【広報】毎週テレビに登場!?プレスリリースの秘訣。
今回はサンコーの広報部長えきさんにインタビュー!
毎週のようにTV番組で商品を掲載、えきさん自身もTV番組に出演し、広報向けのセミナーに登壇するなど多岐にわたって活動。
先日、広報専門媒体「PRマガジン」主催の
2021年度最も活躍した広報担当に贈られる「ベストPRパーソン」を受賞。
自己紹介と経歴について
2015年7月にサンコーに入社をしました。
営業部に入社しまして、入社3ヶ月後には少しずつ広報の業務もやりはじめており、2016年6月に広報部を1人で立ちあげ、今現在にいたっています。
業務内容について
メディア対応やメディア出演、あとはプロデューサーやライターさんなどに送る企画書(季節や時事ネタに沿ったおすすめの商品)の作成などを行っています。
毎週メディアで商品を紹介頂いてますが、
いつごろからメディアの露出が増えたのでしょうか。
営業部に所属していた時から広報の業務もやっていましたが、2016年から大々的に取りあげられるようになり、広報部を立ちあげたこともあり増えました。テレビ放映で言うと2015年は5回、2016年には85回と17倍ですね、そこから年々あがり、昨年度は295回テレビの放映をしている状況になりますね。
メディアに掲載いただくためにはプレスリリースが重要だと思いますが、書き方のコツや秘訣があれば教えてください。
こだわりのポイントはプレスリリースを読んだ時にスムーズに読んだ方の頭に商品の特徴が入って、読まれた方がそのまま説明できるようなわかりやすさを追求しています。
書く時に気を付けていることはこちらが当たり前だと持っている業界用語、カタカナ、英語、マーケティング用語はほとんど通じないと思っていて、基本的にわかりやすい言葉にいい変えています。
どうしても使わなければいけない「防水仕様」だとかの用語は補足で入れるようにしていて、読んだ方が疑問に思うことをなるべくなくしてます。
情報量はこんがらがらない程度にまとめています。
あと一番気をつけているところはサンコーの商品は世の中にないものが多いので、この商品は何なのかという定義を考えながらやっています。
2つの機能があった場合はどっちがメインの機能にするのか、どっちがインパクトがあるのか、どっちが使い勝手がいいのかというものを考えながら、「この商品はこの機能を持った〇〇です。」と書いています。
テレビ露出を増やすためのポイントがあれば教えてください。
一般的なプレスリリースとは異なり、テレビ向けに画像は画像一覧でパッと目につくような位置にまとめています。動画も掲載しており、どういった絵が撮れるのか想像できるように、動画はワンクリックで見れるようにしていて、紙ベースで受け取った方でもQRコード経由ですぐに動画が確認できるように、商品ページに遷移できるようにQRコードも掲載しています。
タイトルにあるキャッチコピーはニュース性や話題になる用語をなるべく使って目を引くようにしています。
プレスリリースの形式は年々少しずつ変わっていますね。
リリースの形式もどの形式だと掲載率があがるのか試しています。サンコーはこれをやらなきゃいけないという決まりはあまりないので自由に形をかえて作成してます。
プレスリリースは1回につき何人ぐらいの人に配布していますか。
大体、1,000人程度の人に配布してます。
宣伝会議から発売した書籍『新 プレスリリース道場』の「Part3 上級リリースにテクニックを学べ」のコーナーでリリースを紹介いただきました。
これからどのようなことをやっていきたいですか。
エッキーというキャラクターを前に押すようになってきたので、引き続きこのキャラクターを押しつつも、新しくサンコーの繋がりとしていろんなファンの方やメディアさんとの新しい取り組みの中で増やしつつ、テレビでの成功例をもとに色々な形で企画をたてて仕掛けていきたいと思っています。
インタビューを終えて
リリースは企業側が伝えたいことを文字でズラッと書いたものが多いですが、えきさんが作成したリリースは忙しいライターさん、プロデューサーがさっと見てわかるように写真の配置や、すぐに商品ページを確認できるようQRコードを掲載、そのまま文章をメディアに掲載できるように商品説明は一言で、簡潔な文章で紹介するなど、見えないこだわりがたくさん詰まっていました。
えきさん、本日はありがとうございました!
サンコーのプレスリリース
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