音楽家が目標設定を間違える理由7選【音楽家コーチング】
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目標設定をなぜ誤る?
大きな目標を立てたはいいけどなかなか重い腰が上がらない・・・やる気のある音楽家あるあるです。これは自分自身をコーチングする方法が間違ってるんです。私自身が多くの音楽家を育ててきた音楽家コーチングの方法を、自身で行うセルフ・コーチングに適応することにより音楽家が目標設定を誤る理由7選が分かり正しい目標設定ができるようになります。
音楽家が目標設定を誤る理由7選は以下の7つです。
①自己改善欲の欠乏
上達したいと思ってはいるが「最高」を目指していない。心のどこかで「このくらいでいいか」という線を引いてしまってる場合は、この甘えこそが自己改善欲の欠乏であり、この状態ではどんな小さな目標であっても辿り着くのも困難です。なのにもかかわらず目標だけを大きく設定するのは間違いです。
②自助の失敗
セルフ・ヘルプ、すなわち自助は音楽家において最も失敗しやすい行動です。心のどこかで「自分はこれが苦手だな」と自分を下に引っ張る思考になります。そして自助の対義語が他力本願だと勘違いして他人に助けを求めてしまいます。自分自身を下に引っ張っている状態で他人に助けを求めても、自分の力の方が強いので無意味です。
③焦点が定まっていない
目標を明確に設定したのにも関わらず、心のどこかで「あれもいいし、これもいいし、こうなっても別にいいし、それならそれでもいいし」とオプションをたくさん作ってしまいます。この目標の焦点が定まってない状態だとどんな目標があっても100%の力が注げません。
④プロセス(過程)を楽しめていない
明確な目標があっても「この苦痛に耐えて頑張るぞ」と体育会系のノリで頑張ってしまいます。30年後目標達成しても、「30年間の苦しみ」+「一瞬の幸福」で割に合いません。
⑤コンポーネント・スキル不足
大きすぎる目標を細分化できてないのです。私達が使用する言葉で「チャンク・イット・ダウン」があります。全てを一口サイズの部品(コンポーネント)に細分化できないなら、部品の集合体である目標が達成できるはずありません。
⑥デイリー・アチーブメントを感じていない
大きすぎる目標を心のどこかで「道は長い」「まだまだ遠い」「まだ達成できてない」と感じてしまってるんです。一日一歩前進できるように上記のコンポーネント・スキルを身に付けて、毎日達成感(デイリー・アチーブメント)を感じるべきです。
⑦過去の問題と未来の問題を同一視している
過去に起こった問題が未来も起こるとは限りませんし、時代の流れによって真逆の問題が起こることもあるので、古い過去の問題解決の知識に執着すると、今の行動が制限されて、未来の問題が見えなくなります。
まとめ
以上7点の中でご自身がやってしまってることがないか確認して下さい。
津本幸司
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