年齢なんて関係ないよ。

 突然ですが、年齢で夢をあきらめてませんか?
たしかに若い頃は無限大な想像力を持ちあれやこれやと語っていたりした自分が今は自分はこんなもんだとか、あと何年我慢したらとか、安定しちゃってませんか。

良いことです。おわり。

と、終わりにしないところが私なのです。
どうぞおつきあいくださいませ。

 私は中年になった今、ようやくやりたかった経理の仕事を頂きました。やりたいのに何故やらなかったか。
簡単です。世間の情報に完全に飲み込まれあきらめたのでございます。

 あなたは年なのだから、雇ってもらえる会社にありがたく行けとか、生活のために働けとか、AIにとられちゃうからとか。

 私は右を向いても左を向いても行き止まり。
結局小さな世界で踊る人形となり夢を見ていたわけである。幸せだし何も悪くはありません。
だって、それを楽しむこともまた人生なのだから。

…。

違う、違う。違う。私は違う。
私は小さな世界を逃げ出したいと願っていたはず。
人魚が陸にあがりたいと願う気持ちよくわかる。
できないし、怖い。だけど苦しい今はもっと嫌だ。

 それなのに、人の流れでプカプカと流される私は最近気づかされたのだ。派遣元のコーディネーターさんと話しているうちに自分がやりたかったことが心の底から出てきた。そして不思議なことにやりたいことに素直になると求人がポロポロと提示されるわけなのである。今までいくら頑張っても見つからなかったのに、約5年くらい悩んでいたのに。内定まで出たのだ。たしかに派遣社員だから不安定かもしれないが、そもそも派遣ですら見つからなかったんだから内定もらえたことはすごいことである。

 この調子で今度はもう一つ夢を叶えて行こう。
また私はもがきはじめている。

 夢ではないけれど、年齢繋がりでもう一つお話をしよう。うちの主人がアメブロを始めたのだ。
パソコン苦手で一本指とマウスで仕上げていく。
本を片手に、わからないことは私に聞きながらブログを書いている。なにがすごいかといえば、主人は私より16歳も年上だ。その主人が新しいことに挑戦している。毎日少しずつ進むブログは、他人からしたら興味がないことかもしれないけれど、私にとっては楽しみの一つである。
もしよろしければ、晩ごはんは団欒でアメブロを検索し、カピパラアイコンを覗いてほしいのだ。
完全に宣伝だ。
https://ameblo.jp/tuyosi-3006308/entry-12828839330.html

 話を年齢を理由に夢をあきらめていることがあるかどうかという冒頭に戻そう。私は皆さんに夢を追いかけようとは言わない。ただ自分の素直な気持ちは何かを、考える時間は必要だということを伝えたい。あと何年元気に過ごせるか誰もわからないのだから、自分が気持ちが良いことにたまには目を向けてゆっくりと癒やされることは必要だ。ずっと戦場にたち一人で何人もの敵を倒し続けていたら、きっと自分が倒れてしまう。だからウルトラマンみたいに時間が来たら帰ってしまえばよいのだ。

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