ギリシャ旅行記#1 サントリーニ島 イア・フィラ・メガロチョリ
「人生で一度でいいから行きたい」と思っていたサントリーニ島に行ってきました。
さわやかな夏のサントリーニ島は、どこを切り取っても絵になる美しさで一生の思い出になりました…!感激
下調べをしていたとき、サントリーニ島の最近(コロナ後)の情報があまりなかったので、
今後行かれる方のご参考になればということでこちらに色々書いていきます。
サントリーニ島のベストシーズン
サントリーニのシーズンは5月~10月頃です。
ヨーロッパのリゾート地はどこもそうかと思いますが、冬はお店やホテルが閉じてしまっているところも多いので
夏の間に行くことを強くおすすめします。
8月は暑すぎて大変、というのをどこかのブログで見たのですが、
実際行ってみると、日差しは強いもののじめじめしていないので
炎天下にいない限りはとても過ごしやすかったです!
サントリーニ島への行き方
どこの国から行くにも、一旦ギリシャの首都アテネを経由して
アテネから飛行機かフェリーで行くことになります。
アテネから飛行機で行く場合
所要時間:約1時間
スケジュール:約1時間おき
費用:€36~€50(約5,800~8,000円)
アテネからフェリーで行く場合
所要時間:約7時間弱
スケジュール:朝・昼・夕方出港
費用:€45.5~€164(約7,300~26,300円)
私たちは飛行機で行ったのですが、
行きも帰りも遅延していたので、便数が多いとはいえ乗り継ぎ日は時間の余裕をもったほうが良いなと思いました。
ちなみに…
飛行機をTrip.comで予約したところ、サントリーニ島内の移動で使えるクーポンがもらえたのでとてもお得でした!
これは後述しますね。
またアテネで乗り継ぐ日は、アテネ空港の「Sofitel Athens Airport Hotel」に1泊してから乗り継いだのですがこれが大正解でした!
アテネに夜着の便だったため乗り継ぎのタイミングが合わなかったのと、
アテネ中心部に移動するのも大変だったので空港に泊まることにしたのですが、体力的に本当に良い選択でした。
Sofitel Hotelは寝るだけの滞在でしたが、
洗練された素敵なホテルだったので、時間があればもう少しゆっくりしたかったなと思います。
サントリーニ島内の移動
タクシー
サントリーニ島は坂道が多いので、空港からホテルまでの移動はタクシーを強くおすすめします。
値段は、サントリーニ空港から街中までで片道€40〜60(約6,400〜8,000円)が相場のようです。
仕方ないとはいえまあまあ高いですね…
今回、Trip.comでアテネ・サントリーニ間の航空券を取っていたところ
Trip.comから「空港送迎(タクシー予約サービス)」の割引クーポンが付与されていました。
こんなサービスあるの知らなかった…!
これを使うと片道3,500円(請求は円でしたがユーロ換算で€22くらいでしょうか)で行くことができました。もっと早く知ればよかったなあ!
バス
サントリーニ島内のバスは、イアやフィラなど主要な町を繋ぐように走る主要な交通手段です。
また片道€1.6ととても安いです。
だいたい10〜20分間隔で運行しています(時刻表はありますが全く定刻通りではないです)。
一旦ホテルに荷物を預けてしまえば、タクシーよりもバスであちこちに移動するほうが安くて便利です◎
バスの乗り方はこんな感じです。
バス停で待つ
空いている席に座る
チケット売りの人が回ってくるので、運賃を渡す
バスに乗る前は治安大丈夫かな?と心配でしたが、
観光バスのような2列シートになっており、危険なことはなかったです。
バス停の場所やルートは、お店やホテルの人に聞くと丁寧に教えてもらえます。観光客が多いためかどこも親切でした。
スピードボート+バス(イア・フィラ間)
イアとフィラの間を行き来する場合は、こちらのスピードボートとバスもありました。
私たちは違うエリアに宿泊していたので利用しませんでしたが、
これだけでメインの2つの町を行き来できるのは便利ですね。
エリア別の楽しみ方
サントリーニ島に行く前はネット上にあまり情報がなく、どこに何があるのかよくわからなかったので、
私が今回訪れた場所のことをざっくり書いていきます。
イア(Oia)
サントリーニで一番ホテルやお店が多い町です。
小物や服などかわいいお土産屋さんもたくさん!
イアの中心部にある「Melenio」ではギリシャのローカルスイーツが食べられます。
バクラヴァははちみつたっぷりでとても甘いですが、くどくなくてやみつきになる美味しさでした!
ランチはサントリーニらしい景色を楽しめる「LOTZA」に行きました。
たまたま海側の席が空いていたので、絶景を眺めながら食事ができてとてもラッキーでした。
写真のワインは「Vinsanto」というサントリーニ島のスイートワインで、
ぶどうの甘さを贅沢に味わえる極上のワインでした!
色々なお店で飲めるのでぜひ一度試してみてください。
料理は茄子のグリルとラムシャンクが特に美味しかったです。
またイアでは、19時頃になるとサンセットを見に大勢の人が集まります。
町の方角的に夕陽が見える場所が限られているので、こんな感じで人だかりができます。笑
夕陽が見えるレストランも少ないので、サンセットディナーを楽しみたい方は予約必須です。
調べたところ、こちらのお店は夕陽が見えるようです。
フィラ(Fira)
サントリーニのcapitalにあたるのがフィラだよ、とタクシーのおじさんが教えてくれました。
お土産屋さんはイアほどは多くないですが、教会や博物館があったり、バスターミナルがあったりと中心都市らしいエリアでした。
海を見渡せる高台に「Orthodox Metropolitan Cathedral」という大きな教会があり、高い天井と絵画が非常に美しかったです。
ちょうど昼前だったので、この教会の前にある「Nektar Lounge」でブランチをしました。
Greek Breakfastは、トマトとソーセージがごろごろ入ったスクランブルエッグにフェタチーズなど、ギリシャらしい朝食を楽しめました!
Greek coffeeという名の激甘エスプレッソも味わい深かったです。笑
町中をぶらぶらしていると、「My Stampa」というお店でかわいいサントリーニ島トートバッグを発見!
トートやポーチやTシャツなどいくつかあったので迷いましたが、使いやすそうなこちらに!
これは一目惚れだったので本当に買ってよかったー!
またフィラにはケーブルカーがあり、高台から港のほうまで降りることができます。片道€6です。
なかなかの急勾配なので、くだりはスリリングで面白かったです。
大変だったのが帰りで、港に到着するフェリーの観光客も乗ってくるため昇りのケーブルカーは行列になっており、炎天下で30分程並ぶことになりました…!
ケーブルカーを利用する場合は時間に余裕を持っておくこと、熱中症対策をしっかりすることをおすすめします。
並ぶ前に、港の「Lombranos」というレストランで軽く食事をしました。
呼び込みのおじさんにつられて入ったのですが、パスタもイカフライも美味しくて当たりのお店でした!
メガロチョリ(Megalochori)
アテネからフェリーで来る場合はこのあたりに着きます。バス停の名前も「Megalochori」です。
今回泊まったホテルがメガロチョリだったのですが、
ぶどう畑やワイナリーがあるのどかな町で、とてものんびりと過ごせました。
せっかくワインの町ということで、ホテルから徒歩5分程のところにあった「Gavalas Winery」に行きました。
公式HPからテイスティングの予約ができますが、予約なしでも入れます。
ワイナリーには10席ほどテーブルがあり、その場で気になったワインを飲むことができます。
お店の方に特徴を教えてもらって、私は「Voudomato」というロゼワインを、夫は「Aidani」という白ワインを選びました。
どちらもとても飲みやすくてすいすい飲んでしまいました。
その後酔っぱらって半日ごろごろする羽目に…笑
そして赤ワインの「Xenoloo」を自宅用に購入。赤ですがロゼに近い色で、こちらも軽い飲み口でとても飲みやすかったです。
帰りに「Mr Scoop」というジェラート屋さんがあったので寄ってみました。
ピスタチオとナッツ系にしたような…フレーバーの名前は忘れましたが、酔いと暑さで火照っていたので、
香ばしくて後味さっぱりなジェラートがとても美味しく感じたのを覚えています。
まとめ
サントリーニ島の旅行記#1でした。
書いていると眩しい思い出が甦ってきて、本当に行けてよかったな〜と思います。
宿泊したホテルのことは次の記事に書いています!
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