にんでぃん皮むき器


 はーい、テツガク肯定です。

 最近、『ルーニー・テューンズ・ショー』というアニメを見て。
 思考がインテグラになった、話があります。

 それが、この動画なんですが……。


 おそらく、バッグスとダフィーのやり取りは理解できると思います。
 ですが、違和感のようなものを感じるかもしれません。
 私は感じました。何かが違う、でもなんだろうか?

 何回か繰り返してやっと気づきました。

 にんでぃん


 最初はこの世界では、にんじんをにんでぃんと言うのだと思いましたが。
 ダフィーは、ハッキリとにんじんと言っています。

 それに、よくよく聞くとバッグスは。 

 そいしょに、でぇんぶ、だんだか、など……。


 他にも不思議な言い回しをします。
 それで、やっと気づきました。
 バッグスには、サ行がタ行に変わる、ステキな個性があるんだと。

 その後、英語版はどうなんだろうか、と気になり。
 英語音声の動画で、バッグスがにんでぃんと言うシーンを確認してみました。

 私の聴覚では、キャロットと聞こえました。
 つまり……英語版には、この個性はないのかもしれません。
 もしかしたら、独特な訛りがあるのかもしれませんが。

 ただ、日本語版ではにんでぃんと確かに言っています。
 翻訳の時? 脚本の台詞なのかわかりませんが。
 これを考えた方は、超・天才だと思います。

 ちゃんと伝わるのに、不思議な違和感が印象に残り。
 それに気づけたら、もう忘れられない。

 『にんじん』が『にんでぃん』。
 『知ってるんだぞ』が『知ってるんだド』。

 単語や言葉の一文字を変えても伝わるもので。
 一文字違うだけで、かなり個性的。

 水島新司さんの男・岩鬼さんのように。
 土井垣(どいがき)さんをドエガキなど。
 そういう個性って、かなりステーキだと改めて気づきました。

 『ルーニー・テューンズ・ショー』の台詞回し、とんでもないです。
 サラッと理解できるのですが、どこか変だなと気づいてしまったらインテグラです。
 あっという間に引き離されて、こういう楽しませ方もあるんだとスマイリーです。

 にんでぃんをかじりながら、どったのセンセー?
 キャロットをにんでぃん、『what's up』をどったの。
 超・天才の翻訳感覚が生み出した、お洒落な伊達ウサギさんです。

 『ルーニー・テューンズ・ショー』、めちゃ面白いです。
 もし、知らなければ、是非、あなたも不思議な国へ。 

 それでは、また次の機会にお会いしましょう。






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