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読書感想文

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ざっくりと本の内容を知りたい方や、雰囲気を知りたいあなたにお勧め。 ヘッダー画像を本のタイトルにしているので、気になる本を選んでご覧ください。
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#読書記録

赤ちゃんの遅寝遅起きは早めに治そう

夫の仕事が、在宅勤務になってから、 夫と子供は朝9時頃に起きる生活を 続けていました。 しかし、 来春からは保育施設への 入園の予定・・・ そして、仕事も始まり 家族の生活のリズムは 大きく変わる予定ですが、 果たして、 「とつぜん生活リズムを変えられるのか?」 ということが心配になりました。 大人は、 程度の差こそあるものの 習慣は意識的に変えることが できると思います。 しかし、未就学の子供の場合。 自ら意識して早寝早起きを することは難しいのでは と考えていまし

アジア人としての日本人

偶然、近くのパン屋さんで 出会ったこちらの本。 本屋さんじゃなくて、 パン屋さんです。 地域経済論、エントロピー論、 南アジア研究などを中心とする 「民際学」の研究者である 中村尚司さんの本です。 今回は、 その本を読んだ時に感じた、 「アジア人の1人としての感覚」 の大切さについて、 書いていきたいと思います。 今回の内容は、 まとまりが悪くなりそうなので、 先に結論を述べておくと、 自分自身が「アジア人の1人」 として、 日本を含めたアジアのことを もっと勉強し

自分も知らない間に「年齢差別」をしていた

2016年頃に発売された、 『LIFE SHIFT』の、 第二弾が発売されたということで、 遅ばせながら読むことに。 内容としては、 「人生が100年時代になる」 という前回の主張と同じで、 より具体的に、 仕事、人間関係、学習 において考えるべき といった内容でした。 特に目新しさはなかったものの、 1つ、 大きな気づきを得ましたので 共有したいと思います。 「自分が年齢差別をしていた」ということ人生100年時代も 現実的になってきたため、 旧来型の、 60歳まで働

老い方は遺伝子だけでは決まらない。

興味深いことに、 ある人がどのように老いるかを 決める要因のうち、 遺伝的要因の割合は 4分の1程度にすぎないという。 つまり、その人自身が取る行動や 自分ではコントロールできない出来事も 大きな影響をもつのだ。 (アンドリュー スコット、リンダ・グラットン 『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』より引用) 知りませんでした。 「老い」は、 生物学的なもので、 芸能人のように手を加えないと 誰にでも同じようにくるものだと 思っていましたから。 自分自身がと

エネルギーの移行がうまくいかない理由

ビル・ゲイツさんの『地球の未来のため僕が決断したこと』から学んだことを数回に渡りまとめていきたいと思います。 今回は、クリーンエネルギーに移行する手段はあるのに、エネルギーの移行がうまくいかない理由について。 エネルギーの移行がうまくいかない5つの理由①移行に巨額のコストがかかるため ②新しいエネルギーの導入にかかるリスクを下げようとするため ③法律や規制が適切でない ④気候変動への対処方法が、選挙の度に代わってしまっているため ⑤気候変動に対する強い合意がな

お金には使うべきタイミングがある

ビル・パーキンスさんの、 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 を読み、 お金を使うべきタイミング について考えさせられました。 もし、漠然と「老後の不安」 を抱えて、貯金しようとしているなら、 考え直した方がいいですよ。 お金をたくさん持ってどうすんの?副題でもある「ゼロで死ね」 はまさにその通りで、 死ぬ時にどれだけ財産を 残しても意味がないのです。 今、 「子供への財産は?」 と思いましたよね。 しかし、例えば95歳で死んだ

老いてからの読書を考えてみる

タイトルと、変わったフォントの 表紙に惹かれて購入した、 津野海太郎さんの『最後の読書』。 自分では想像もつかなかった、 「老いてからの読書」を 考えるきっかけになりました。 この記事では、 「老いてからの読書」を あなたと一緒に 考えていきたいと思います。 老いてからの読書には過去が反映される年齢はどうあれ、 ひとは、それまでに彼が生きた 過去の体験の集積を 丸ごとひっかかえて本を読むし、 読むしかない。 そして老人と老人以前とでは、 単なる事実として、 その集

ページをめくるたびに背中を押してもらえる本

ささいなことにくよくよしない。 恐れにもとづいた決断をしない。 断るべきときは断る。 自分とビジネスを信じる。 人にはやさしく。 謙虚さを忘れない。 グレース・ボニー『自分で「始めた」女たち』より  ジャスティナ・ブレイクニーの言葉を引用 腕を上げるには、 進んで自分の拙さを、 認めなければならない。 グレース・ボニー『自分で「始めた」女たち』より  メアリー・ゴーイングの言葉を引用 自分がやりたいことが はっきりわからなくてもいい。 興味のあることはすべ

30歳から伸びるために

30代も、山あり谷ありの 後から振り返ると面白い人生にしたく、 読み始めた自称30代シリーズ3冊目。 今回は、有川真由美さんの 『30歳から伸びる女、30歳で止まる女』 から得た学びを共有します。 これまで、2冊ほど 30代に関わる本を読みましたが、 今回の本が特別な点は、 女性の目線で書かれていること。 もちろん、気持ちは 男性並みにバリバリと キャリアアップもしたいし、 働きに出たい。 でも、結婚・出産・育児、 これらは自由に 自分の生活から引き離せません。 近

8月に読んだ14冊〜エッセイから資本論まで超雑食読書〜

毎月読んだ本をまとめると、 『おぉ、もう1ヶ月か〜』と 節目を感じられます。 節目を感じることって、 生きていく上で大切ですよね。 節目を感じないと、 充実した日々でも、 ダラダラとのっぺりしているように 錯覚してしまいます。 読んだ本をまとめる、 1ヶ月の出来事を日記に書いてみる、 アルバムを整理するetc... 毎月毎月を振り返ると、 それだけで新しい発見があり 幸せを再確認できることもあります^ ^ さて、それでは早速 読んだ本をまとめていきたいと思います^

ピュアすぎる恋愛小説

やっと読めました。 三島由紀夫さんの『潮騒』。 三重県にある空想の島、 歌島を舞台に、 10代後半の青年と少女、 新治と初江が繰り広げる 超純愛ストーリーです。 舞台となった歌島は、 三重県鳥羽市にある 神島からとったと言われています。 八代神社や灯台の様子など、 三島由紀夫さんが 数回にわたり現地に 行かれているだけあり、 かなりリアルに描かれていました。 主人公の二人は、 年頃で、いくらでも 先に進むことのできる チャンスがあったにも関わらず、 結婚まで純潔を守

9月は消化をサポートする発酵食品をプラス!

大久保愛さんの 『体がバテない食薬習慣』。 季節の移ろいに合わせて、 一週間ずつできる簡単な食薬が 紹介されている一冊です。 今回は、9月の食薬のポイントを お裾分けします^ ^ 家にある食材で 取り入れることができますよ。 9月は季節の変わり目。免疫力を高める期間!夏にあまーいアイスや、 最近流行りのフルーツサンドや、 ふわっふわのかき氷など 甘くて、砂糖がたくさんで 小麦がいっぱい使われた食材を とっていませんでしたか? そんなあなたは要注意。 それらの食べ物

『しない』を伝えることが、大人の対応

しないことリストや、 やりたくないことをやらないこと、 断捨離などは近年の流行りもあり よく耳にします。 今回読んだ、 群ようこさんの『しない。』も、 群さんご自身がしないように 心掛けられていることが書かれていました。 通販や、クレジットカードを持つこと、 SNSや、携帯、後回しにすることなど。 最近流行りの『持たない暮らし』を する人なら1つくらいは 『しない』ようにしてるのではと思います。 その中で1つだけ、 特に心に響いたものがありました。 頑張って社会人と

海外旅行に行くあなたに読んで欲しい本

特に、 北欧(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)、 ドイツのクリスマスマーケット、 フランスのモンサンミッシェル、 ブラジルのリオ、 台湾のピンシーテンダンサイ、 カナダのプリンスエドワード島、 へ行く場合は、ぜひ。 上記の場所へ行く添乗員付きツアーを 1人参加された旅のエッセイ集です。 ガイド本よりも、 実際にどんな雰囲気なのか、 どんな風にツアーを過ごすのかが わかる一冊です。 また、添乗員付きツアーなので、 1人参加や海外に慣れていない場合でも 参加しやすそう