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発酵食品 ~糠漬け~

がんと診断されてから、食事には気を使うようになりました。
ストイックな制限はしていませんが、できる範囲で体によいことは実践しようと思って、気持ちと時間に余裕が出てから始めたのが糠漬けでした。
*写真は糠床から取り出した野菜:パプリカ、ミニトマト、人参、蓮根、キ ャベツ、エシャロット、山芋、オクラです。ものによって、漬かりやすさ(塩味度合い)が違います。

糠漬けは手入れが大変というイメージがあり、ずぼらな私はすぐにダメにしてしまいそうで手が出せずにいました。ちょっとした憧れと添加物のないお漬物が食べたかったというのもあり、数時間で終わるTabicaの糠床教室に行ってみました。それまでは納豆や調味料以外ではあまり発酵食品を取っていませんでしたが、今では毎日糠漬けを食べ、糠床を可愛がっています。

当初私が思う糠漬けは、人参、キュウリ、なすの漬物というイメージでしたが、教室では先生が漬けたパプリカやオクラ、ミニトマトなど色鮮やかな糠漬けが出てきて、まるでサラダのようでした。なので、私もゴーヤやマッシュルーム、蓮根、山芋なども加えてサラダ感覚で生野菜を取るようになりました。適当な大きさに切った野菜を半~1日漬けて、取り出して洗い、食べやすい大きさに切ったら一品できあがりです!あとは、糠床をかき混ぜて、時々様子を見ながら糠と塩を足して育てていく。おいしいし、慣れると簡単だし、野菜もたくさん取れるし、やってみて良かったです。

漬物というと、塩分を気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、精製塩ではなく、ミネラル分の多い塩を使い、日々海藻類などを食べてカリウムをきちんと摂取してナトリウムとのバランスを取っていれば、通常は問題ないようです。私も血液検査で全く問題ありませんし、寧ろ、適切な塩は体に必要なものです。
除菌、除菌と言われる昨今ですが、そもそも私たち自身が菌でできた、菌に守られた生物と言えるくらいの存在ですし、私の糠床は私の常在菌で固有の味を出しているわけなので、これからも様々な菌に感謝して、共生していきたいと思います。

すべてはバランス。陰陽のいずれも必要不可欠、いずれが欠けても成立しないこの世の仕組みを念頭に、日々の生活においても、自身の体内においても、マインドにおいても、バランスを心掛けたいと思います。

今回はここまで。
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