかよ!』と涙ぐむという、摩訶不思議なCMでした。

WOWOW CM『旅館篇』柳楽優弥・有村架純(2019年)

ここで気になったのが、柳楽優弥さんと なぎら健壱さんの関係性です。
実は、WOWOW のCMでは生き別れになった親子を演じているわけですが、この二人、あながち無関係ではなさそうなのです

なぎら健壱さんは1952年・東京生まれの69歳。
50歳以上のフォークソング好きにはお馴染みですが、アルフィーの坂崎幸之助と並び称される『フォークソングの生き字引』
高石ともやに感化されてフォークに目覚め、西岡たかし・高田渡を聴いて育ち、大塚まさじ・加川良・斉藤哲夫・坂田おさむらと、日本フォークの一時代を担ってきました。
カントリーやブルーグラス系のシンガーではありますが、一番のヒット作と言えば自身の作品ではない『いっぽんでもニンジン』(あの『およげ!たいやきくん』(1975年)のB面)です(同作は なぎらけんいち名義)。
なぎら健壱はもちろん芸名で、本名は 柳楽健一(読みは同じ=なぎらけんいち)。

『いっぽんでもにんじん』(なぎらけんいち・1976年)

気がつきましたか?
やぎらゆうやさんも、なぎらけんいちさんも、苗字の漢字は『柳楽』なんです。

柳楽姓は他にも、なぐら・なら・やぐら・やなぎ・やならく・やながく・やなぎがく・やなぎら・やがら・りゅうらく・りゅうがく…と、様々な読み方があるそうで、全国人数は約2,400名。その半分は島根県(特に出雲市)に住んでいらっしゃるそうです。
(名字由来net より)

柳楽』をそのまま読んで『やなぎらく』。
1・3・4文字目を拾って『やぎら』、2・3・4文字目を拾って『なぎら』ですね。

それだけのことですが、件の WOWOW のCMをキャスティングした人はこの事実を知ってのことか知らずにか…、ちょっと興味があります。

因みに、CMのみならず数多のドラマや映画に出演されてきた なぎら健壱さんですが、さすがに70歳目前で出番も減ってきています。その芸風は、モノマネ芸人の古賀シュウさんがかなり精度の高いモノマネ芸を披露してくれていますので、シュウさんの名前もちょっと憶えておいてあげてください(笑)

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