タイでは手に入るがベトナムでは手に入りにくいモノ

ベトナムのホーチミンにいた頃に手に入らなくて困ったのは、アフターシェーブローションであった。

ホーチミン中のどこのデパートやショッピングセンター、コンビニなどを隈無く探しても、アフターシェーブローションだけは見つからなかった。

ホーチミンにはマツモトキヨシも進出しているが、これだけは見つからない。

もしかしたら私が発見出来なかっただけかもしれない。

住んでいた当時、同じ会社の日本語の話せるベトナム人にサイゴンでのアフターシェーブローションの在り処を尋ねたが、わからないという答えだった。

ベトナム人男性は髭を剃った後に、アフターシェイブローションは使わないのか?と聞いたら、使わないという。そういう文化が無いらしい。

うーむ。ベトナム人は髭を剃った後にヒリヒリしないんだろうか。

ひたすらサイゴン中を探しまくってやはり見つからないから、もう私は諦めてしまった。ローションを使わなくても我慢は出来るが、やはりヒリヒリは嫌なものである。

それから、蚊取り用のおすだけベープもベトナムでは見つかりにくい。類似した商品はあるようだが、私はおすだけベープが欲しかった。でも見つからず仕舞いである。

ベトナムの場合、輸入品がやたらと高い。激安の商品はあるのだが、ミドルレンジのお手頃な商品というのが売られていない傾向にある。

中間層がまだまだ育っていないという事だろうけど、サイゴンのショッピングモールなどに行くとベトナム人の家族連れ、カップル、その他で店内はひしめき合っていて、人口密度が物凄く高く、特に休日などはゆっくりとはモールを歩けないほどだ。

ベトナム人の購買意欲というのは非常に高いので、おそらく後何年かしたら、タイと同じぐらいに便利な国になるのだろうなと想像している。

一方で、タイとなると日本で買えるものと同じものが大体買える。

もちろん、マニアックな品物になるとタイでは買えないことがある。バンコクのデパートやショッピングモールを歩いていて気になるのが、おもちゃ屋の品揃えである。

幼児向け、あるいは小学校低学年向けぐらいのおもちゃしか見当たらない。

大人でも趣味で楽しめるようなプラモデルや、鉄道模型の類はまず見かけない。(バンコクにも鉄道模型専門店もあるにはあるのだが、ほんの数えるほどである。また、輸入品であるためか値段がべらぼうに高い)

ただ、ラジコンのような趣味を持っているタイ人は皆無かというと、そういうわけでは無いらしい。

以前にパトゥムターニーにあるフューチャーパークにおいて、ミニ四駆風のおもちゃを走らせている大人たちがいた。専用のサーキット場をこしらえて、みんなで遊んでいる姿があった。

そういうおもちゃの類もタイ人たちはネットで手に入れるのかもしれない。

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