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いのちの星屑

小学校に上がる前から、空を見上げ、どこまでも飛んでいける鳥を見るのが好きだった。その当時は、空を見上げるといつもなにかしらの鳥が飛んでいたものだ。スズメ、カラス、ハト、ムクドリ、ヒヨドリ、ツバメ、ときどきウグイス、メジロ……。たまに今でも鳥は見かけるけど、その頃と比べる大分減ったような気がする。いつも空を見上げているから、よく近所の人から”あおぞらくん”って、呼ばれていたものだ。
つづく

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