ベンチャーキャピタルの皆様　サポート先の自律・自立をしたくないですか？

teyede1972

2022年5月3日 21:26

診療後に色々楽しみながらも苦労している先生と知り合う機会が増えてきました。　先日も書きましたが「特に私（井手）がやっていることは開業医視点のため息で　社会課題を大きく変えるものでは無いのでベンチャーキャピタル（VC）に投資されるようなものではないですし、うまく行かなくても当たり前だと考えています。

しかし、せっかく時間を使うなら　最低限　自分の環境だけは変えることができ、　それをオモシロイと思ってくれればいいというスタンスから登ろうと思っています。」

スタートアップ関連メディアを拝見していると　綺羅星のごとく輝いている医療従事者がおられて　患者さんや医療界に大きな貢献をされています。

しかし、その何倍も　表に出ることのなく日々試行錯誤されている医療従事者がたくさんおられると思います。　（得るものが多い小室直樹さんの書籍の中で印象的だった言葉）「資本主義は淘汰というのが原則」ですので　全員で仲良くゴールを切りましょうとはなっていないですし、　そうであるべきではないと思います。　やはり意味のある一握りの企業が大きな価値を提供することが社会リソースを有効に使うという意味でも大切だと思います。

巨人の肩

我々は朝起きてから寝るまで　誰かの成果のお陰で　このような生活を送れています。　朝顔を洗う水　歯ブラシ　朝食　靴　電車から　他の医療従事者まで　1人ではどうしようもない状況です。　今回のウクライナとロシアの問題でも　小麦粉や天然ガスなど世界はINTER-CONNECTEDであることを改めて思い知らされました　ブラックスワンほど長編のものはなかなか読みにくいので　下記の書籍は読みやすいのでおすすめします。　趣旨は異なりますが　巨人の肩に乗って生活しているということです　我々は。

スタートアップと結婚・葬儀

スタートアップの方々もシリアルアントレプレナーでなければ起業は初めての経験です。結婚・出産・葬儀・クリニック開業等と同様に起業は経験の蓄積がしにくいです。そのためスタートアップはベンチャーキャピタルの方（巨人の肩）にお世話になることが多いと思います。

【何回も出来る人もいますが、、】結婚式・葬儀・クリニック開業は人生において複数回経験することは多くはありません。そのためなかなか経験値が蓄積されず　皆さんが同じような失敗を繰り返していると思います（勿論、羨ましいことに複数回　開業　結婚...
Posted by NYAUW on Saturday, April 24, 2021

VCとGOING CONCERN

私がNYAUWという活動をしているのは　FB記事にもありますが「基本は井手個人が「医療は一人・一院ではもうどうしようも追いつけないこと」に気付いた」というのが発露です。

【改めてNYAUWって？】ビジネス幼稚園が始まって　NYAUWってそもそも何だったかをお伝えするのを忘れてしまいそうですので再度＠基本は井手個人が「医療は一人・一院ではもうどうしようも追いつけないこと」に気付いた＠様々なTEAM...
Posted by NYAUW on Thursday, December 31, 2020

VCの方も　WEBでTEAMというのを紹介されており眩しい経歴の方々ばかりです。しかし、スタートアップが上手くいくのは　これまでとは連続性のない非連続なアイデアだったり　これまで考えもつかないことであったりするのではないですか？　そして　非常に真剣に人生をかけて考え尽くされたIDEAだと思うので　いくら百戦錬磨のVCの方でも　次の打ち手については出てこないことも有るかと思います。　そうなると　スタートアップの方がVCの肩を借りるように　VCの方もより大きな肩を借りたほうが　事業の継続性GOING　CONCERNという視点では良いのでは？と考えました。（それに　いつまでも手とり足取り続けるわけには行きませんので　自立・自律をして貰う必要もありますよね？）

GOOGLEがあるじゃないか！

GOOGLE　SCHOLARの下にも「Stand on the shoukders of giants(巨人の肩に乗る)」とあります。加えてGOOGLEの目的は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念に掲げています。しかし、すべての情報を参考にすることはスタートアップには現実的ではありません。　「課題の絞られた中での多様性というものが求められているのでは？　」ということで

①医療にため息を持つ（絞られている）
②医療従事者（絞られている）
③自分のチーム（スタートアップ内やお世話になっているVCさん）以外

という立ち位置で今回のWEBサイトを構築しました。