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これからの時代を強かに生きるために

私の場合は毎日のように、
仕事として「社会に良いことは?」
と思いを巡らせていくうちに、

自分個人も
その社会の一員であることを
改めて意識するようになり、

結果として、
自分の生き方自体を
働き方に反映していくようになりました。


鈴木恵里子
『これからは、生き方が働き方になっていく』より引用

ミスルトゥという、
ベンチャー投資の会社で働く、
鈴木恵里子さんの言葉です。

自分の生き方自体を
働き方に反映する

そんなことができれば、
最高なんじゃないか。

そう思いますよね。

しかし、鈴木絵里子さんによれば、
生き方=働き方という考えは、
今後スタンダードになるとのこと。

今の日本では、
まだその状態には至っていませんが、
少しでも早く
その考え方で働けるよう
アドバイスをくれています。


「価値観」が変わっている

AIの普及や、
商品の飽和による反消費活動などにより、
最近は時代の大きな変革期と言われています。

少し前までの資本主義社会では、
「お金」になるかならないか
ということに価値がつけられていました。

しかし、最近では、
お金になるかならないか、
という感覚以上に、

幸・不幸」や、
面白いかどうか」などの尺度で
価値を感じる人が増えています。

AIの普及により、
様々な仕事を機械化でき、
商品を大量生産できる一方で、

人間の営みに関しては、
人間味
より重視されるようになったのですね。

これは、鈴木絵里子さんだけでなく、
成毛眞さん、尾原和啓さん、
また、『ニューエリート』の著者
ピョートルさんも
同様のことを言われていましたね。




変化の時代を生き抜く力

これからの変化の時代を
強かに生き抜くためには、
3つの力が必要と、
鈴木絵里子さんは主張します。

<変化の時代を生き抜く「3つの力」>
・COFIDENCE
(自信。自分の声を聞き、それを信じて行動する力)

・CONNECtiON
(信頼と共感を通じて人と繋がる力)

・COMMUNITY
(連帯感や支え合いから、自分を増幅していく力)

要するに、
自分を信じ、
仲間や同僚とのコネクションを楽しみながら、
複数のゆるいコミュニティに参加をする。

そして、その中で、
成長し合いながら、
理想の未来のイメージを抱き、
進んでいく、ということです。



変化に柔軟に、アップデートを重ねて

3つの力で少し触れられた、
「成長」をするために、
提案されている考え方が、
OODA(ウーダ)」です。

変化の非常に多い時代、
「PDCA」のように
綿密な計画ありきでは、
柔軟性が足りません。

そこで、活躍するのが
「OODA」の考え方です。


<OODA>
・OBSERVE(見る、観察する)
・ORIENT(方向づける)
・DECIDE(決める)
・ACT(動く)

現状を観察し、把握し、
大まかな方向性を決める、
そして、観察を続けながら、
アクションを繰り返すのです。

加えて、
「変化すること」を
当たり前
と捉え、
常に自分自身をアップデートするのです。

そうやって、
常にアップデートを
重ねられる人が、
変化の時代を
強く生き抜ける人
なのです。



まとめと私の感想

これまでの資本主義社会のように、
「損・得」に価値を感じるのではなく、

人々は、「幸・不幸」や、
面白いかどうか」などの尺度で
価値を感じるようになっています。

同時に、AIの普及などにより、
人々の価値観と時代は
今、変革期にあります。

そんな中で生き残り、
充実した日々を送るには、
3つの力
兼ね備える必要があります。

<変化の時代を生き抜く「3つの力」>
・COFIDENCE
(自信。自分の声を聞き、それを信じて行動する力)

・CONNECtiON
(信頼と共感を通じて人と繋がる力)

・COMMUNITY
(連帯感や支え合いから、自分を増幅していく力)


そして、この3つの力をつけるため、
「OODA」のサイクルを回し、
常に自分をアップデートしていく。

そうすることで、
これからの時代を、
強く生き抜く力がついていきます。


ーーーー

小難しい話が少なく、
非常に読みやすい1冊でした。

が、
既に近い内容を
他のビジネス書でも読んでいたため、
新しい発見といば、

「作者の鈴木さんが、
2児の母でもある」

ということです。


2018年の本なので、
今となっては当たり前のことが
たくさん書かれていますが、

それを、
子育てしながら
実践していくには、

まだ社会制度
ロールモデル
そして、男女両方の考え方
追いついていないです。

2018年だと、
今よりも、理想と現実の
ギャップは激しかったと思います。

そんな中で、
子育てをしながら、
仕事としても成果を残せる、
そして、
自分の生き方=働き方ができている
と感じられるのは
1つの夢のあるロールモデルです。

そんなロールモデルを
知ることができただけでも、
勇気が湧いてきて、
この本に出会えた価値を
感じることができました。



\書籍はこちら/


女性が、どのように
キャリアを歩むのか、
どんな気持ちで生きるべきか
が書かれた本です。

仕事のことはもちろん、
「これからの家族の在り方」
などにも言及されており、
仕事とプライベート、
両方を充実させる方法が
アドバイスされていました。


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