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赤ちゃんのうんちって大人とどんな違いがあるのか調べてみた


こんにちは、かっちゃんです。

僕は東南アジアのとある国に住んでいるのですが、
時々辛いものでおなかを壊してしまうことがあります。
そこでふと疑問が…赤ちゃんのうんちって…どうなんだろう?と(笑)
1か月ぶりの更新は赤ちゃん~幼児期のうんちについて!
今回も調べたことをまとめていきます!

尚、今回は「うんち」というワードがたくさん出てきます(笑)
もし不快に感じる方がいましたら、この時点でそっと戻るボタンを押してください。
食事中に読むものでもないので、食事中であれば後程読んでください。
それでは行ってみましょう!!


1. うんちって何?

食べたものが胃や腸の消化器官で消化・吸収され、残ったもの…
これがうんちです。
うんちは、水分が70-80%、食べかすや腸の細胞が10-20%、腸内細菌が10%程度となっています。
水分が多いほど、軟便になりやすく、多いと反対に硬いうんちになりますね。



2. 大人のうんちと赤ちゃんのうんちの違い

大人のうんちは脳からの指令で、便を出す・出さないの指示がありますが、赤ちゃん、特に産後すぐの場合は、腸の反射的な動きでうんちが出ます

生後2,3日は胎便と呼ばれるうんちが出てきます。
胎便は皮膚の細胞・粘液・産毛、羊水の中で飲み込んだものが出て、ドロドロとした黒色や緑色の粘り気があるうんちが出てきます。

新生児のうんちは軟らかいので、力を入れなくても出てきます。
生後3ヶ月くらいで、成長とともに筋量も増え、腹筋の力を使ってうんちが出せるようになります。



3. 年齢ごとのうんち

月齢・年齢ごとにうんちも変わってきます。
月齢・年齢 / 1日のうんち回数 / うんちの状態
の順で下にまとめていきます。

月齢・年齢 / 1日うんち回数 / うんちの状態
0~1か月 / 2~10回 / 液状
1~6か月 / 2~10回 / 泥状・軟便
6~12か月 / 数が減っていく / 形ができはじめる
1~2歳 / 1~3回 / 形ができる・硬くなる
2~4歳 / 1~2回 / 形ができる・硬くなる

というように成長に伴ってうんちも大人がするうんちと同じようになっていきます。
これは成長に伴い、消化器官が発達していくこと、母乳・ミルクから離乳食、通常食になっていくためです。

うんちの回数とどういう質なのかというのがわかったところで
うんちの色についてみていきたいと思います。



4. 赤ちゃんのうんちの色でわかる健康のパラメータ

うんちの色は大人と違うので、びっくりすることがあります。
僕も赤ちゃんのおむつ替えを手伝ったときに驚いた経験があります。
一体どんな色がどういう意味を持つのでしょうか?

鮮やかな黄色
離乳食が始まる前、胆汁の色がうんちに残って、鮮やかな黄色に。
小さなつぶつぶも見られます。
十二指腸の発達が十分でないため、胆汁の色が残ってしまいます。
母乳を飲んでいるときはこの色になり、母親の食べたものの色に影響される場合もあります。


緑色
うんちが酸性になり、黄色の胆汁が酸化して緑色になります。
母乳に含まれる乳糖が乳酸菌の生成を促して、うんちが酸性になります。
また、母親が緑色系統の野菜をたくさん採ったあともこのような色になりやすいとされています。


茶系の色
離乳食が始まってくると茶系の色になっていきます。
また、消化器官が発達しきれていないため、食べたものがそのまま出てくることもよくあります。


赤色
にんじんやトマト、スイカ等を食べた後のうんちであれば、
上記にも書いたように食べたものがそのまま出てきていると考えられます。
血が混じっている場合、うんちが出るときに切れ痔のような形で血が付着することが考えられます。

ただ、血が混ざっていてかつ、突然吐いたり、おなかが痛そうにしている場合は、消化器官からの出血が考えられる場合があります。
また、うんちがいちごジャムのような赤いうんちだと、腸重積症の可能性があります。
いずれにせよ、うんちだけでなく、身体のどこかにも並行して異常がみられる場合はすぐに病院に行った方がよさそうです。


白色・灰白色
母乳やミルクを与えるときは、それらに含まれる脂肪分による影響で、
白いぶつぶつとして出てくることがあるので大きな心配はないとされます。
ただし、うんち全体が灰白色で長く続く場合は、胆汁が分泌されていないととらえることもできるので
こういう場合はやはりお医者さんにかかったほうがよさそうです。

当初はびっくりする色でも、
本当に気を付けた方がいいのは赤色(特にいちごジャムのような質と色)、
長く続く白色・灰白色というのが良くないということですね…

次は便秘についてみていきたいと思います。



5. 便秘

赤ちゃんは3-4日1度うんちをすることもしばしばあります
ただ、うんちをするときにずっといきんでいて出てこなかったり、出てきても軟らかいうんちの場合は、うんちの出し方の訓練が必要と思われます。
おなかに力を入れること、骨盤底筋に力を入れることを少しずつ学んでいくことで、うんちの出し方がわかってくると思われます。

ただ、便秘時期に食欲がなくなったり、
体重が増えてこない、おなかを痛めているという場合は
病院に行って受診したほうがよいかもしれません

便秘改善としては、おなかのマッサージをする、
離乳食が始まっている場合は食物繊維の多い野菜(キノコなど)を摂る、
また、早寝早起き、生活リズムの確立といったようなことが重要
になってきます。



6. うんちを調べていたら腸について興味がわいた件

うんちについて調べていたら、うんちが作られていく過程としての
腸が面白いなと感じてきました…
最近は「腸活」という言葉も流行っているので、
赤ちゃんや幼児期の腸について調べていきたいと思います!
ということで次回は腸について!
楽しみにしていてください!!


おわり


●今回参考にしたもの●
赤ちゃんのうんちの色で成長と健康チェック!
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