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ワークとライフをわけずに重ねる生き方

多くの女性が悩む、
仕事(ワーク)と生活(ライフ)のこと。

この2つを、
分けて考えることが一般的で、
ライフプランニングでも未だに、

「結婚したら、仕事を辞めて」
とか、
「子供が小さいうちは、、、」
とかいうアドバイスをされます。


もちろん、
子供と少しでも一緒に居たい。
でも、社会に取り残されている気がして、
仕事にも復帰したい。

そんなジレンマに
悩まされている人は多いはず。


そんな悩みに対し、
本書では、著者の大瀧純子さんが
試行錯誤しながら、
仕事と生活を生き抜く様子が書かれています。


そして、社長として、
子育てをしながら、
苦労して試行錯誤しながら、
仕事を進められている様子に、
感銘を受けました。



女の仕事7箇条

大瀧さんが仕事を進める上での
7箇条が紹介されていました。

①脱・男の会議
②ワークとライフをわけない
③子育て仕込みの「褒め方・叱り方」
④美しい仕事をする
⑤ビジュアライズする
⑥考えるけど悩まない
⑦鉄則・仕事が真ん中

どれも、共感できる内容ですが、
② ワークとライフをわけない
は、今まで聞いたことがなかったのですが、
強く共感できました。

「仕事は17時まで!」
「それから家事!」
とうまく分けることができればいいですが、
思うようにいきません。

そこで、
会社は15時に出るけれど、
この資料は今晩中に仕上げる、
勤務時間だけでわけなければ、
働きやすい。と書かれていました。


たしかに、
1日を通してであれば、
時間をみつけて出来るけれど、
時間内には難しい…
ということはありますよね。


それを、今までは
先輩からも聞いたことがなく、
本でも読んだことはありませんでした。

しかし、本書でそう書かれているのをみて、
新しい選択肢ができました。

完全に切り離そうとするから、
ぐちゃぐちゃになってしまう。

あえて、切り離さずに、
仕事と生活を重ねるようにすれば、
出来ることも増えます。


そんな新しい視点を与えてくれた本でした。

他にも、仕事でミスをしない方法や、
悩みとの付き合い方など、
女性だけでなく、
全ての社会人に読んでもらいたい
アドバイスがいくつもありました^ ^




参考

女、今日も仕事する
著者:大瀧純子
出版社:ミシマ社

(株)シナジーカンパニージャパンの社長で、
創業メンバーの一人。
出産を機に仕事を辞めるも、その後在宅での商品開発やバイヤーなどを経て、同社の社長へ就任。

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