さっそくバチが当たりました(;^ω^)

 「わたしは異常に運が良い! とくにお天気! わたしが出かけると雨がやむ!」そう自慢していた矢先、さっそくバチが当たりました!

 普段はチャリで移動しています。引きこもりなので出かけることはほとんどナイのですけれど、どうしてもな用事で出かけないといけなかった。その用事は「出金」と「通院」です。お金を下ろさないと生活できませんし、お薬をもらわないと血圧が上がって危ない。バイトが休みの日にお天気が良かったら出かけよう。そう思って雨がやむのを数日待っていたのですけれど、ぜんぜんやまない。明後日からバイトや登録販売者の研修で身動きとれなくなるから、今日中に行かないと。それでもやまない。

 「傘をさして歩いて行こうか?」住んでいる場所は田舎なので、銀行や病院まで距離があります。それにお買い物もしたい。重い荷物を持ってトボトボ歩くのはイヤだなぁ……。なんとか自転車で……。タンスの奥からビニール製のレインコートを引っ張り出しました。いつか使うかもと思って買っておいたけれど、今まで使う機会がなかった(←いつも晴れていたから)。でも今日は必要。コレ、どうやって着るんだろう??

 今までの人生でレインコートを着た経験がなかったので、クビをひねりながら着用しました。何度も着たり脱いだりしてみたので、お出かけした時は裏返しになっていましたけれどメンドクサイ。裏返しのままチャリに乗ってお出かけしました。

 お出かけして3秒で濡れネズミになりました。ww ビショビショ!!ww でも今日行かないとダメなの!! 突撃いいいい!!

 ビショビショのまま銀行へ行き、ビショビショのまま病院へ行きました(;^ω^) そしてビショビショのままお買い物を済ませ、見事に任務完了です! オレ、がんばった!! よくやった!!

 滋賀は田舎なので車がナイと生きていけないと言われます。たしかにほとんどの方が車で移動しています。でも昨日チャリでウロウロしていると、同じようにチャリに乗っている方や原付バイクで移動している方、それに徒歩で移動している方もたくさんお見かけしました。今までわたしが気づかなかっただけで、視点が変わると見える景色も変わるようです。知らなかった。

 急に思い出したので、シェアさせてください。創作仲間の幻邏さん(お米アレルギーという珍しいアレルギーをお持ちの方。noteや小説家になろうでアレルギーに関する実体験記事を書いていらっしゃいます。面白くてためになるので、ぜひご高覧ください☆)から「花粉アレルギーの薬は、症状がなくても予防のために服用したほうがいいですよ(^▽^)」そう教えてもらいました。アレルギーのプロ(?)の幻邏さんがおっしゃるなら間違いないと思っていたら、病院の先生と薬剤師の先生も同じことをおっしゃっていたので、本当に間違いないと思います。症状が出てから服用すると、効果があらわれにくいらしい。

 そうはいっても症状がほとんどナイかたもいます。わたしもそうです。たま~に鼻水がダバダバ出るくらいで、普段は困らない。そういう方は花粉予報を見て「明日は花粉が多いらしい」と思った時に服用しておくと、翌日の花粉襲撃に備えることができるそうです☆

 話を元に戻します。視点が変わると見える光景が変わるお話です。

【ルポ】自宅から完全にバリアフリールートだけで移動してみた | ロケットニュース24 (rocketnews24.com)

ロケットニュース24(オモシロイです!)の御花畑マリコさん(オモシロイです!)の記事です。車椅子で通れるルートだけで目的地へたどり着けるか?というルポです。いつも何気なく歩いている道が、車椅子だと通行できない……。立場が変わると世界も変わるんだなぁと深く考えさせられる記事でした。

この記事を読んで思い出したのですけれどわたし、歩けなくて杖をついていた時期がありました。原因はいまだにナゾです。何かのバチが大当たりしたのだと思います(;^ω^) 病院を6か所くらい転々としましたけれど「歩けないのはメンタルが原因!」とお医者さまたちに断言されて、仕方ないので杖をついていました。それってメンタルが原因だったのかなぁ? たしかに仕事はしんどかったけど……。 いったい何のバチだったんだろう??

痛くて歩けないので一時は車椅子を覚悟しましたけれど、杖があればヨチヨチ歩くことができたので、ずっと杖をついていました。期間は5~6年くらいかなぁ? 40代で杖をついていたので、かなり目立っていたようです(;^ω^)
歩いているとよく杖をついているおばあさんから「アンタ、どうした!? わたしはな……」そう話しかけられていました。ww 杖仲間がたくさんできました♪♪

御花畑さんの記事にも書いてありますけれど、駅のエレベーターや車内の車椅子スペースなど、障がい者のための設備って遠いのですよ……。階段ならすぐ改札へ行けるのに、エレベーターだとすごく遠くまで行って乗って、そこからまた遠い改札へ行かないといけない。杖でも大変なのに、車椅子はもっと大変だと思います! 

手すりでは苦労しました! 手すりがあれば歩行困難でも歩けると思っていたのですけれど大間違いでした! わたしは右足が痛くて右手に杖を持って歩いていました。だから手すりは右じゃないとダメなのです。左にあっても意味がない。そうは言っても駅の階段は一方通行なので、左にしか手すりがない場合もあります。そういう時は人が少なくなるのをひたすら待って、階段を逆走(!)していました。すみません。エレベーターは遠すぎるから、間に合わないのです。その節はご迷惑をおかけしました。もし手すりを持って逆走している人を見たら「そういうことか」と思っていただければ助かります。ご迷惑でしょうけれど……。すみません……。

空港でも苦労しました。搭乗口まで遠い! やっと到着したら金属探知機に引っかかりまして、杖の持ち手が金属でした。杖を預けてゲートをくぐらないといけないのですけれど、杖ナシじゃ歩けない……。途方に暮れていると木製の杖を貸してくださったのですけれど、杖ってミリ単位で高さを調整しないとダメなんです。長すぎても短すぎてもダメ。借りた杖は短すぎて、めっちゃ足に負担がかかる! ほんの3メートルほどですけれど、ムリして歩いたせいで後が大変でした! 

タラップは何とか上ることができましたけれど、車椅子の方には無理だと思います。機内でトイレも……難しいでしょうね。わたしは機内でトイレに行かなくてすむように、水分を飲まずに挑みました(;^ω^)

感謝していることもあります。杖をついているのを見た係の方が搭乗機に連絡してくださったようで、乗降時に配慮をしてくださいました。タラップを乗り降りする際にCAさんやメカニック(?)の方が付き添ってくださいました。その節はありがとうございました!

そしてCAさんの案内で、一般の乗客とちがう最短ルートで出口まで案内してくださいました。スタッフ用なのかな? 普段は使えないエレベーターを使って、あっという間に出口でした。

普段は何気なくウロウロしているところも、立場が変わると激変します! 知らない場所はさらにムズカシイ! 地図を確認して「この距離なら行ける!」そう思って突撃してみたら、長いながい階段が(;^ω^) すみません。階段はムリです。そう言ってあきらめたコトが何度もありました。

わたしは想像力がないので、実際にその立場にならないとわかりません。杖をついた経験は大変なことも多かったですけれど、学びも多かったです。そして杖なしで歩けるようになったら、雨の日にビショ濡れになりながらお出かけする経験もできました♪♪ ビショ濡れになるのはイヤですけれど、それを日常にしている方がたくさんいらして、やってみれば意外とできたコトも大きな収穫でした♪♪ それに雨の日の世界は、美しいですね☆ 春先の雨の世界はしっとりして、とても綺麗でした♪♪ 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます(^▽^)

お読みくださっただけでもありがたいのですけれど、わたしからお願いを1つだけ。

あなた様が車でお出かけの際に、車じゃない人(徒歩、杖、車椅子、チャリ、バイクなど)の近くを通過する場合は、ゆっくり運転でお願いしたいです。車の方は気づいていないのですけれど雨の日に車が走ると、水たまりの水がおもっきしかかるのです(涙)。ドロ水を浴びると、めっちゃ凹みます(涙)。

そして近くを車が猛スピードで走ると、ヨロけるのです。これはバイクでもよくありました。車の起こした風に巻き込まれてヨロヨロ……となるのです。バイクごとコケそうでめっちゃ怖い! そして杖だと実際にコケます(;^ω^) 踏ん張る力がナイので、いとも簡単にコケます(;^ω^) 後続車にひかれそうになって、何度も怖い思いをしました(涙)。

まとめ:人(または動物)の近くを通るときは、ゆっくり運転でお願いします☆  

ちょっとした優しさで、杖や車椅子の方のお出かけがぐっと楽になります♪♪  社会的なバリアフリーの設備はまだまだですけれど、皆さまの心意気でカバーできる部分は多いです! 

どうぞよろしくお願いします(^▽^)/


サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪