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ロードバイクの乗車姿勢が深い前傾となる理由

これからロードバイクに乗ってみよう、乗ってみたいと思っている方の心配事の一つとして良く相談されるのが、あの深い前傾姿勢が自分にできるのか?という質問。

確かに今まで経験したことがないほど遠く感じるし、目線が低くなることによる視界の変化に戸惑う気持ちもわかります。

ですが
ほぼすべての方が
乗り始めてしまえば
その姿勢にもすぐ

慣れてしまいますのでご安心ください!!

心配ありません。

ですが、なぜロードバイクはそんなに深い前傾姿勢となるのか?
その理由は元々が「レース」を目的とした道具という事が挙げられます。
一昔前は「ロードレーサー」と言っていたくらいですから。

ホビーレースの代表的イベント つくば8時間耐久レースの様子

競技(レース)では一番早くゴールにたどり着く事、勝利する事が最も重要です。
自転車競技の場合は機材を使う事が前提となるため、その機材には選手を勝利させるための性能が求められます。
そして車体が持つ性能に合わせて、ライダーが一番能力を発揮できる「姿勢」がとれる事もかなり大切なんです。

元プロレーサーであるアダム・ハンセン選手のバイクは完全競技志向でした

例えば自転車競技の超有名なレースである「ツール・ド・フランス」なんて、一日の走行距離が100km以上+20日間もの間レースは続くわけで・・・
選手はその長い期間を走り続けなくてはいけません。

その長い期間を選手の体力の消耗を抑え、できる限り力を出すための姿勢があの深い前傾姿勢をとる理由となります。

かなりザックリした内容ですが、概ね理由としてはこんな感じです。

今の時代、ロードレーサーではなくロードバイクと言う事が多いです。
やっぱりレーサーなんて言われちゃうと、どうしても一歩引いてしまう人も多いですから。
「レースしないけど、乗っちゃって良いのかな?」という相談が実は多いです。

現在はロードバイクの利用方法もレース参戦を目的として使う人はとても少なく、ロングツーリングやフィットネスを目的としている方が圧倒的多数。
やっぱり長い距離を走るならば効率のいい機材を使ったほうが楽です。
体全部を無駄なく動かせるから運動効果も高く負担も少ないです。

別にロードバイクに乗ったらといって、速く走る事が必須とはなりません。
速度を出そうと思えば出せる、その程度で考えればいいかと思います。

すでにクロスバイクに乗っている方ならば、少しの時間で慣れてしまうはずです。
スポーツバイクに全く乗ったことの無い方ですと、少し時間は掛かるでしょう。
ですが、いずれ慣れてしまうので心配はいりません。
慣れるまでの間は時間も距離も、少しづつで良いので頑張りましょう。

究極的な話、ペダルを回せば前に進むし、ブレーキレバーを握れば止まる。
これはどんな自転車でも同じ。

ただハンドルの形と姿勢が違うっていうだけ。
自転車の基本構造なんてどんな車種でも変わりませんから。
自転車という乗り物に乗れているのならば、絶対に乗れますのでご安心を。

それでも!
もしも、どうしても不安があるようでしたら・・・
当店の「ライドチェック&フィッティング」というサービスをご利用くださいませ。
https://note.com/thankscycle_kiw/n/n128cb7e25915

まともに走り出す事も不安だった方が数時間後にはスイスイ乗れるようになります。
フィッターの鈴木がレースなどで培った経験をロードバイクを楽しむための情報としてご提供いたします。

ロードバイクに乗りたい!という想いを「不安があるから・・・」で諦めなくて大丈夫です。

素敵なバイクあります TREK DOMANE AL2DISC HEXBLUE

まずはぜひお気軽にご相談ください。
車種選びから乗り出し、その後までしっかりサポートいたします。

ヤマモト