50代で脱サラさせた音楽家の働き方
脱サラ
私のクライアントで大手企業の部長さんがいました。どうしても自宅にこもって音楽制作する仕事をしたいと言うので、脱サラに向けて数年掛けて動きました。
センス
まずセンスがいい方です。さすが大手企業の開発部門を担当してただけあって新しいものを生み出すセンスがすばらしいかったです。私には思い付かないような発想がボンボンでていました。
知識
これが困りました。好きこそ物の上手なれ・・・じゃなくて、下手の横好き・・・なんです。何にも知らない、何もできない・・・私はケチョンケチョンに罵りながら、一緒に知識を詰め込みました。
機材マニア
大手企業のサラリーマンですし、脱サラ専業DTMを目指すだけあって、小銭を貯め込んでました。そして、ことあるごとに新機材を買っていましたので、モノには困りませんでしたし、使い方もマスターしていました。後ほど述べますが、これが功を奏したのですけどね。
目標の定まり
なによりも
「自宅にこもって音楽制作する仕事」
というピンポイントでの目標設定が定まっていたのです。
多くのセカンドライフ音楽家は「なんとなく音楽で生活したい」みたいな感じになるものです。指導する私としても何がスキで、何が嫌いかが分からないのでそれを探るのに苦労するのです。でもこの方はマニアックに家でグジグジ音楽を制作するのがスキなんです。人前でギャーギャーやるのは嫌いなんです。機械をいじるのがスキなんです。前職で機械を開発して楽しんでたのに、歳をとって部長になってしまい、現場で機械を触ることが少なくなりストレス・・というのを逆手に取って家で機材の使い方をマスターするという・・・これはすばらしい。
働き方
やらせたのはデモの音源をYouTubeにアップさせて、自分で「音楽制作請け負います」サイトを作らせて募集しました。これ・・・いまだに月に2,3万しか稼げてませんw
もう一つはDTMの講師です。これが当たりました。DTMって機械の使い方メチャクチャ複雑なんです。私も新しくアップデートされるたびに困りますし、どんどん複雑になり、どんどん私自身歳を取るので付いて行けないんです。「いつでも質問できる」という人がいればなあと思っていました。この人は新しいDTMのソフトや機械が出る度に全部マスターするそうです。これを仕事させました。
トドメにユーチューバーもやらせてますが、これはDTM講師のプロモーションです。というのも、50代までサラリーマンやってて上場企業の部長さんまで上り詰めたのに、めっちゃくちゃ優しい語り口調で、ちょっと素人っぽい「今、僕頑張ってます!」感が好感もてるんです。これを利用しました。
まとめ
いくつからでも専業音楽家になれるんですよ。
一緒に頑張りませんか?
残念ながら一見さんお断りですが、以下の流れで今年は実施しています。
順序
①4回以上のセミナー受講
②個人面談2回
③クライアント申込
④審査
⑤受理
⑥契約(1年120万円)
⑦コーチング(毎月面談)
最後までお読み頂きありがとうございました
ちなみに
帰国して浜松に行くことになりましたので、個人面談は公式LINEから募集していますのでお申込はお早めに。アクトシティにいますね
サポート頂いた分はありがたく執筆活動に使わせて頂きます。