2022年大晦日 名(迷)著 再読の読書録
名著再読
今日は2022年大晦日 皆様いかがお過ごしでしょうか? 私はすこし風邪気味ということも有り 頭をフル回転させる読書やNote執筆は今日はできなさそうなので、気楽な本を読みたくなりました。しかし、せっかくなので 師匠の名著を再読することにしました。
師匠とは?
にもありますように 師匠の1人は みうらじゅん師匠です。
名著とは?
みうらじゅん師匠といえば 皆さん当然ご承知のように
・ゆるキャラ
・マイブーム
・いやげもの
・Since問題
・勝手に観光協会
などを始めた大師匠です。
調べてみると みうらじゅん師匠と題名の入った記事書いていますね
感銘した部分
p18 あらゆる ない仕事に共通することですが、なかったものに名前をつけた後は自分を洗脳して無駄な努力をしなければなりません。私はよく 努力が似合わないなどと思われがちなタイプですか どっこい 無駄な努力家なのです。
たしかに学会などでも素晴らしい発表の内容は 有意差のあるデータが出たから評価されますが それまでは 成功するかどうかわからない状況でデータを取っておられるのです 洗脳して無駄な努力 という表現に対するリスペクトが出てきました
P21 なかったジャンルのものに名前をつけ、 それが好きだと自分に思い込ませ 大量に集めたら次にすることは 発表です。収集しただけではただのコレクターです。それを書籍や イベントに昇華させて初めて仕事になります。
これは 中谷さんの言葉にも通じますね。「したい人、10,000人。始める人、100人。続ける人、1人。」という言葉があります これはしたい人を100%とするとそれぞれ始める人1% 続ける人0.01%となります。これも上記の 洗脳して無駄な努力になるかもしれない というのに通じますね
P22 。普通 雑誌で記事になるのは流行っているからです。しかし 私の場合 まだ全く流行っていない物や事柄をあたかも 流行っているように熱く 自分のページで伝えていくのが仕事なのです
みうらじゅん師匠&いとうせいこう氏やみうらじゅん氏と松尾貴史氏とのYOUTUBEみると 熱く語っていますね
P26 人はよくわからないものに対してすぐにつまらないと反応しがちです。しかしそれでは普通じゃないですか?ない仕事を世に送り出すには普通では成立しません。「つまらないかもな」 と思ったら「つま…」くらいのタイミングで「そこがいいんじゃない!」と全肯定し 普通な自分を否定していく。そうすることで より面白く感じられ 自信が湧いてくるのです
この記事も静かに去ろうとした先生「そこがいいんじゃない!」と洗脳して無駄な努力でこの記事を読み進んで下さい
P41 自分で新たな土俵=ジャンル 生み出せば自分以外誰も博士になれないわけです
本当に1人になるかもしれませんが、、、「そこがいいんじゃない!」
P57 電子辞書が普及したことの弊害に隣の文字を調べないということがあります。普通の辞書であれば目的の言葉を探した時自ずと 隣の言葉が目に飛び込んできます。インフレーションを調べたのにいつのまにか 陰茎 淫乱などを読みふけってしまった経験などはおそらく 皆さんにもあるでしょう。 しかしその無駄な作業が逆に知識を豊かにしてくれたものです。わたしはこれを ぴあ現象 と呼んでいます
私もまさにその通りで、アマゾンKINDLEタブレットで本をよむのもどうしても慣れずにKINDLEは放置状態になっています。やはりPHYSICALな本を買って 折ったりマーカーしたり お風呂でふやふやにしながら読んで あの辺りに書いてあるな~ということでイメージが残ります。
新聞も日経を読んでいるのですがタブレットでも読めるようですが やはり紙面を俯瞰してイメージとして捉えて 視野の端っこにちらっと気になったものを読んだり 下の出版広告を参考に本を買ったりして 当たりの本に出会ったことも多いので オヤジと言われそうですが やはりまだ紙が多いですね
そして僕は読んだ本の感銘を受けたところをEVERNOTEに記入していくのですが もちろん長い文章は全部手打ちではなく 音声文字変換アプリを使って 自分のFACEBOOK MESSENGERに送信します。GOOGLE音声文字変換はコピーや転送がしにくいのであきらめました。 EDIVOICEというものは転送しやすく 句読点などを途中で入れやすいので 重宝しています。 本のEVERNOTEへの抜き出しはもう10年以上おこなっています。 たくさん感銘部分がありすぎる本は 「もう一度読む」とだけ書いていますが
P69 マイナスとされているものをポップにするための手っ取り早い方法は 何にでも 言葉のおわりにブームかプレイをつけてしまうことです。例えば一般的にマイナスだと思われている単語である単語である童貞や失恋も 童貞 ブーム 失恋 プレイ と呼んでみるのです。
これは辛い時に実践しています。心のなかで
p75言葉の力だけで解決できることは実は意外と多いのではないかと私は思っています。毎日新聞にコラムを連載した時 暴走族はなくならないのは その呼び方が格好いいからではないか。だから「おならプープー族」と名前を変えるべきだと書きました。そんなかっこ悪い名前のところに入ってまで 誰が 暴走行為をしたいかと思うか。そこは 狙いでしたが世の中的には採用されなかったようです
「おならぷーぷー族」これは マフラーからでる音を表現したものです。
やはり みうらじゅん師匠は言葉の選び方が上手なんですよね かっこ悪い表現でわかりやすい。 これは試験勉強でも大切で イメージやストーリーとして記憶に残りやすい方法なので。 スマートすぎる言葉はイメージに残らないので。
逆おしゃれなものを卑下するのに こんな寿司の表現もオモシロイですね
P91 当時私は 誰にも頼まれていない学級新聞を「ケロリ新聞」と名付けて制作し 勝手にクラスの壁に張り出して いつも先生に怒られていました。
基本頼まれごとや強制させられたものではないところにモチベーションがある人が強いんでしょうね
P111 旅行先の旅館などで これまで楽しく会話していたのに サッカーが始まった途端 全員が中継に夢中になってしまう 私はその誰もが同じことをする状態が子供の頃から苦手で 強い拒絶反応を示していました
これはよくわかります。
当時のヤングマガジンはAKIRAと be-bop-high school が大人気の時代です。そんな時に 水原弘のハイアースの漫画はやはり受けるはずがなく 読者アンケートでは最下位の結果。しかし 編集部はここまで 人気がないのは 逆に読者に意識されているからだと判断少し内容がどんどん過激になって ファンも増え始めました
そうですね 最下位というのは 積極的にチェックボックスにチェックが入らない状況です。アンケートなどは景品やポイントに興味があって出すものなので 面白かった記事4つにとかなった時に 上位2つくらいは本当に読んで面白かったものを選びますが 3,4位くらいはとりあえず読んでいなくてもとりあえずチェック入れておこうかとなるわけです。 そこで最下位というのは確率的に考えると 読んで積極的UNCHECKEDと考えるのが自然ですよね。そう考えると アンケートで最下位は注目スべきものですね
P131 こんな仕事をしてるので私自身がさぞ 自己主張が強いと思われがちですが 実はそうでありません。 私が何かをやる時の主語はあくまで私が ではありません。「海女が」とか「仏像が」 という観点から始めるのです。そもそも何かをプロデュース という行為は自分をなくしていくことです。自分のアイデアは対象物のためだけにあると思うべきなのです。
そうですね。NYAUWもため息が主語です
P133 私のしたい仕事は世の中にあると思い込んでいました。 しかし どうやらない。だったら自分で作るしかない。しかし、そこで自己主張してしまうと、世の中からすぐに「必要がない 」「欲しくない」と気づかれてしまう。そこで自分を消し あたかも なかったものが流行ってるかのように主語を変えてプレゼンしてみる。すると 人々は流行ってるのかな? と ようやく 目を向けてくれるようになる
自分探しをしても何にもならないのです。そんなことをしてる暇があるなら徐々に自分の煩悩を消していき 自分なくしをする方が大切です。
流行っているかのように、、 マインドそこまで強くはなれないですが 頑張ってみます。
P139 35年もこの仕事をしていると、仕方なく権威がついてしまうこともあります。そういうときのためにあえて「権威・濃過ぎ(ケンイ・コスギ)」と自分を戒める言葉も用意しました。
ケイン・コスギ知らない人も多いだろうな‐。みなさんもドキドキしない流せる仕事 名前だけ入るような仕事があると思いますが それは注意信号ですね。
P173 人生どうなるかなんてわかりませんが、ひとつはっきりしていることは 他人と同じことをしていてはだめだと言うことです。 なぜかというとつまらないからです。 皆と同じ人気職種を目指し 同じ地位を目指すのは競争率も高いし、しんどいじゃないですか? 人がやっていないことを見つけて達成するほうが楽しいじゃありませんか?
それが専門外のことは つまんなくないと考える専門家への紹介ですよねー
去年の大晦日は何を書いていた??
こんな記事を書いていたんですね。この2つの記事は その後多くの記事に引用したので 想いは変わっていないんですね。
今日はここまで、今年はここまで
2023年もよろしくお願いします