出どころが不明ですが、この俳句が好きです。
障害児を8年育ててきて、やっとこれが理想なんだと最近気づいたんです。
鳴かせようとあれこれしてもダメ、
待ってもダメ、
思い通りにならないなんて当たり前。
障がいがある子どもに限らず、それぞれ特性があって、そもそも鳴くのが当たり前の前提になっていることが、育児をする親を追い詰めているのではないかと、勝手に解釈したりして。
もっと早くにこんな気持ちで育児ができたなら、子どもの発達に良い影響が出ていたのかもしれないという後悔もありますが、当時はそんな気持ちの余裕は正直全くありませんでした。
いろんな機関や療育、病院に奔走して、子どもがある程度成長した今だからこそ、この俳句が理想だと思えるのかもしれません。
もちろん今でも、できることはやろう精神で、親子共々走り続けています。
てつなぎ広場 にも、子どもの発達に関する悩みを持っているママさんが沢山います。
数々の投稿を読むと、悩んでいるのは自分だけではないんだ、とホッとします。
子どもの成長や発達には、不安がつきものですよね。
この子はこの先、自立して生活していけるのだろうか。
成長していくにつれ、また新たな壁が立ちはだかり、私の「育児」はいつ終わるのだろう・・・と先への不安ばかりが増していきます。
ちなみにですが、「発達障害」と「知的障害」は厳密にいうと解釈が違うんですよね。
早くに子ども自身の「困りごと」がわかれば、適切な療育や環境を与えることができて、適応機能などが向上する可能性は十分にあります。
悩みや疑問を抱え込まずに、相談したり、周りに助けてもらいましょう!
これは私自身の経験から言えることでもあります。
子どもの時代より、大人の時代の方が圧倒的に長いのです。
今後、我が子が幸せな大人時代を過ごせるように、家族や周囲の機関に頼りながら、皆でサポートしていけたらいいですよね。
「鳴かぬなら、調べてみよう、ホトトギス」
「鳴かぬなら、誰かに聞こうか、ホトトギス」
「鳴かぬなら、それでもいいや、ホトトギス」
とはいえ、頑張りすぎはよくないですよ。
てつなぎ広場 で、愚痴や弱音を吐き出して、共感し合いながら、ご自身も大事にしてくださいね。
ついでにポイント貯めて、デジタルギフトを抽選で当てちゃいましょう。
「てつなぎで 共鳴しあおう ホトトギス」