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アンパンマンの戸田恵子さんに、キャリア論を見た件

月曜日はキャリア関連のことをいろいろと。

名古屋市に単身赴任中の身ですが、連休は久々に京都の留守宅で過ごしました。
留守宅では紙の『京都新聞』を購読しているのですが、家人も長男も新聞などとんと読む習慣がない。私自身もたいていのニュースはYahoo!ニュースで毎日チェックしていますので、古い紙面を読み直すこともありません。唯一の楽しみは小学生向けの週刊『ジュニアタイムス』、いわゆる小学生新聞です。

7/10()号の『わくわくインタビュー』に、戸田恵子さんが登場されていました。
愛知県名古屋市出身。『ラヂオの時間』・『マジックアワー』等、三谷幸喜作品で有名な大女優であるとともに、1988年から34年に亘って(私の会社人生と同じ歴史!)『アンパンマン』の声優もされています。

インタビュー記事ではシリーズ38作目となる映画『それいけ!アンパンマン』にまつわるお話しが進みますが、後半の方の戸田さんの言葉が沁みましたので、少しだけ引用させていただきます。

Q.頑張っても、うまくいかないときは?
『絶対にこうした方がいいという答えはありません。
でも、行動をしないと、そこにとどまっているだけ。
できる、できない、ではなく、やるか、やらないか。
一歩踏み出さないことには、景色は変わりません。
後ろに一歩でも、景色は変わります』

まずは、『できるできないではなく、やるかやらないか?』
我々大人には有名過ぎて、もう聞き飽きた格言かもしれないけれど、実際には実践できていない耳の痛い言葉。それを小学生に優しく諭しています。

それと、『一歩踏み出せば、景色が変わる』
私は、40歳頃で周囲が課長になる時期になかなか課長になれなくて、惨めなほどに焦っていましたが、上司から『なんでそんなに課長になりたいのか?』と問われて、こう答えていました。
『課長職の高みから見る景色は、今見ている景色ときっと違うと思っています。新たな景色を見て、新たな挑戦をさせてください!』
で、その2年後にようやく課長になれました。
ただ、その後は5年待っても10年待っても部長昇格の声は掛からないまま、役職定年の時期がやってきます。
昨年、役職を勇退して初めて、いろいろ見えてきたものもありました。
なんだろう?
ガムシャラに前ばかり向いて、『小さな一歩(small step)』を積み重ねてきたことも大事だったけど、この1年、役職を退いた立場で社内や社外を見渡すと、今まで見えていなかったものや敢えて見てこなかったものが、少しずつ視野に入ってきました。
それを戸田恵子さんは、『後ろに一歩でも、景色は変わる』と表現されたのでしょうか。

実は長女が幼少の頃に一緒に聴いていた主題歌『アンパンマンのテーマ』
この出だしの歌詞も、私の人生訓。

『もし自信をなくして、くじけそうになったら、
いいことだけ、いいことだけ、思い出せ!』

意味もなく、少し涙ぐんでいます。
最近とみに涙腺が弱いです。

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