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【全タイプ、できないことなんて無い!】4スタンス理論セミナーin新潟Vol.6の記録と私の経験

2022年2月26日(土)・27日(日)

 ご参加いただいた皆さま、いつも生き生きと新潟へお越しくださる泉谷先生のお陰で今回も終了しました🙇‍♀️


セミナーチラシ表面


セミナーチラシ裏面

どうして身体の使い方を知りたい?

 4スタンス理論に限らず、身体の使い方について探求される方々は、何のためにそれを知りたいと思うのでしょうか?


 さまざまな要素が合わさる「演奏」という作業は、ただ楽譜に書いてある音が並ぶだけではその作曲家が意図した「音楽」にはならない。プラス演奏者の感性だって反映されない。 

 私は当初まだそこへの意識よりも、「どうして楽譜に書いてある音がちゃんと並ばないんだろう」「どうしてミスしてしまうんだろう」「もっと身体が楽に弾けるようになりたい」との技術的なことへの欲求で、身体の使い方を知りたいと思っていました。


 しかし、ほとんどの技術的な問題(ミスタッチ、楽器が鳴らないなど)はタイプに合った指導を地春先生から受けるとたちまち解消されてしまうので、

 すぐに「理想の演奏や音色を手に入れるためにこそ、自分の身体のことを深く深く知ることが不可欠」ということを真っ先に知ることになります。


 技術的な問題が解消された次は、

「ここの部分は、浩子ちゃんはどんな音が欲しい?」
「楽譜にはどう書いてある?」
「作曲家は何タイプっぽいと思う?」

と、すぐに作品本来の姿へ近づくための視点でのアドバイスをたくさんいただきます。


 ただ、そこで「欲しい音」が明確になったとき、真っ先に「とはいえ自分にその音が出せるかな…」と不安はありました。

 しかしピアノ椅子に座ったときに「正しく座る」(=脳が安定し、指令が全身にいきやすくなる4スタンス理論の要であるセッティング)から弾き始めれば、イメージ通りの音がすぐ出せたのです。



誰も悪くない。原因はただ一つ

 4スタンス理論に基づいたタイプ特性に合った指導をいただくことで、長年悩んでいたことが嘘のように解放されます。
 体格や手の大きさ、骨格のタイプ、年齢や経験値などが、一切「できない」理由にはならないことの何よりの証であると思います。

 4スタンス理論を知り、泉谷地春先生のレッスンを受ける前は、身体に負担をかけてなんとかできていたことばかりですが、身体は楽なままで「できる」ようになったのです。


ついついタイプ別の特性の話が先行してしまいがちな理論ではありますが、本当は

「理想の演奏は、自分の身体を知れば誰でもできる!」(=できないことなんて何も無い)

というところにあると思います。




 要は…みんな音楽が好きで、上手に演奏できるようになりたくて。

 一生懸命教えてくれる先生も練習している自分も誰も悪くないのに、なぜかうまくいかない。
 それがただ身体の使い方の違いが原因だった!って衝撃ですよね。誰しも善かれと思ってやっていることで。


 そして「どこかいつも痛い」は、こんなに良くできた人体において起こり得ないことなんだと、この理論を通じて私は実感しています。
リポーズトレーニング(身体を緩める体操)を日頃続けていて、数日で取れないほどの疲労が溜まったり、どこかが痛むことは私はほぼ無くなりました。

では、レッスンではどのような悩みをどんなアドバイスをいただき解消したかをご紹介します。


私が受けた泉谷先生のレッスン内容[具体例3つ]


★モーツァルトの16分音符の連続で、必要以上にcresc.やdecresc.がついて「うねって」しまうのが悩み。ロマン派の音楽みたいになってしまう。

「16分音符の並びを「線」で捉えがちなクロスタイプ(A1・B2)だから、その良さはそのままで、

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