見出し画像

「継続力」は最大の強み。どうアピールする?

「継続は力なり」………。本日は私の一番苦手な話がテーマです。

何を隠そう昔から一つのことを長くコツコツ続けるということがとても苦手です。

こう、、興味のパロメーターがあるとすると、すごい曲線を描きながら推移しているので、ガッとハマって、サッと飽きる…という日々を繰り返してきました。

ただ、3日坊主ではなく私の場合は1ヶ月くらいはハマってやるんですけど、だんだん飽きてしまって、そして1年後くらいにまたフッとハマ ったりするんですね。
なので、絵を描いたりすることも好きですけど、1年〜2年くらい描かないこともありますし、毎日描いたりすることもあります。


習い事はこれまでスイミング、塾、箏、和太鼓、絵画、着付け教室、となんか色々やりましたが、どれもこれも熱中してずっと続けることはできませんでした。ですので私は「継続力のある人」をまじで、めちゃくちゃ、本当に、超尊敬しています。


さて本日は少し就活目線で「継続力」のお話をしてみたいと思います。

絶賛自己分析中の就活生の方は、ぜひ参考にしてもらえたら。




■case1.「私は13年間野球を続けてきたので継続力があります」

これは体育会大学生の学生(この場合は野球部)の面談をしていたときに、体感で7割くらいの学生が自己PRとして使っていたフレーズです。

野球部に限らず、サッカー、ラグビー、アメフト、テニス・・・、比較的子どもの頃からスポーツを続けてきた人は使いがちな自己PRです。

しかしこの場合、なぜ継続できたのですか?と聞くと「好きだから続けてこれた」という答えがほとんどです。
(他にも、親の支えやメンバーに恵まれて、などをよく聞きますが、それはもはや自己PRとは少しずれるので割愛します)

さて、case1の書き方では「野球(好きなこと)を続けてきた=継続力」ということになってしまいます。

もちろん一定数好きを仕事にできる人もいますが、就職活動でどこかの会社員を目指すのであれば、最初から大好きな仕事ができる環境とは少し結びつきにくいでしょう。


このアピールの仕方では、残念ながら「好きなこと以外も同じように継続力を発揮できるのか?」という疑問が残ってしまいます。



■case2.「私は13年間野球でレギュラーになるために毎日欠かさず素振り100回を続けてきた継続力があります」


さて、この場合はどうでしょうか?

先ほどと同じく野球をずっと続けてきたことに加えて、目標に対して努力を継続してきたことが伝わってきますね。

私はスポーツをしたことがないので自分の経験則でお話ができませんが、おそらく野球をしていて「楽しい!」と思うタイミングとは、試合であったり実際にゲームをしている瞬間でしょう。

それ以外の練習やトレーニングは試合のためのものであり、練習そのものが好きで野球をやっています!という人はなかなか少ないのではないでしょうか。

このcase2のパターンでは、「自分に必要だと思うことを継続できる力」が伝わってきますね


同じ継続力をアピールした話でもcase1とcase2とでは全く違う力がアピールされることがわかります。
言うまでもないかもしれませんが、就活の場であればcase2のパターンの継続力の方が有効です。



野球(好きなこと)をずっとやってこれた継続力があるから、仕事(好きではないこと)を継続できるかというのは、また別の話です。

しかし、この継続力を混同して考えてしまう人って結構多いんですよね。

好きなことや興味のあることであれば多少の困難や理不尽も受け入れられるものですが、興味のないことや与えられたことだと途端に許容範囲が狭くなってしまうことは自然なことです。


自分の与えられたミッションに対してどこまで継続的に努力できる力があるのか…、企業の面接でアピールするならそういう「継続力」がいいでしょう。


。。。



22卒のナビ解禁まで後1ヶ月を切りました。

早くから就活に取り組んでいる人はすでに内定を持っていたり、面接に進んでいたりもするかもしれませんが、多くの人は現在自己PRやガクチカの自己分析に励んでいる頃ではないでしょうか?


個人的な見解ですが、自己分析は誰かに手伝ってもらってやる方が効率がいいです。

自分の中ではすでに答えが出てしまっていることも、他人の目線で深ぼってもらうことで、思ってもみなかったアピールポイントが出てきたりするんです。


まさにキャリコンの経験代謝のサイクルですね〜

キャリアセンターにはキャリコンの資格を持った人が在中していることが多いので、是非一度は利用してみてください。

というわけで、次回はキャリコンシリーズ第2段「経験代謝ってなぁに」を更新したいと思います!


2021.2.5

アサイハルカ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?