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サウナ×つながり

こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。ここ何回か日本からフィンランドまでいろんなサウナに飛び込んでいった旅のような話を書いてます。そして他大の銭湯同好会に電撃参戦した話します。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

今回のテーマはサウナ×つながりです。つながりとは人と人とのつながりです。

こんな人に読んでほしい。

・最近、人とゆっくり話せてない
・気疲れするコミュニケーションはうんざりだ
・田舎はコミュニティがなくてさみしい

あなたはサウナについてこう思いませんか?

魅力的には思うけど…一人で行く勇気がないよ
敷居が高いなあ

分かります。ぼくも初めてのサウナは一緒に行く人がいました。

サウナは慣れたら一人で行けるようになるんですけど、初めてだと不安がかなり大きいと思います。当然の不安です。

ぼくは、サウナが好きになった後、実にいろんな人とサウナに行きました。初めての人もタゴが言うならとついて来てくれました。

そして、そんな友人たちは、ほぼサウナ好きになってます。驚きのリピート率は80%くらい。それくらい万人受けする満足感のある体験です。

サウナの喜びについては人類ならば共感できるはず!

と思い、ぼくは大学の時、サウナサークルというものを作ろうと考えたことがあります。知り合いが知り合いを呼び、サウナ体験のいろいろを共感したい。サウナあるある言いたいと思ったんです。

ただ、需要あるのかな、どういうことするんだろうと考えるとイマイチぱっとしないので実際にインカレサークルとかないかなと調べました。

近場にありました、外語大の銭湯同好会さんです。ネットの記事や発信している情報を見ると同じ大学生なのに銭湯文化に貢献していて格好いいなと思ったのを覚えています。

活動は決まった曜日に、行きたいメンツで銭湯に行くというものでした。

渋い。とんでもない銭湯フリークがいてホットな情報が飛び交っている予感。

さっそくメールを送りアポをとると、ありがたいことに活動に参加させていただけることに。(我ながらよく行動したなと思う)

対外試合です。どきどきしながら後輩を連れて二人で待ち合わせ場所に行きました。我流でやってきた我々ですが、強豪校に胸を借りるつもりでお風呂に入ろうみたいなノリでした。

実際に参加してみると皆さん良い人でした。銭湯に出向いては批評してどうこうみたいな活動かと思ったら、とにかく銭湯を楽しむんです。

楽しみながら、先輩後輩が気兼ねなく、勉強や進路選択、一人暮らしの悩みなどをゆったり話ていました。グッド。こういうゆるいつながりって銭湯特有だよなあとシミジミ。

銭湯、湯船、サウナなどの空間共有を通してゆるーく自由に話せる場所って少ない現代だなとも思った。居場所だな。

意外と、銭湯同好会のみなさんは銭湯の建築や構造が好きで、サウナ好きはいなかったんです。でも一人だけ自称サウナ好きだという寡黙な一年生がいました。

ぼくは初めて会う彼とサウナの話を一生懸命しました。もちろんサウナの中で。かれは同じくらいサウナが好きで、ほかの人にはなかなか共感してもらえない気持ちが伝わって大興奮だったのを覚えている。

「サウナの良さが分からない人に君ならなんて伝える?」とぼくが聞くと

「なにも言わずに入れ…ですね」と彼は言った。カッコよすぎて痺れた。

銭湯から出たらみんなでファミレスに行って解散。とても聡明な副部長の人と感想や感謝の気持ちを話した。また来てねとか、それぞれ銭湯楽しんで盛り上げようねとか話した。そして彼は去り際に

「では、良い銭湯を!」と言った。

なんかかっけー!

ぼくと後輩はあまりの格好よさに立ち尽くしました。

(ちなみに、ぼくがブログの最後に「では、よいサウナを!」とするのはここから来ている。)

話が逸れましたが、サウナなんてそりゃ初めは不安ですよ。その不安や体験したことをそのまま共感してくれる相手やコミュニティといったゆるーいつながりが、心地良い。これもサウナが独特で新鮮な体験だからこそ、共感の喜びも大きいのでしょう。

さて、ぼくのポリシーは「サウナの誘いは断らない」なのでもし踏み出せない人がいたら全力で共感したい。そう思います。

では、よいサウナを!


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