『藤井聡太五冠』の『高級ドライヤー』が『金箔23.75K』だった件
土日はノンジャンルで、思い付いたことを呟きます。
愛知県瀬戸市出身のプロ棋士・藤井聡太五冠(19歳)が2月に『王将』を獲得しましたが、4/11(月)にその就位式が開催されました。
毎朝出勤前はご当地東海3県のニュースや天気予報を見る為に地方局のローカル番組を流しっ放しにしていますが、名古屋生活のこの数年、『フジイソウタ』のニュースを聞かなかった年はありません。彼が勝っても負けてもニュースになり、『勝負メシ』で何を食べたかが話題になってそれと同じメニューをレポーターが食べに走り、対局中のデザートが特定されればそのショップに早朝から行列ができるフィーバーぶりが続いています。
少なくともローカル番組では、『藤井』といえば『藤井 風』ではなく『聡太』。
将棋のタイトルなど、なんとなく聞き覚えがあるくらいでしたが、彼のおかげで『竜王』・『王位』・『叡王』・『棋聖』そして『王将』という冠があるということを知り、聡太氏が史上最年少で五冠を達成した経緯も見守ってきました。
さて、就位式では将棋連盟からの『記念品』が恒例となっているようで、今回その記念品は当の聡太氏自身が『ドライヤー』を所望したとのことです。
ドライヤーって、あの洗髪後に髪を乾かす小型家電ですが、価格帯はけっこうピンキリ。
昔ながらの ブォーって温風が出るだけのものから、マイナスイオンだの遠赤外線だの、静音タイプだの軽量タイプだの、挙句には羽根がないだのコードレスだのと様々な高性能化・高機能化、そして高価格化も進んできています。
果たして藤井聡太氏のリクエストに対して連盟が選んだドライヤーはどのようなものなのか?
記者会見での聡太氏の発言より
文節毎に挟む『はい』が多いのはご愛敬として(笑)、常々、受け答えが丁寧でかつ言葉遣いが上手な青年だと思っています。19歳、高校を卒業したばかりの若さで、書き言葉なら兎も角、話し言葉で『長らく使っている』なんて言い回しができるというのも素晴らしい。小学生の頃から毎日、新聞を精読していたことが、語彙力・文章力の源。
ところで、彼の希望で贈呈された『高級ドライヤー』ですが、お節介なテレビ局の努力でメーカー・モデルまで特定に至りましたので、紹介しておきます。
ヒントは、報道にあったこの一節。
・高級(高額)
・本体に金箔
・収納ケースに文字
この条件で引っ掛かったのが、『Dyson Supersonic Ionic Blue & Gold』。
あの、ダイソンです。
あの、羽根がないやつです。
この機種で間違いないことは、番組がダイソン社広報に電話で確認済。専用収納ケースには、サービスで文字が刻印できるとか。
で、Blue & Gold の Gold は『金箔(23.75K)』です。23.75Kといえば純度98.96%ですから、ほぼ純金ですね。
イタリア・フィレンツェ産の金箔を用いて、日本の金箔貼り技術を習得したスタッフによって手作業で貼られているそうです。
販売価格は 58,300円(税込)でダイソン直販専売モデル。
459件のレビューがあり、平均4.6点。というか、459人の方がこの6万円のドライヤーを購入されている!
世の中には多くの富裕層がいらっしゃるものです。
ところで、棋士も大物になってくると、テレビ放映やネット配信に向けてヘアメイクがつくそうです(渡辺明さんや佐藤紳哉さんなど、ヘアメイク不要の著名棋士もいらっしゃいますが…)。聡太氏はあのくせ毛ですので、自宅でもこのダイソンでうまくセットできればいいですね。
藤井聡太五冠の益々のご活躍をお祈りしています!
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