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人生の先輩が30代で後悔したことから学ぶ生き方

30代を無難に生きるな/永松茂久著
を読んで、
30代は人生における基礎
確立させる年代だということが
理解できました。

しかし、
読んだのは永松茂久さんの主張のみ。

おそらく、30代の生き方や
「こうすべきだった」という後悔は
10人いれば10人あると思います。

そのため、他の意見
読んでみたいと思い、
手に取ったのがこちらの本。

大塚寿さんの、
30代を後悔しない50のリスト 
1万人の失敗談からわかった人生の法則

1万人のインタビューをもとに、
人生の諸先輩方が
30代の時にこうすればよかった
という後悔がまとめられた本です。

著者の大塚寿さんが、
リクルート出身の
バリバリのビジネスマンのため、

内容としては、
ビジネスマンとしての
会社人生の歩み方や、
ビジネスの姿勢、
という色が強いです。

しかし、
心構え」という意味では、
ビジネスマンでも
そうでないあなたでも同じです。

今回は、
松島寿さんの本から得た
30代の後悔をもとにした教訓
を記録していきたいと思います。



1.あなたの人生のテーマはあなたの中にはない

自分のテーマを見つけるために,
自分の中」に答えを求めないこと。

自分のテーマとは、
自分のどんな強みを
どんな領域で育てていくのか、
どんな領域を選ぶのか
ということです。

多くの人は、
自分のテーマを考えて、
考えて、考え抜いて・・・
自分の中から見つけようとします。

しかし、
成功している多くの諸先輩は
自分の中ではなく、

新たな出会いや、
周りの人からの助言など、
自分の外から答えを見出しています。



2.社会人に必要な3つの力を身につける

・実務能力
・共感力
・自分プレゼン力

諸先輩方が「身につけておきたかった」
と感じる、
社会人に必要な3つの力は、
上記の3つです。

その中でも最もベースとなるのが、
「実務能力」です。

実務能力とは、
営業、技術、生産、人事など・・・
それまでの実務で身につけた
能力のことを指します。

40代では、
それらの実務能力をベースに、
プラスαとして
マネジメントをしたり
育成をしたりすることになります。

そのため、
ベースとなる実務能力が
しっかりしておいて
損することはありません。



3.あらゆることに首を突っ込む

時間の無駄と言って、
頼まれごとや
さまざまなチャンスを
避けてはいませんか?

色々なチャンスに、
フットワーク軽く取り組めるのも
30代の特権です。

さまざまなことに
首を突っ込むことで、
自分の幅が広がり、

今後出てくる選択肢に対しても、
柔軟な対応を取ることができます。

真面目に、なんでもかんでも
線引きをしてしまうのではなく、
少し自分の枠を超えて
色々チャレンジしてみましょう。



4.「朝型」「読書」の習慣を取り入れる

人生の先輩方が
「身につけておきたかった」
と感じる習慣のトップ2が
「朝型」と「読書」です。

朝は、誰にも邪魔されず
自分で自由に使える時間。

そして、読書は
コストパフォーマンスの高い
学びです。

それらはどちらも、
単発的に行うものではなく、
習慣として身についてこそ
得るものが大きくなります。

どちらを習慣化するにおいても、
まずは「1週間続ける」とかわ
「3ヶ月続ける」といった、
小さな目標からクリアし、
習慣化を目指せると良いですね。



5.コミュニケーションは、「目」と「気」を遣う

よくできる営業マンは、
口が立って話が面白い、
そんな風に思っていませんか?

しかし、ただ口が立って
ベラベラとその場をつなぐ
おしゃべりだけができても
意味はありません。

30代からは、
ある程度の責任感を求められます。

そのため、
コミュニケーションの場においても、
「目配り」と「気配り」を忘れずに、
相手への関心と想像力を働かせ
コミュニケーションを
取るようにしたいですね。

簡単に身につくことではありませんが、
意識することで
必ず積み重なっていくスキルです。

自分自身の枠を超えた、
学びを得るためにも、
コミュニケーションスキルは
身につけていきたいですね^^


6.成果を出すためには、優先順位を決める

ビジネスにおいても、
プライベートにおいても、
やるべきことややりたいことが
一気に増える30代。

その中で成果を出すためには、
何をやり、何をやらないか、
という選択をし、
優先順位をつけることが大切です。

いわゆる、「デキる人」
というのは、
このスキルを身につけている人が
非常に多いです。

もし、あなたの身近に
「デキる人」がいれば、
その人の行動を
よーく観察することから始めましょう。

優先順位をつけられると、
何かに「追われている」という
感覚から抜けられるので、
自然と主体的に、
ポジティブにもなれますよ^^


7.年収を上げることにこだわる

年収の土台を作るのも三〇代なのです。

この一〇年で年収にこだわらない人は、
その後上がることはないでしょう。

自分の市場価値を視野に入れつつ
転職や独立をするのか、
あるいは自社で出世していくのか、

選択肢はそれぞれありますが、
三〇代で動かない人は
四〇代以降で
必ず後悔することになるでしょう。


大塚寿『30代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則』より引用

あなたが欲しい年収をまずは決め、
そのためにどのように
進んでいくべきなのか、
意識するようにしましょう。

意識せずにダラダラしていると、
知らぬ間に時間はすぎ
40歳になっています。

40歳から、
突然出世街道に
抜擢されることや、
年収を上げることは
非常に難しく、

いわゆる高級取り
と言われる人は、
若い時分から年収を上げることを
意識しています。



8.お金との付き合い方を考える

お金には対価が必要
だという発想がないと、
お金はそもそも増えません。

良い仕事をすれば
その対価としてお金が増える。

節約・貯金の対価として
お金が手元に増える。

リスクを張った対価として
お金が増える。

お金が勝手に増えることはなく、
良い仕事をしないと
お金は増えません。

そして、
「お金を貯める時期」と
「使う時期」を決めるなど、
自分の中でのルールをきめ、
うまくお金と付き合いましょう。



9.健康を意識する

あらゆる病気や生活習慣病は
その名の通り、
普段の食生活や睡眠、運動など、
あなたの生活習慣が原因です。

毎日残業をして、
夜遅くまで飲み明かして、
休日はベットに根を張るように
眠って・・・・・

そんな生活をしていると、
健康を害するリスクは
どんどん上がってしまいます。

あなたが達成したい目標を
達成するためにも、
「体が資本」ということを
忘れないようにしましょう。

野菜をたくさんとる、
睡眠をたっぷりとる、
適度な運動をするなど、
できることからやっていきたいですね。



10.ストレスへの対処法を知る

対ストレスに関しては、
いかにストレスに耐えるか、
ということよりも、

心を折らないように、
トラブルの乗り越え方や、
未然に防ぐ方法、
キャパオーバーにならない方法を
見つけ出すことが大切です。

ストレスに対しては、
どんなに強靭なメンタルを
誇るビジネスマンでも、
キャパオーバーすることがあります。

メンタルが強い、弱いではなく、
どのように付き合うか、
対処するか、
自分に合った方法を
知ることを心がけましょう。



11.利他の心を持つ

人の役に立つこと、
つまり利他こそが、
幸せの近道です。

人の役に立ち、
社会とつながることで、
人は幸せを感じることができます。

あなた自身が幸せになるためにも、
あなたの周りの人が
幸せになるためにも、
利他の心を忘れないようにしましょう。



最後に

40歳を迎えた時に、
あなた自身の30代を
後悔しないためにできることを
10個まとめてみました。

1.あなたの人生のテーマは
 あなたの中にはないことを知る

2.社会人に必要な
 3つの力を身につける

3.あらゆることに首を突っ込む

4.「朝型」「読書」
 の習慣を取り入れる

5.コミュニケーションは、
 「目」と「気」を遣う

6.成果を出すためには、
 優先順位を決める

7.年収を上げることにこだわる

8.お金との付き合い方を考える

9.健康を意識する

10.ストレスへの対処法を知る

11.利他の心を持つ

実はこれ、
20代は〜〜〜みたいな
タイトルの本に書いてあることと
基本原則は変わりません。

ただ、
20代と大きく変わるのが、
社会からのみられ方」です。

良くも悪くも、
30代は成熟した大人、
結果を出せる人として
みられますので、

世間からは
当たり前のように
厳しくみられます。

そんな中でも、
強かに生き抜くために、
できることは意識して
自分らしく生きていきたいですね。



\参考にした書籍はこちら/


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