【クラウド総合病院⑧ 納得・ブーイング・WOW 】
人の期待値と結果
①出来ると思っていたことが出来るのは【納得・当たり前】
②出来ると思っていたことが出来ないと【ブーイング】
③出来ないと思っていたことが出来ると【WOW】
これまで述べてきた患者さんの期待を下げるというのは②を避け①に収めるという 【消極的な打ち手】です。③のWOW効果はまずは期待できません。
そこでWOW効果を期待する有意義な診療形態を目指したいなと皆さまで実現したいのが【クラウド総合病院です】
これは
・まずは診療報酬はつきません
・自分が提供する価値と 助けを受けるメリットのバランスは 提供する価値(負担)の方が大きいかもしれません
・しかし、患者さんがそのメリットを受けると貴院にたいする【WOW効果】は高いかと思います
困りごとは自分の専門外 地域外に関することが多いです。
・(患者さんが使う)オンライン相談のBOARDドクターなどはサービスなどからPAYをうけているPAID DOCOTRSです。一方向性
(医師が使う)オンラインの症例相談は例えば 皮膚科や眼科の先生に意見を聞けるサービスなどがあります。 非常に有意義ですが 情報の非対称性が一方向でメリットを受ける側は必要時のみログインして 質問を受ける側は絶えず質問を受ける臨戦態勢にいる状況で サービスの非対称性が生じています 質問する側は 質問するときのみ【我が事化】している状況です・
今回は クラウド総合病院では 参加していただく先生全員が【我が事化】している状況になって欲しいのです。 それは あるときには質問することになりますし あるときには質問されることになると思います。
わからない症例の際の紹介先や質問先を4象限で切ってみます(専門と地域の2軸で切ってみました」)
【左下象限】同じ専門で同じ地域だと 地域の地区専門医会(私でいうと杉並区眼科医会)の中の専門性のある先生に紹介させていただきます
【左上象限】同じ地域で異なる専門だと 患者さんの利便性も含めて良くて専門性のマッチングが問題なければ医師会の中の先生やいつもの紹介先がよいと思います。
【右下象限】同じ専門で異なる地域だと 医局や同科の知り合いがピンポイントでその地域にいれば いいですが 大都市圏のように交通網が縦横に走っている地域だと少々離れていてもいいですが それ以外の地域ですと地図上の距離では近くても車では非常に遠回りで診療圏が全く違う場合には逆に都心に来たほうが早いという方もおられるので ほぼ自分では見つければい場合が多く「一度近隣の医療機関にかかってそこから紹介してもらって下さい」となります。それは【仕方ない】と医師側からも患者さん側からも思われています
【右上象限】もうこれはいろんな知り合いにきいて本当に偶然見つかる場合以外にはもとともと無理【仕方ない】と諦められています。
「だからインターネットがあるじゃないか!」と言われそうですが、 先生方自身はそのように調べてここに行って下さいとお伝えしますでしょうか? 私も知らない地域や専門だと 一緒にWEB検索をしてその地域に該当する医療機関が一つしか見つからなければ「まず行って下さい」ということはあります。しかし その患者さんの通院範囲に複数ある場合には「ご近所の方の噂や薬局の方などに聞いてみて下さい」とお伝えします。 ローカルな噂は 地元の方々がよくご存知で ご近所の方はその先生の人間性や雰囲気をご存知ですし 特に個人の薬局の方は先生の専門性などをご存知のことも多いですから。
しかし、おそらく 患者さんがそこまですることは少ないと思うんです。ではどうしたら?
ちょっと興味が出てきた先生は医師の外れ値! ぜひご参加下さい
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