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テツガクちゃんと肯定(2020年)一覧(仮)

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 気がつけば、石の上にも3年、そんな今が過ぎた、シーズン4。
 開幕から話題は尽きず。
 もう、いろいろあり過ぎて紹介しきれません。
 シーズン4の2020は更新頻度が多く、紹介したい記事が山のようにあります。

 その中で、どうしても紹介したい、8つの話題。
 この年、一番の長文になった、第302章『タイムマシンの在り処』
 遂に、シーズン1から疑問に自分なりの答えを出したのがこの話です。
 もしかしたら、この先で新しい答えに出会うのかもしれませんが。
 しばらくは、この答えと共に。

 第222章『死という錯覚』に気づいてしまった気がした、この話題。
 今もなんとなく、死は錯覚のような気がします。
 それに気づけず、永遠に彷徨っているだけのような?

 第341章『教科書に載った、たから島なんて』
 あまり格好がつかないことに気づき。
 だけど、何かしたい心情を。宝の地図を描き残すことで表そうと考えていたり。

 第321章『青い春の在り処』に気づいて。
 第263章『帰るための切符』を思い出して。
 第272章『随分と幸せな夢』を見た、私。
 きっと、この先で新しい物語に出会うのでしょう。
 その名は中想青帰

 そして、この年、一番の感動は。
 第349章『朝靄が稲穂色に染まった』、10不可思議年に1度の台風の朝。
 あの時見た、今、この瞬間は……きっと、忘れない。たぶん。

 この紹介分を最後まで読んでくださっても。
 けっきょく、何を伝えたかったのか。それは、わからず。
 だからこそ、第226章『最後まで聴く』
 聴いたとしてもわかるとは限らないからこそ。
 それが何よりも重要、と霧の都の探偵が言っていたらしいです。



第195章
よろしく、2020年

 2020年は『とりあえず、やり切ろう』。
 その合言葉と共に進んで行きたい。
 そう思える、風と光に出会えました。
 きっと、これは大事件でしょう。


第195回『よろしく、2020年』 より


第196章
礼して和む

 何かに礼をする。
 そこに込められた、想いの秘密は何でしょうか?
 平らに成った、何かに令をするのは和やかな何か。
 そんな例話の零話のような。


第196回『礼して和む』より


第197章
いつまでたっても変わらないもの

 『情熱の薔薇』が問いかけた。
 いつまで経っても変わらない物。
 そんな確かな重さを持った、永遠もあるようです。


第197回『いつまでたっても変わらないもの』より


第198章
すっぱい葡萄を見抜く狐

 すっぱい葡萄を見抜ける狐。
 ほぼ、その助言に間違いはないのですが……。
 時々、疑問符がとり憑いている時があります。
 例えば、いいものを紹介してくれる時など。


第198回『すっぱい葡萄を見抜く狐』より


第199章
つうといえばかあ

 『つうといえばかあ』。
 その間柄は、YES人間とは限らず、NO人間でもない。
 阿吽の呼吸……いえ、『つうかあ』な呼吸です。


第199回『つうといえばかあ』より


第200章
ネタだから

 遠い昔、遥か彼方の時代。
 『ネタとすし屋と本音』という昔話があったそうな。
 人気のすし屋の主人がネタを握るの辞めて、代わりに握ったのは……。


第200回『ネタだから』より


第201章
ロジカルと正論とハラスメント

 巷のどこかの港では『ロジカルハラスメント』という言葉が踊っているそうです。
 その噂は、ほんの少しだけ不思議な香りがします。
 なぜなら、『ロジカル』が『正論』に変わっていたからです。


第201回『ロジカルと正論とハラスメント』より


第202章
積もるつもりがない、積もった嘘

 つくつもりもなく、積み重ねてしまう嘘。
 そういう嘘もあるようです。
 それは、狐が噛み付きたくなるような、嘘です。


第202回『積もるつもりがない、積もった嘘』より


第203章
面白いことと楽しいこと

 面白いことと楽しいこと。
 その二つの間には、確かな重さの違いがあるようです。
 あなたが見つけた、その違いは何ですか?
 

第203回『面白いことと楽しいこと』より


第204章
考える素人

 プロと素人の違い。
 もし、それがあるのだとしたら……。
 素人はあれこれ考え、何かを知ろうとする素人。
 そんなプロトタイプなプロもどきなのかもしれません。


第204回『考える素人』より


第205章
無敵

 『無敵』という一つの言葉でも。
 その先の景色は様々なようです。
 『無敵』、それは誰にとって『無敵』なのでしょうか?


第205回『無敵』より


第206章
生まれた、その瞬間から

 とても当たり前すぎて、見失いがち。
 何を見失ったのか、それすらもわからない。
 そんな『Mr.ジョーンズ』になれる当たり前を紹介します。
 生まれた、その瞬間から、自分は自分だったんだ。


第206回『生まれた、その瞬間から』より


第207章
心ないやさしさ

 心ないやさしさ。
 それは、『敗北の味』です。
 その味を味わったことがありますか?


第207回『心ないやさしさ』より


第208章
フィクション?(前編)

 『フィクションと現実は違う』。
 そう語りかけるのは、詐欺師のささやき。
 違うと言い切れるほど、この現実について何も知らないのですから。
 そう気づいてしまった私も同業者で……。

 
第208回『フィクション?(前編)』より


第209章
こんにちは、さようなら

 誰かが世界に『ハロー』と言えば。
 誰かは世界に『グッバイ』と言う。
 その当たり前は、ほんの少し不思議が香る何かです。


第209回『こんにちは、さようなら』より


第210章
動詞になれない形容詞

 
 私達を悩ませる様々な何か。
 その中で厄介なのが形容詞です。
 動詞になれない、ただの形容詞に振り回される日々です。


第210回『動詞になれない形容詞』より


第211章
フィクション?(後編)

 『フィクションと現実は違う』。
 そう言い切れるほど、証明の刀がないと気づけたら。
 友達になる物語は選んだ方がいい、と思うのかもしれません。
 呼び鈴が鳴ったら、もう魔法の呪文も届きませんから。 


第211回『フィクション?(後編)』より


第212章
わがままで、我がままな自分らしさ

 わがまま。
 それは、ほん少し悪い印象が憑きまとう、亡霊の景色です。
 ですが、全てを帳消しにできる、そのページに出会うまで手放してはいけません。
 このまま、そのまま、わがままにDIVE IN! です。


第212回『わがままで、我がままな自分らしさ』より


第213章
はだかの王様を笑う賢い国民

 『はだかの王様』を笑うのは、とても賢い国民です。
 そのことに気づいていた王様は、自分と似た友達を探していたのでしょう。
 そして、出会ってしまった、賢くはない、あの少年。


第213回『はだかの王様を笑う賢い国民』より


第214章
関心のない人は立ち去ろう

 『経験のない人が口を出すな』。
 そう思ってしまう気持ち、それはわかりますが。
 それを言ってはお終い、という気持ちも同じくらいわかる。
 その二つの気持ちの狭間で出会った何かがあります。


第214回『関心のない人は立ち去ろう』より


第215章
小心者の距離感

 今はもう会えないから。
 その距離まで遠く離れてしまうとは限りません。
 むしろ、近づいてしまう。
 そんな『小心者の距離感』もあるようです。


第215回『小心者の距離感』より


第216章
はだかの王様のその後

 『はだかの王様』の物語に登場する王様と少年。
 二人は似た者同士で、類は類を呼ぶように出会い。
 その先で、類は友を呼ぶといえる場面。
 その名場面に、出逢えたのかもしれません。


第216回『はだかの王様のその後』より


第217章
二人の詐欺師

 この世界には『二人の詐欺師』がいます。
 一人は「夢は叶うよ」と語ります。
 もう一人は「夢は叶わない」と語ります。
 どちらも詐欺師で、どちらも正直者。
 あなたの羅針盤はどちらを示しますか?


第217回『二人の詐欺師』 より


第218章
どん底だから

 もし、本当にどん底があるのだとしたら。
 あがるよりも沈んだ方が早いのかもしれません。
 そのまま、沈み込む、沈み込む。


第218回『どん底だから』より


第219章
ステレオタイプというビール

 ステレオタイプ、それはビールと似ている。
 表面の白い泡の下に、黄金の水がある。
 きっと、ステレオタイプも思い込みがつくるビールなんだろう。


第219回『ステレオタイプというビール』より


第220章
憧れという幻

 追いかけても、追いつけず。
 真似をしても、その影にもならない。
 だからこそ、出逢える何かもある。
 そんな『憧れ』という幻の影、幻影に憧れたり。


第220回『憧れという幻』より


第221章
『あさくらさんしょ』に出会った

 新しさや珍しさ、発見に奇抜な型破りでもない。
 ただ、忘れていたことを思い出す。
 そんなことに気づいてしまったのは、『あさくらさんしょ』さんのお蔭です。


第221回『『あさくらさんしょ』に出会った』より


第222章
死という錯覚

 気づけない当たり前や気づけない出鱈目。
 それらは、とても厄介な錯覚を見せます。
 例えば、『死という錯覚』とか。


第222回『死という錯覚』より


第223章
スタンド・バイ・ミー効果

 特別な状況で特別なことをする。
 そこには意外にも平凡さが宿り。
 平凡な状況で平凡なことをすると。
 なぜか、特別なドキドキが宿ってしまう。
 それは、『スタンド・バイ・ミー効果』 という当たり前。


第223回『スタンド・バイ・ミー効果』より


第224章
スタンド・バイ・ミー効果・補足

 当たり前の中で小さな壁に出会う。
 乗り越えなくてもいい壁だけど、あえて乗り越える。
 そこで待っているのは、予想通りだけど、忘れていた当たり前かもしれません。


第224回『スタンド・バイ・ミー効果・補足』より


第225章
秘密結社は脆くも崩れ、一方で当たり前は当たり前のままに

 混乱の中、脆くも崩れる秘密結社の秩序があり。
 その一方で、変わらずに在り続ける当たり前もあり。
 私達はその中間と狭間の間、その間柄にある深い縁。
 その深縁を覗けば、ドン・キホーテが見た景色が見えるのかもしれません。


第225回『秘密結社は脆くも崩れ、一方で当たり前は当たり前のままに』より


第226章
最後まで聴く

 人の話は、最後まで聴かないとわからない。
 だけど、最後まで聴いてもわかるとは限らない。
 だからこそ、最後まで聴く。
 それが何よりも重要、と霧の都の探偵が言っていたような。


第226回『最後まで聴く』より


第227章
錯覚の確率

 知識や数式など、その覚りが錯じっていく。
 溜め込みすぎた、それらは腐り、しがらみになります。
 そんな錯覚に迷った時は、『月光陽光』に頼りましょう。


第227回『錯覚の確率』より


第228章
平和ボケという謳う、その瞳には

 『平和ボケ』と謳う鳥がいる。
 きっと、高い空から砂の銀河を見ているから。
 地上にある平和という星も見えるのだろう。
 平和を知っているのは、あの鳥だけ。


第228回『平和ボケという謳う、その瞳には』より


第229章
手段と目的、その二つと遊ぶ

 手段に囚われ、目的が見えなくなっていく。
 今、そんな真っ赤な嘘の中。
 何かの力をどれだけ得ても。
 肝心の結果を得ることができない。
 そんな嘘の中。


第229回『手段と目的、その二つと遊ぶ』より


第230章
モンティ・ホール問題の裏側

 数字や確率は、確かに客観的なものだろう。
 だけど、 それを見て、理解して、語った、その瞬間。
 それらは、客観色を主観色に染めたものに変わる。
 『モンティ・ホール問題』の裏側のように。


第230回『モンティ・ホール問題の裏側』より


第231章
生な粋、生意気を大切に

 『自分になら、それができる』。
 そんなことを思える、生な粋、生粋の生意気さ。
 それはとても大切なものです。
 それさえあれば、いなせなまっしぐら、ナンバーワンです。


第231回『生な粋、生意気を大切に』より


第232章
夕焼けに、メロン色の若い空を見た

 団地から飛んだ『紙飛行機』。
 それが突き抜けた、メロン色の若い空。
 それを、夕焼けに見ました。
 赤と青の中間に、確かなメロン色を。


第232回『夕焼けに、メロン色の若い空を見た』より


第233章
Mr.世間様と世間知らずな似た者同士

 君は世間知らずだ。
 そうMr.世間様は語る。
 だけど、そのMr.世間様は。
 どれだけ私のことを知っているのだろうか?


第233回『Mr.世間様と世間知らずな似た者同士』より


第234章
消えない人気が

 消えないものに、消えて欲しい。
 消えてしまうものに、消えないで欲しい。
 ただ、それを見てみたいという欲求。
 あの気持ちは何なのでしょうか?


第234回『消えない人気が』より


第235章
よく売れるもの

 Mr.世間様の幻想の中で、最も売れるもの。
 それは、紹介する詐欺師によって様々だと思いますが。
 一番人気で、永遠の流行のように売れ続けるもの。
 もし、それがあるのだとしたら。
 それは『恐怖』でしょう。


第235回『よく売れるもの』より


第236章
人気のアレ

 人気のアレ。
 それは、越えてしまえば賞賛されず。
 人気のアレと同じ高さであり続けないと。
 似た者同士でなければ、人気者にはなれない。 そんな気がします。


第236回『人気のアレ』より


第237章
好きかどうかなんて

 好きかどうか。
 その幻想が見せた錯覚。
 それら全てを、トタン屋根に投げても惜しくない。
 そう思える気持ち、それは当たり前でしょう。


第237回『好きかどうかなんて』より


第238章
くーだらねぇ、と

 くーだらねぇ、と吐き捨てた本音。
 その形は様々でしょう。
 『今宵の月のように』 と思えなくても。
 それが本音なら、どれもステキな気がします。


第238回『くーだらねぇ、と』より


第239章
好きなこと、それは隙を生む魔法の呪文

 『好きなこと』がどうたらこうたら。
 それは詐欺師が隙を呼ぶ呪文です。
 別に好きじゃなくても、それがやりたいなら、それで。
 これも新しい詐欺師の呪文かもしれませんが。


第239回『好きなこと、それは隙を生む魔法の呪文』より


第240章
幻実の一等星

 幻実の一等星がどこかで誰かを待っている。
 窓に映った、ディスプレイの光の中。
 なぜか、気になる箇所があり、それをクリックしたら。
 出会ってしまった、とんでもない星とか。


第240回『幻実の一等星』より


第241章
タケノコを探す名人

 可能性と『タケノコ』は似ている気がします。
 大き過ぎれば驚きの味は薄く。
 小さければ驚きの味は濃く。
 地中と地上、その中間で待つのは伝説の『タケノコ』です。


第241回『タケノコを探す名人』より


第242章
歪んだ真っ直ぐ

 真っ直ぐ、気持ちを伝えているのに。
 伝わらないこともある。
 『トーチソング』が聴こえる。
 言葉はいつもから回りだ。


第242回『歪んだ真っ直ぐ』より


第243章
できそうだな、という曖昧な気持ちを

 『できそうだな』という曖昧で生意気な気持ちって。
 意外と便利で頼りなるって、呟いた。
 ヒットソング聴きながら。
 このまま、どこか遠くへ飛べそうだ。
 翼よ、あれが、あれこそが。


第243回『できそうだな、という曖昧な気持ちを』より


第244章
現実を語れる人はいても

 現実を熱く語るのは、誰にでもできる。
 だけど、その現実を納得できる、冷たさ。
 それを伝えるように誰かに説ける人。
 そんな人はいるのだろうか?
 語るには易しく、説くには難しい。


第244回『現実を語れる人はいても』より


第245章
嘘つき?

 嘘つき。
 それは、嘘という幻を描くから嘘つきなのか。
 それとも、自分とは違う何かを語るから嘘つきなのか。
 気がつけば、嘘つきという幻は消えていました。


第245回『嘘つき?』より


第246章
客観的という幻想

 客観的な視点。
 きっと、それは錯覚の幻想でしょう。
 なぜなら、主観以外の窓で物事を覗く事。
 それは、誰にとっても平等に困難なことですから。
 客観的な視点、それは詐欺師が描いた幻です。


第246回『客観的という幻想』より


第247章
見えたものしか

 見えたものしか、描けないし、語れない。
 そんな我がままな愚か者が、流行に乗れないこと。
 それは、当たり前に然る当然で。
 だけど、本心と本音に乗る、 その飛び方は浪漫飛行。
 本当のことは、本当じゃないと……。


第247回『見えたものしか』より


第248章
平等と公平
 
 平等と公平。
 そこには、昼と夜ほどの違いがありそうです。
 例えば、映画館です。
 平面に等しく並ぶ平等な椅子と偏りなく並ぶ公平な椅子。
 今では、平等な椅子が並ぶ映画館は少なくなりましたね。


第248回『平等と公平』より


第249章
第八感

 もし、第七感が思考を読み取り、理解しようとする力であれば。
 第八感は当たり前を理解する力だと。
 私は"個人的に"思います!


第249回『第八感』より


第250章
ヤマト魂

 『ヤマト魂』なんてものがあるとしたら。
 きっとそれは、事なかれ主義の怠惰太子。
 限りなく中核でまともだぴょん。
 おい、私を誰だと思っているのだ。
 私こそは……。


第250回『ヤマト魂』 より


第251章
才能がないことに気づける才能

 才能がないことに気づける、それも才能で。
 その才能がなくても、何かをやってみたい。
 そう当たり前に思える。
 きっと、それは誰もが持っている『当たり前』。
 それさえあれば、他には何も。


第251回『才能がないことに気づける才能』より


第252章
セオリーの中のセオリー

 セオリーの中にもセオリーがあり。
 様々なセオリーが重なった、定めの層。
 その重さで、目的が歪んでしまったら。
 そんな時は、セオリー無視する。
 それも一つのセオリーかもしれません。


第252回『セオリーの中のセオリー』より


第253章
公正で公平

 平面に等しく平等な景色は日常の石。
 だけど、公正で公平な景色は幻想だ。
 もし、それが目の前に現れるとしたら。
 それは、人間が人間でなくなる時だと思います。


第253回『公正で公平』より


第254章
あまりにも、平面に等しく平等すぎるから

 不平等を謳い訴える時。
 それは、本当に不平等だから問題なのではなく。
 恐ろしいほどに、平等だから問題なこともある。

 ―テキトウ・テツガク―


第254回『あまりにも、平面に等しく平等すぎるから』より


第255章
やる気なんかゴミ箱に

 やる気があれば、様々な『ホショウ』があるわけでもなく。
 成功する理由も見える景色が変わる理由も。
 やる気にはないのだろう。
 それならば、そんな物はゴミ箱へ。
 それよりも、しがらみを解いた奥にある、アレを手に。


第255回『やる気なんかゴミ箱に』より


第256章
ルーシーのように

 憧れの森の中。
 歩いているけど、眼と目は閉じたまま。
 そんなルーシーさんの秘密じゃないと、出逢えない何か。
 確かにそれは、今、この瞬間にあり。
 それに気づけるか。
 その行方は『Mr.ジョーンズ』だけが知る。


第256回『ルーシーのように』より


第257章
才能放棄

 なんでもできる、特別な才能。
 それは、力の象徴、ミサイルに似ている。
 それに頼っても頼らなくても。
 自分が為したいことは為せる。
 それならば、象徴的な才能は……。


第257回『才能放棄』より


第258章
平面に等しく平等に偏重で不公平

 平面に等しく平等に偏重で不公平。
 それを、ドラえもんさんの中に見ました。
 それは、公正や公平とは程遠く、偏重で不公平。
 ですが、平等にある、心の情でした。


第258回『平面に等しく平等に偏重で不公平』より


第259章
止まっていないよ

 人生の中で立ち止まって見える、人影。
 それは、光速を超えた残像かもしれません。
 他の誰かには、止まっているように見えて。
 だけど、本当は、とんでもない時代からやってきた残像。
 ですから、止まっていないのでしょう。
 例え、そう感じたとしても。


第259回『止まっていないよ』より


第260章
地球に乗って

 地球儀に乗って空想旅行。
 そんな詩を羨ましく思えば。
 ずっと、変わらずに在り続ける、当たり前に出会う。
 既に、私達も乗っていたんだ。
 地球儀ではないけど、地球に乗って、太陽一周ツアーに参加していた。


第260回『地球に乗って』より


第261章
学校に行く理由

 学校に行く理由、唯一の形の質問。
 それは、答える人によって様々で、無二の形の答え。
 質問は一つ。だけど、その答えは一つとは限らない、『唯一無二』。
 私は……そこに、学び方を校えるところ、と答えます。


第261回『学校に行く理由』より


第262章
あてにしちゃ、ダメ

 流行のガンマンが言ったよ。
 国をあてにしちゃ、ダメってさ。
 ということは。
 国も国民をあてにしちゃ、ダメってことさ。
 自己防衛、そういうことだろう?
 ようこそ、生まれたての混沌が待つ、東部開拓時代へ。


第262回『あてにしちゃ、ダメ』より


第263章
帰るための切符

 当たり前。 
 それは、時と場合によっては計り知れない。
 そんな力を秘めている、と知った学生時代。
 先生が返した、あの答えが今でも忘れられない。
 あの時の『帰るための切符』は、まだあるだろうか?


第263回『帰るための切符』より


第264章
かつては、『Mr.ジョーンズ』だったMr.G

 始まりはみんな同じだけど。
 様々なものを積み重ね、歪んだ雲の果てへ辿り着いた、あの誰か。
 そこで、誰かは『Mr.ジョーンズ』の名前と引き換えに、世界の全てを知り、『Mr.G』になった。


第264回『かつては、『Mr.ジョーンズ』だったMr.G』より


第265章
人気者と何者でもない者

 人気者と何者でもない者。
 そこには、差という幻がある。
 簡単に表せば、人気者はお金が稼げる。
 そんな差があるのかもしれない……。


第265回『人気者と何者でもない者』より


第266章
実力という霧


 学校というおとぎの国の外。
 もう、そこには、実力という幻はありません。
 複雑な計算式ではかる、実力。
 それでは、単純過ぎる事実は掴めません。


第266回『実力という霧』より


第267章
Mr.Gになるための条件

 自分は『Mr.ジョーンズ』のことを何でも知っている。
 そう語る、『Mr.G』の答え。
 『彼は何も知らない人だよ』
 その答えが意味すること。
 それが、『Mr.G』になる条件の欠片だと思います。


第267回『Mr.Gになるための条件』より


第268章
やめろ大臣

 『やめろ大臣』は遠慮も知らない。
 自分が気に入らない何かに出会えば、偉そうに叫ぶ大臣。
 しかし、大臣は辞めない常套句。
 ですから、あなたも辞めないでください。
 きっと、それは、よく見れば消えてしまう。
 幻の影、幻影ですから。


第268回『やめろ大臣』より


第269章
本音と嘘

 子供は偽りのない本音で語り。
 大人はタテマエという嘘で返す。
 そんな対立が、描かれることもありますが。
 今、この瞬間に、子とか大とか、そんな違いはなく。
 ただ、一人の人がいるだけなんだぜ。


第269回『本音と嘘』より


第270章
自分とのキャッチボール

 現在の自分が、未来の自分に向かって、今というボールを投げる。
 未来の自分が、現在の自分になった時。
 過去の自分から、今というボールを受け取る。
 そんな当たり前は、さながら自分とするキャッチボールのよう。


第270回『自分とのキャッチボール』より


第271章
『一攫千金』と『分割百均』

 『一攫千金』の夢を狙うのだから。
 辛いのは当たり前、そう『やめろ大臣』が喚き。
 そのリズムで、加速した誰かが目にしたのは。
 想像した『一攫千金』ではなく、ネズミにかじられた半分。
 マルチな『分割百均』だった……。


第271回『『一攫千金』と『分割百均』』より


第272章
随分と幸せな夢

 契約金三極円、秒俸八不可思議円の一秒契約。
 それには程遠かったけど、随分と幸せな夢。
 夢の中で幸せを掴んだ自分。
 それから、今、この瞬間の自分。
 きっと、どちらも同じものを掴んでいる。


第272回『随分と幸せな夢』より


第273章
現実を突きつける?

 『ゲンジツ』を突きつける。
 どっかの誰かには鏡を用意しましょう。
 鏡が憑きつける、違う『ゲンジツ』に。
 ステーキなあいこを学ぶはずですから。
 そう、キンパチ先生から教わりました。


第273回『現実を突きつける?』より


第274章
それぞれの三割打者

 実力至上主義。
 そのはかりで計れば、3割は同じ実力。
 太郎 .350 30本 150打点 (勝利打点10)
 次郎 .310 10本 50打点 (勝利打点40)
 きっと、この二人も同じか。
 太郎の方が上だと評されるのだろう。


第274回『それぞれの三割打者』より


第275章
恐ろしく怖くもない無関心

 無関心が恐ろしく怖い。
 そう誰かは言うが、それは嘘が香る台詞だ。
 なぜなら、今、この瞬間、あなたは私のことを知らないけど。
 特別、その事実をあなたは恐ろしく怖がらない。
 そして、それは私も同じことです。


第275回『恐ろしく怖くもない無関心』より


第276章
山を見たことを忘れたい

 何かを避けようとすれば。
 その軌道が避けたかった何かの外側を描いてしまう。
 何の影響も受けずに進むために。
 山を見たことを忘れたい、と思うこともあり。


第276回『山を見たことを忘れたい』より


第277章
三日で飽きると言うけど

 何かは三日で飽きると言うけど。
 それは、錯覚なのかもしれない。
 なぜなら、私達は昨日へも明日へも行けません。
 ですから、 飽きる三日目も、慣れる三日目も。
 何もないのかもしれません。


第277回『三日で飽きると言うけど』より


第278章
万能なN=ET

 万能なN=ETという法則。
 それを料理に応用すれば、こんな感じ。
 N(美味しいステーキ)=E(火力)×T(時間)。
 何事も簡単に表してしまう、魅力的なエンジン。
 その前では、平面に等しく平等に、特別な制限などなくなってしまう。


第278回『万能なN=ET』より


第279章
登山、降山、上山、下山

 下りると降りる。
 その間にある、ほんの少しの違い。
 それに気づけたら、この不可思議さに出会うことでしょう。
 目の前にある、登山と下山。
 登山と降山、下山と上山ではない。
 ほんの少し不可思議な間柄に。


第279回『登山、降山、上山、下山』より


第280章
ワガママ・カレンダー・ガール

 誰かに自分のカレンダーを染めて欲しい。
 そう願った儚い夢は、三日過ぎても飽きない。
 そんなワガママと共に、夢中な速度で飛んでいった。
 カレンダーを中間色に染めながら。
 カレンダーになるのが夢なの、と詩を残して。


第280回『ワガママ・カレンダー・ガール』より


第281章
模倣というロックンロール

 人がつくるものは、全て二次創作。
 そう気づけたら、出会える。
 オリジナルという幻もあるのかもしれません。
 無意識の奥の方とかに。


第281回『模倣というロックンロール』より


第282章
次の機会なんて

 誰とでも簡単に連絡が取れる。
 不便とは程遠く、便利で助かるステキな時代。
 だけど、そこにも確かな重さの寂しさがあり。
 積み重なった当たり前の重さで歪み、怠惰に染まる。
 それは、ほんの少し寂しい。


第282回『次の機会なんて』より


第283章
実体験はあまり重要ではない

 重要そうに見える実体験。
 しかし、それはそう見えているだけで。
 本当は、あまり重要ではなく。
 結局、何もわからないのなら。
 小さく少ない経験に酔いしれたい。


第283回『実体験はあまり重要ではない』より


第284章
地球は真っ平ら

 地球が真っ平らだと信じる人。
 それを笑う人。
 だけど、その笑う人すら平等に騙される。
 映画館の銀幕に映った、影という騙し絵に。
 誰もそれが平面だと気づきもしないだろう。
 映し出された銀幕スターですら。


第284回『地球は真っ平ら』より


第285章
いつだってやり直せる

 いつだってやり直せる。
 そう、手を差し伸ばしながら。
 ヒーローは虚言戯言を言うよ。
 その前に、あんたが隠している。
 その表の面の裏側の情。
 それを明かしてみろよ。


第285回『いつだってやり直せる』より


第286章
ノーフューチャー

 ナージャさんは好きですが。
 明日なんてノーフューチャーです。
 誰も過去や未来へ行ったことがないのですから。
 全ては、今、この瞬間にやってしまいましょう。
 合言葉は……ノーフューチャーです!


第286回『ノーフューチャー』より


第287章
かわいそうだって?

 『かわいそう』だって?
 随分と上からものを言うじゃないか。
 そうやって、底に向かって呟かないと。
 保てない品格じゃ、湿った憂さも晴れず。
 とり憑かれた、『そう』なんか祓ってしまえ。


第287回『かわいそうだって?』より


第288章
継続という魔法

 何かを継続する理由。
 その形は、人それぞれだと思います。
 もし、私なら……そうですね。
 何かを当たり前に変えるため、でしょうか。
 コーヒーを飲むように、それをしてしまう。
 そんな当たり前に変えてしまう。  


第288回『継続という魔法』より


第289章
面白くないことが面白い?

 もし、面白さのレシピがあるとしたら……。
 それは、面白くないことが面白く。
 面白いことが面白くない。
 そんな感じが、面白さという。
 ありはしない幻を表すのにピッタリな気がします。


第289回『面白くないことが面白い?』より


第290章
スペードの女王は、きまぐれ屋さんでした

 拝啓、ナージャ様。
 様々なことが重なり歪んだ、2020。
 ついに、スペードの女王に出逢えました。
 本当の本当に、きまぐれ屋さんでした。

 西班牙の先。
 海の近くにある、古びた食堂。
 オムライスが自慢の『満月のすぐ下』。
 そこで出逢いました。


第290回『スペードの女王は、きまぐれ屋さんでした』より


第291章
継続の調整法は、少し厄介で理想的な形

 
 何かを継続する、その調整法。
 それは、少し厄介で理想的な形。
 ただ、自分に正直であり続ける。
 歪んだ矛盾が薫る、この方法が今の私には一番です。


第291回『継続の調整法は、少し厄介で理想的な形』より


第292章
響く音、伝わる温度

 英語がわからない私には。
 何が何だかわからないけど。
 それが、本心が響かせた本音だとわかった。
 その温度さえあれば、『他には何も』。
 ノーフューチャー、神よ、時代をお守り給え。


第292回『響く音、伝わる温度』より


第293章
僕と誰か

 僕と誰か どちらがいいか
 わかりきったことさ 改めて訊ねなくても
 そう、謳い歌えるくらいの青さ。
 その前では何も敵わず、全て思いのままに。
 そんな青さ、あなたにもありますか?


第293回『僕と誰か』より


第294章
自由が自由に……

 『表現の自由』という言葉。
 それが示威行進しながら、誰かの自由を踏み潰す。
 その光景の名は、『自由スターの悲劇』。
 しかし、それを覗くあなた次第で。
 喜劇にだって変えられるのかもしれません。
 そんな、あなたこそ……。


第294回『自由が自由に……』より


第295章
幻想の実力世界

 移籍や引き抜き、それらが多い東の国に。
 実力至上主義という幻想を見る。
 そんな西の国の方が、遥かに実力至上主義なのかもしれない。
 何事も実力といういいわけに頼り。
 あまりにも平等すぎる、その事実は忘れたふり。

第295回『幻想の実力世界』より


第296章
一見は百聞にしかず

 百聞は一見にしかず。
 そこには、随分と不思議な景色がある。
 百と一が違うのか、耳と目が違うのか。
 その霧は解けず、不思議なまま、一見は百聞にしかず。
 やっぱり来なかった、ビギナーズラック。


第296回『一見は百聞にしかず』より


第297章
物語の世界はカミの領域

 右に神があって、左に神がある。
 同じだけど少し違う、カミとシン。
 それをを繋ぐ物語があって。
 笑えないくらいかじかんだら。
 神を信じて共に味わう、共味神信。


第297回『物語の世界はカミの領域』より


第298章
無知精神で夢知に出会う

 何も知らないから、夢を知る。
 霧の中で、無知に似た夢知と出会う。
 荷物が少ないほど冴えてくる、力もある。
 知り過ぎて沈んだ船体では通れない海もあり。
 はだかの王様でないと出逢えない友達もあり。
 

第298回『無知精神で夢知に出会う』より


第299章
それとは違う

 それとは違う。
 そんな境界線を滅多矢鱈に引いたところで。
 何が違うのかは説けない。
 『ゲンジツ』とは違うといえるほど。
 その『ゲンジツ』のことを知らないのだから。


第299回『それとは違う』より


第300章
同情を棄てて

 流行の風が流行の言葉を運ぶ。
 知らない、意味ない、興味ない。
 SIK、SIK、SIK。
 それは、どこか危なっかしい。
 誰もが持つ、人の情を棄ててしまうなんて。
 情を棄てて、Mr.Gになるおつもりですか?


第300回『同情を棄てて』より


第301章
かわいそう?

 かわいそうな人。
 そう呟くのは、高天原に住む誰か。
 しかし、上から低地原の星を眺めても。
 そこに通う秘密がわかるわけもなく。
 わからないのだから、かわいそうも何もなく。


第301回『かわいそう?』より


第302章
タイムマシンの在り処

 ドラえもんさんが残した遺産。
 その中でも最も厄介なのが。
 『流れる、時空』だと思います。
 そこを必死に探すから、今もタイムマシンの在り処。
 それは、秘密のまま。


第302回『タイムマシンの在り処』より


第303章
700メートル

 700メートル。
 行きも帰りも同じ700メートル。
 だけど、そこには確かな違いがあって。
 隣にいる誰かが、全てを歪めてしまう。


第303回『700メートル』より


第304章
好きの反対は無関心?

 好きが東なら、嫌いは西。
 東へ進み続けば、西に辿り着くこともある。
 しかし、無関心は東西南北になく。
 何もない宇宙にある気がする。
 だから、好き嫌いの反対になれず。


第305回『好きの反対は無関心?』より


第305章
幽霊船に出会った

 まるでデジャヴのように。
 なつかしい映画のように。
 出会ってしまった、伝説の幽霊船、『欲望号』。
 あなたには、あの船の幽かな光が見えましたか? 船長。


第305回『幽霊船に出会った』より


第306章
流れ変わっていく、外側

 流れ変わっていく、外側。
 いくら内面が変わらなくても。
 平面に等しく平等に、重ねる力。
 重力の魔力が全てを歪めていく。
 黒く塗り潰せ、そう歌っていたはずが。
 今じゃ、黒く塗り潰される側。
 それも詮無きこと。


第306回『流れ変わっていく、外側』より


第307章
ダブルワン

 ダブルワンに気づけたら。
 とてもステキで、無限大な可能性の∞エンジンが動き出す。
 一つのワンでは輪が足りず、我も和にならず。
 オンリーとナンバーが重ならないと。


第307回『ダブルワン』より


第308章
流行の誰かの憂鬱

 学生時代、流行の『誰かの憂鬱』なんて欠片もなかった。
 そんな過ぎ去ってしまった、あの日々。
 その思い出に文句の欠片などない、同じように。
 なぜなら、今、この瞬間。
 私は『テツガクの爽快』を味わっているから。


第308回『流行の誰かの憂鬱』より


第309章
忘れさせる術

 推理小説とスリは似ている。
 人から何かを盗む時。
 大掛かりな計画や仕掛けは必要ない。
 人の注意力は、複数のことを捉えられないのだから。
 『あらわれる』という言葉すら、何なのかわからない。


第309回『忘れさせる術』より


第310章
心があらわれる

 心があらわれる。
 その言葉に何を思うのか、それは人それぞれで。
 目には見えない心が、目の前に表れた気がした隣で。
 他の人は心を洗っていた。
 ほんの少し不可思議で面白いすれ違い。


第310回『心があらわれる』より


第311章
幻のパラドックス

 パラドックス、それが見えてしまうこと。
 それ自体が、一つのパラドックスなのかもしれません。
 『飛んでいる矢は止まっている』。
 それが、パラドックスに見えてしまうのは。
 時間が動いていると信じているから。


第311回『幻のパラドックス』より


第312章
プロの技

 プロの技。
 それは、面白いものを面白く見せるのではなく。
 面白くないものをそのまま見せて。
 見た人が無意識のどこかで。
 なんとなく、面白さを感じてしまう。
 そんな魔法のような奇術。
 それがプロの技なのかもしれません。


第312回『プロの技』より


第313章
今というタイムマシン

 タイムマシン。
 それが、過去未来、過未の時空を旅するものだとしたら。
 既に、それは、私達の手の中にあるのかもしれません。
 そうです、この現在というステキなタイムマシンです。
 全ては、『今というハッシュタグ』で連なっています。


第313回『今というタイムマシン』より


第314章
ワニからの挑戦状

 人質をとったワニからの挑戦状。
 これから、ワニの私が何をするのか。
 それを言い当てることができれば、人質は食べない。
 あなたなら、このワニの挑戦になんと返しますか?


第314回『ワニからの挑戦状』より


第315章
やりたいことが変わっていく

 やりたいと思って始めたこと。
 それが、変わっていく。
 様々な形に変わっていく。
 だけど、やりたいと思う気持ち。
 それだけは、変わらずにそのまま。
 きっと、それは、最高で最幸なことだと思う。


第315回『やりたいことが変わっていく』より


第316章
嫌われ者の自分語り

 嫌われ者の自分語り。
 そう言う、誰かも同じ自分語り。
 客観的なんて景色が幻のように。
 自分語りをしない人なんて、今はいないのだろう。
 結局のところ、みんな、自分語りが大好きなのさ。
 もちろん、私も大好き。
 ならば、もう少し、愛されるべきである。


第316回『嫌われ者の自分語り』より


第317章
デカさずいこうぜ

 笑っちゃうよ。
 揚げ足取りで格好がついて、安置されたアンチになれば存在が証明されるって?
 笑っちゃうよ。
 その前に、自分に揚げ足があるのか、確認したらどうだ?
 そしたら、安置されたアンチが何を証明するのか。
 それが、わかるだろう、『GHOST MONKEY』。


第317回『デカさずいこうぜ』より


第318章
赤毛にしびれて、ビリビリ

 ステキな赤毛にしびれてビリビリ。
 そんな今、この瞬間ならトべるのだろう。
 イナズマのように、突き抜けたきり、もうそれきりで。
 その衝撃、きっと忘れない。
 余計なものなんていらない、そこに、アンがいれば。
 それだけで、面白い。 


第318回『赤毛にしびれて、ビリビリ』より


第319章
七つでは足りない大罪

 大罪は七つでは、ほんの少し足りない。
 そんな気がします。
 肝心なあの欲望が含まれていないからです。
 それが、なければ何も認識できない。
 あのステキな欲望です。誰もがご存知のアレです。


第319回『七つでは足りない大罪』より


第320章
Win-Winはトタン屋根に

 『Win-Win』がキモちEとは限りません。
 なぜなら、『Win-Win』には気持ちいいこと。
 それを、決められないからです。
 そんなものは、トタン屋根の上に。


第320回『Win-Winはトタン屋根に』より


第321章
青い春の在り処

 青い春、青春と呼ばれるもの。
 もし、それが、どこかに在るとしたら。
 その在り処は、数字の中ではない気がする。
 きっと、それは、振り返りたい、そんな心情の中に。
 あなたなら何と説きますか? 青い春の季節の在り処を。


第321回『青い春の在り処』より


第322章
チャンスなんていらない

 チャンスなんていらないよ。
 廻ってこないヤツも、一瞬で消えるヤツも。
 何もいらない。
 全ては、運命づけられた当たり前に然り、当然だと。
 言い切れる、自分の自由な意志の原石さえあれば。
 何もいらない。 


第322回『チャンスなんていらない』より


第323章
いと不可思議な幻を信じている

 私達は、いと不可思議な幻を信じている。
 同じ似た者同士。
 だけど、自分だけは『ゲンジツ』や『シンジツ』を知っている。
 そう、覚えが錯じっている、錯覚の中で笑っている。
 変な癖を教わったけど。やっぱり、それも愛おしい。


第323回『いと不可思議な幻を信じている』より


第324章
青い空の下、僕達はめくらになる。

 平面に等しく平等に。
 私達は、眩しいほどの青い空の真下で。
 めくらになる、『青空』のように。
 だからこそ、どんな時でも、誰が何と言っても。
 言ってやりましょう。
 今日はきっと 青空だって
 お前の今は きっと青空だって
 『青空』と『青空』から教わった合言葉を。


第324回『青い空の下、僕達はめくらになる。』より


第325章
疑問符が憑いた、返し言葉

 疑問符が憑いた、返し言葉。
 それが表すのは、敵意や特別な意味とは限らず。
 噛みついてしまうことすら。
 真っ直ぐな敬意の表れなのかもしれない。
 噛みつかないリトルミイさんは、歪んで見えるから。


第325回『疑問符が憑いた、返し言葉』より


第326章
旅立つ、帰る

 今、寿命を迎える。
 その一つの出来事に、様々な捉え方をする。
 そこに不思議さを見た私は。
 その出来事を帰るとあらわす。
 ココから旅立つんじゃない。
 帰るべき場所へ帰るんだ。


第326回『旅立つ、帰る』より


第327章
草食系だぜ

 『怒れるタイプライター』の最新曲。
 『草食系だぜ』は、超ヒットナンバーになりそう。
 たぶん、そう。きっと、そう。なんか、草。
 今、流行の最先端は草食系です。


第327回『草食系だぜ』より


第328章
湯水のように

 湯水のように。
 そう例える、ショウジとセンサク。
 しかし、二人が伝えたい気持ちは別々の形。
 結局、流し使うべきか、溜め込むべきか。
 迷ってしまったら、棄てちゃいな。


第328回『湯水のように』より


第329章
雀のジャック船長の心得

 雀のジャック船長の心得。
 それと全く同じ形じゃなくても。
 同じ方角を見続ければ。
 いつかは、出会えるのかもしれない。
 変わらない自分に合った、流儀を加えた心得。
 それを、永遠に守り続ければ。


第329回『雀のジャック船長の心得』より


第330章
いいもわるいも

 いいもわるいもリモコン次第。
 そんな決まりは、過ぎ去った時代の中。
 今、在るのは、いいもわるいも。
 全てを決めるのは自分次第。
 もう、責任を背負ってくれる、鉄人や魔神はいないのだから。


第330回『いいもわるいも』より


第331章
抜け出せない、今日、今、この瞬間

 今日、今、この瞬間。
 それは、永遠に抜け出せない。
 例え、あのタイムマシンですら。
 昨日や明日も、全て今日に歪めてしまう。
 そんな当たり前に然り、当然な日々。
 そこに、あなたはどんな情を覗きますか?


第331回『抜け出せない、今日、今、この瞬間』より


第332章
衝動的な継続

 継続が大切なのは。
 ただ、続けるだけが、継続とは限らないから。
 惰性という川の流れにならないように。
 いろんな事が継がり続いていく、海のような。
 衝動的な継続を為し続けるための今がココに。


第332回『衝動的な継続』より


第333章
変速のバタフライエフェクト

 まるで、ページをめくるように場面を変えてしまう。
 あの風、『バタフライエフェクト』。
 一瞬で、全てが変わらなくても。
 穏やかに緩やかに変わっていく。
 変速風が、今もどこかで、確かに吹いている。


第333回『変速のバタフライエフェクト』より


第334章
反対になる言葉

 役不足。
 その役目が、軽いのか、重いのか。
 その意味が、正反対になっても伝わってしまう。
 そんな日本語には、何が正しいなどなく。
 使う自分だけが、葉に込めた意味を知っていればいい。
 冬の夜を知らせる、アサガオの葉だってあるのだから。


第334回『反対になる言葉』より


第335章
複雑は複雑では解けない

 これは単純ではない。もっと複雑なんだ。
 そう、北の暗殺者の顔した詐欺師が嘯く。
 それから、あーだ、こーだ、そーだ、どーだ。
 そう複雑さを説いて、積み重ねていくけど。
 その間も、何かに確実に近づいているのは。
 誰もが知っている、単純な当たり前。
 複雑な氷は複雑では溶けない。


第335回『複雑は複雑では解けない』より


第336章
まるで、フィクションのように

 時々、まるで、フィクションのような光景に出会う。
 『それから数年後』というテロップが出たり。
 物語のように、次の頁があると信じていたり。
 見直せる回想、やり直せる分岐点。
 それらが、あると思ったり。
 そんな今が、本当にフィクションではないと言い切れるのでしょうか?


第336回『まるで、フィクションのように』より


第337章
お手軽で失くしやすい『シンジツ』

 お手軽で失くしやすい。
 それが、当たり前の『シンジツ』は。
 意外性を持った、不可思議なもの。
 ですから、また再び出会うことでしょう。
 また必ず出逢います、意外な場所で。


第337回『お手軽で失くしやすい『シンジツ』』より


第338章
集中させた気持ちの速度

 もし、私たちに。
 東西南北へ、同時に5キロずつ進める力があって。
 その力を東に進むことだけに集中できたら。
 きっと、その速度は穏やかで。
 だけど、驚くほど遠くへ行けるのでしょう。


第338回『集中させた気持ちの速度』より


第339章
枯れ尾花の正体見たり

 幽霊の正体見たり、枯れ尾花。
 もし、幽霊の正体を枯れ尾花に見たのなら。
 いったい、その枯れ尾花の正体は何なのでしょうか?
 霊長類のあなたには、枯れ尾花の幽かな霊(たましい)。
 それが見えますか?


第339回『枯れ尾花の正体見たり』より


第340章
難しい日本語?

 日本語の印象を表す形容詞。
 その先頭は、『難しい』という印象の指定席。
 だけど、それには疑問符がとり憑く。
 難しいというより、曖昧で、いい加減で、テキトウで。
 そんな面白い言語の気がするから。


第340回『 難しい日本語?』より


第341章
教科書に載った、たから島なんて

 本当に好きな作品ほど。
 教科書という地図には載って欲しくない。
 だって、地図に載った、たから島なんて。
 浪漫の欠片もなく、格好がつかないじゃないですか。
 だから、どうか、BHCにMRBも載らないで……。
 えっ、既に載っていましたか!?


第341回『教科書に載った、たから島なんて』より


第342章
決めさせておくれ

 右か左か。
 どちらが自分にとっての一番か。
 1秒悩んで、答えが出ないのなら。
 そこに答えはないのさ。
 だから、今、『ゼロセン』になってトんでいく。
 この瞬間こそ、決断の刻。


第342回『決めさせておくれ』より


第343章
謎は解けないから

 謎が解けないから謎だとしたら。
 夢はさめないからこそ夢なのでしょう。
 覚めることもなく、冷めるわけでもなく。
 醒めることもなく、褪めるわけでもなく。
 永遠にそのままだから、『BABY YOU CAN』です。


第343回『謎は解けないから』より


第344章
地球にとって私達は(その1)

 地球にとって私達、人間は。
 そこまで、大きな存在ではないのでしょう。
 ですから、悪やウィルスにはなれない。
 そんな4つの話の始まりは、水の総量です。
 きっと、それは、ずっと変わっていない気がします。


第344回『地球にとって私達は(その1)』より


第345章
地球にとって私達は(その2)

 もし、水の総量が変わらないとしたら。
 炭素や酸素の総量にも、変わりはないのでしょう。
 無からそれらを生み出す、そんな力があるとしたら。
 私達は楽園をつくることができますが……。
 それは、できないことだと。私の欲望は訴えています。


第345回『地球にとって私達は(その2)』より


第346章
永遠に生きられるだろうか

 永遠に生きること。
 それは、どうでもいい、と思うけど。
 永遠に君のために……。
 そう歌われると。
 黙り込んで、一歩踏み出したくなる。
 君のためにだけ、永遠に。


第346回『永遠に生きられるだろうか』より


第347章
地球にとって私達は(その3)

 ある日突然、二酸化炭素やメタンガスが増えた。
 そんな寝言を教え説き訴えるのは。
 地球を愛おしく思う、心情。
 ですが、私達は創造神にはなれません。
 錯じった覚えに、錯覚を覗くことしかできません。


第347回『地球にとって私達は(その3)』より


第348章
地球にとって私達は(その4)

 核兵器で生物の危機は訪れますが。
 それが、地球の危機になるのかは、わかりません。
 なぜなら、私達には地球を創造する力がないからです。
 そんな私達に地球を破壊する力があるとは思えません。
 破壊と創造は一対の間柄ですから。


第348回『地球にとって私達は(その4)』より


第349章
朝靄が稲穂色に染まった

 10不可思議年に1度の台風。
 そこに、相方が疑問符を覗けば。
 私は、その日の朝、眩しく輝く朝靄に。
 全てが、稲穂色に染まった、今を覗き。
 どこかの国を黄金色に染めた。
 秘密の染料を知った。


第349回『朝靄が稲穂色に染まった』より


第350章
偉そうな人

 偉いと『偉そう』は。
 似ているけど、ほんの少し違う。
 偉い人は寡黙で全てを許せる人。
 『偉そう』な人は、雄弁饒舌に教え説きたい人。
 そんな気分に気づいてしまいました! 私!


第350回『偉そうな人』より


第351章
侮られること

 侮られること。
 それは、必ずしも悪い事とは限らず。
 むしろ、ビッグ・チャンスになることもあり。
 その行いの意味を思い知らせる時には。
 きっと、忘れられないほど徹底的に。
 情け容赦は無用、突き進め、欲望の幽霊船。


第351回『侮られること』より


第352章
悲しむ余裕

 水が凍る、冬の冷たさの中。
 高天原から、こたつとみかんに守られながら。
 遠い昔に何かの犠牲になった誰かを知り、悲しむ。
 それは、余裕がある人がする事。
 そんな余裕なんか棄てちゃいな。
 せっかくなら、その冬の冷たさに飛び込んでみな。
 無気力な憂さも晴れるだろうよ。


第352回『悲しむ余裕』より


第353章
蒼色の川

 川の色は青くないと。
 限りなく緑な蒼ではなく。
 紛れもない、正真正銘の青でないと。
 そう思った、遠い昔の生意気さは薄くなり。
 深く濃い蒼が綺麗に思えた。
 その理由はわからないけど。


第353回『蒼色の川』より


第354章
距離感なんて

 人の距離感って難しいと思ってきたけど。
 結局、距離感なんて存在しないもので。
 あるのは、どこまでも続く厄介さだけで。
 もし、距離感が本当にあるとしたら。
 その距離感で、全てを許し認められるのだろう。


第354回『距離感なんて』より


第355章
紅茶を飲む、世界の終わり

 ゆるやかに、やわらかに、おだやかに。
 歪み、崩れ、確実に違っていくのがわかっていた。
 どこか変だなって、疑問符にとり憑かれていた。
 あなたは、それに出会ったことがありますか?
 そうです、紅茶を飲む『世界の終わり』です。


第355回紅茶を飲む、世界の終わりより


第356章
ありがとう、2020

 2020年の尾張の方角は。
 私にとっては苦いもので。
 未達成の目標が、そのままで。
 この悔しさと共に。
 また新しい旗を揚げよう。


第356回『ありがとう、2020』より












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