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最初の会社~半導体業界#1~

 高専専攻科の卒研が半導体だったこともあり、他にも縁があり、最初の就職先は半導体装置に使われる外資系バルブ製造メーカー(A社)に就職しました。A社の国内従業員は20 - 30人程度、製造は本社(欧州)です。
ちなみに当時のTOEIC約350点。ここから私のキャリアが始まりました。

入社後の放置プレイ

 最初に配属された部署はカスタマーサポート部。ここは装置メーカやユーザから修理品が届くので、それを点検したり修理したりします。保証期間内の不具合品を扱う業務もありましたが、これは顧客、本社との調整や調査も必要なので1ステップ上の業務でした。
 当時、世界の亀山をキャッチフレーズにSHARPがTVを売りまくってた時代です。皆さんも同じと思いますが、基本最初の年なんてやる気に満ち溢れてます。毎日何を学べるか楽しみでした。でも気づいたら製品カタログだけ読む月日が流れてました。

あれ?おかしいくない?

焦りを感じ、いかつい部長(髭+スキンヘッド)と話してみると世界の亀山相手に大忙し。教育係を付けれないと。ちなみに、新入社員は自分1人です。もっとかまって欲しい・・・

製品カタログ読んでもバルブのことも分からないし、身をもって理解できている気がしないです。英語の資料も多いし。忙しいところ申し訳ないですが、製品を触って勉強したいです。

とか話したと思います。すると会社が動いてくれました。

会社からの提案

ある日、いかつい部長に呼ばれ;

外資だし、今後英語が必要だよね。
それと製品知識を学ばせたいけど、今は世界の亀山が・・・だから・・・・海外に語学留学して、そのまま本社(他国)に行って製品学んでこない?
但し、帰国後にTOEIC600点取れなかったら、語学留学の費用を会社と折半。あと、A社で初の試みだから、この語学研修が今後も続くかはthanksall君にかかってるぞ!

後半部分が気になるものの、この日々から抜け出せると考えればマイナスはお金のリスクだけ。そして人生で初めて海外に行けるチャンスもある。

折半ってどのくらいの金額ですか?貯金10万円もないです・・・・

とか話して、少しでもリスクの少ない条件にしようと交渉した記憶があります。結果、イギリスに6週間ぷらす本社6週間の研修が決まりました!

この記事を書き始めたときは、A社での経験をすべてこの1記事に纏めようと思ってましたが、金曜日の夜。酒の影響もあり。

ここで力尽きました!

まさに今、タイトルに#1を加えたので、またこの続きは書きます。良かったら酒を飲みながらでも読んでください🍶🍻


#半導体 #新卒 #高専 #英語 #TOEIC #キャリア


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