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テツガクちゃんと肯定(2022年)一覧



第488章
よろしく、2022

 2022年に旗を掲げるとしたら。
 シカト全開、ワガママ全快。
 この世全壊、あの世全懐。
 とにかく、帰るべき場所へ。
 一回でも多く里帰りだ。


第488回『よろしく、2022』より


第489章
時間がもったいないって

 時間がもったいないって。
 今を惜しみ、恐れ多く怖れ続ける。
 不安と心配に振り回される人生ほど。
 物体ない、無用な恐怖心もないのでしょう。
 さて、そろそろコチラが振り回す番ですよ!
 全速全開にめちゃ速で攻めてしまいましょう。


第489回『時間がもったいないって』より


第490章
正直者は馬鹿を見た

 正直者は馬鹿を見る。
 それは、本当だった。
 僕は、確かに馬鹿を見た。
 とんでもなく速い、馬鹿を。
 なんなんだ、あの馬鹿にキレた速度は。


第490回『正直者は馬鹿を見た』より


第491章
タイムマシンのスイッチ

 スゲー、退屈でつまんない、ちり紙だな。
 これが流行のコミックショーかよ、血の気が引くぜ。
 そう、素直に正直にマジに野次という馬を。
 解き放った、あのお爺さんの表情は。
 今、少年だった。


第492回『タイムマシンのスイッチ』より


第492章
キングの素質

 キングの素質は。
 必ずしも絶対的な力とは限らず。
 何もなくても、誰も認めなくても、時代に支持されなくても。
 彼女が貫く限り、私は信じている。
 相方こそがワガママ・クイーンで。
 私こそが愚か者のキングだと。


第492回『キングの素質』より


第493章
中里文法

 夜の暗闇、BWV565を引きずる黒いR32。
 怪物の呼吸のような音に痺れた、今。
 幽かに、『中里文法』のラインが見えた。
 いつだってかっこいいR神話は。
 どこだってかっこいいR神話。


第493回『中里文法』より


第494章
同じという深淵の差

 同じ『見た』でも、その意味は人それぞれ。
 最低三回観たことを観たという人。
 一回でも観れば、観たという人。
 五分でも見れば、見たという人。
 同じ言葉でも、その先は深淵のように。
 得体が知れなくて、どこか面白い。


第494回『同じという深淵の差』より


第495章
お金に有り難味など

 お金の有り難味が見えない私は。
 そこに、有り難味など見てはならぬ。
 そんな戒めかもしれない、と考え始めた。
 お金に有り難味などはなくて。
 そんな幻をわかり始めたら、何かの終わりかもしれない。


第495回『お金に有り難味など』より


第496章
人生は大切にしない方がいい

 人生を大切にし過ぎて。
 何が違う、そんな違和感に。
 気づいてしまったら。
 今日だけ全速全開で振り回してみませんか?
 本当に、人生が一度きりなんて。
 そんな保障もないのですから。


第496回『人生は大切にしない方がいい』より


第497章
0に限りなく近い

 0という幻には。
 どう足掻いてもなれません。
 限り無く、0に近い無限に近づけても。
 ですが、自分が0だと信じる限り。
 0という幻は手の中です。


第497回『0に限りなく近い』より


第498章
理由を求めない

 何かと理由を求めてしまう。
 それは、人として詮無きことかもしれないけど。
 それでも、本当にやりたいことの前では。
 そんな理由、シカトしてしまおう。
 ぶっちぎれ、私のワガママ・クイーン!


第498回『理由を求めない』より


第499章
思い込みの魔法

 思い込みという魔法が見せるゲンジツ。
 その中では、いろんなものが歪んでいく。
 あのレオナルド・ダ・ヴィンチさんですら。
 本当は、いなかったのかもしれない。
 それは、当時のイタリアの人の間で流行った遊びの名。


第499回『思い込みの魔法』より


第500章
お金を使う時の当たり前

 等価交換なんて幻想。
 それがない、この世界では。
 売る側、圧倒的な有利な条件を押し付けられる。
 その中で、満足する術は。
 誰もが知っている、当たり前。


第500回『お金を使う時の当たり前』より


第501章
風にのれるか、のれないか

 のれるか、のれないか。
 その簡単な選択肢は凄く大切。
 必ずしも、次の機会があるとは限らない。
 そんな人生の中では。
 頼りなるのは、我がままな決断だけだぜ、『坂本文法』。


第501回『風にのれるか、のれないか』より


第502章
善は急げ、悪は待て、夢は追い越せ、ワガママは貫け

 善は急げ、悪は待て。
 その先の先のライン。
 それが見えたという相方は振り回す。
 夢は追い越せ、ワガママは貫け。
 つまんない今は振り回せ!


第502回『善は急げ、悪は待て、夢は追い越せ、ワガママは貫け』より


第503章
プロのプロでも、素人のプロではないだろ?

 素人にプロのことなんてわからない。
 だけど、プロはプロのプロでも。
 素人のプロではないだろ?
 豪邸でいい気になっているプロに。
 素人の楽しみの何がわかるって言うんだよ。


第503回『プロのプロでも、素人のプロではないだろ?』より


第504章
飽きることに飽きた

 飽きることに飽きてしまうほど。
 飽きてしまった、末期症状は。
 今までは違う視界へ導く、風の合図。
 飽きたと感じる今が。
 Stayしがちな退屈から飛び立つ、決断の刻。


第504回『飽きることに飽きた』より


第505章
お客様は神様

 お客様は神様。
 そう、神様でもなければ。
 等価交換とは言えない、何かに。
 お金を祓ってもくれない。
 おまけに、こっちの都合も配慮してって?
 神様でもないと無理です。


第505回『お客様は神様』より


第506章
ロックな時代

 もし、音楽のロックが反骨心の塊だとしたら。
 時代そのものがロックかもしれない。
 過去に対する反骨心と共に。
 振り返ることもなく突き進む。
 そう噛みついた私達は、限りなくクラシック。


第506回『ロックな時代』より


第507章
それぞれの亡者

 亡者にもいろいろあるらしい。
 成仏できずに彷徨っている者。
 執念にとり憑かれている者。
 それならば、後者の亡者の方角へ。
 執念の力を全速全開、最大船速で突き進め。


第507回『それぞれの亡者』より


第508章
見えているけど、表現する術を知らない

 もし、子供なんて存在がいるとしたら。
 見えているけど、表現をする術を知らない。
 もし、大人なんて存在がいるとしたら。
 いろんな術を知っているけど、見失っている。
 たぶん、おそらく、きっと。


第508回『見えているけど、表現する術を知らない』より


第509章
小柏文法

 どんなつづら折りも滑れる、小柏文法。
 ワガママ特有のテキトウさ。
 だからこそ、表幻可能な……。
 いい加減で胡散臭い、出鱈目踊り。
 この夜会、延長戦だ!


第509回『小柏文法』より


第510章
なぜ、人はゲームを求めるのか

 なぜ、人はゲームを求めるのか。
 たぶん、それは。
 面白くなるほど上手くいく。
 成功体験を求めているから。
 人には成功するイメージが必要だと。
 気づいてしまった、最近。


第510回『なぜ、人はゲームを求めるのか』より


第511章
1%も覚えていない

 75%は忘れて、80%以上は覚えていない。
 そんな『毎日がブランニューデイ』を聴いた時。
 それが、信じられなかった。
 だけど、今なら言える。
 君と過ごした今は、1%も覚えていない。


第511回『1%も覚えていない』より


第512章
生きた証を、なんて

 生きた証だなんて。
 そんな大層立派なものじゃない。
 ただのパンくず。
 帰りたい場所へ続く。
 帰り道のラインだ、この速度の残光残像は。


第512回『生きた証を、なんて』より


第513章
二つの力を繋ぐ力

 きっと、発想力って。
 二つの『ソウゾウ』の力を繋ぐ便利なやつ。
 曖昧な想像を便利な発想で。
 確かなものへ創造していく。
 何かを繋ぐ超便利な力、発想力はめちゃ面白い。


第513回『二つの力を繋ぐ力』より


第514章
古き非国民

 非国民だなんて、古臭い常套句で詠む辞世の句。
 そんな境界線で完全無欠な天国の壁をつくっても。
 穀潰し、国潰しの雀もいない場所にあるは。
 幽霊国家、亡霊主義。
 もう、その名前も覚えていない。


第514回『古き非国民』より


第515章
諸行無常のパラドックス

 諸行無常なんて幻想が。
 ココまで永遠不変に伝わる、この現状こそ。
 どうにもならないパラドックス。
 この世において、諸行無常なんて幻想は存在しない。
 永遠不変に永久不滅に、三つ子の魂、不老不死。


第515回『諸行無常のパラドックス』より


第516章
詐欺師の天敵

 もし、子供って存在がいるとしたら。
 子供は詐欺師の天敵、詐欺師キラー。
 子供は騙せないのではなくて。
 子供は騙されない。
 騙されたふりが上手いから。


第516回『詐欺師の天敵』より


第517章
ソース中毒者は誰と向き合っている?

 ソース、ソース、ソースだなんて。
 いったい、君は誰と向き合っているんだ?
 君の話、君の考えを知りたいのだから。
 信じてもらえなくても。
 言いたいことが言えれば最高じゃないですか?


第517回『ソース中毒者は誰と向き合っている?』より


第518章
時金は幻なり

 時が金であるのなら。
 時金は幻なり。
 お互い絶対的ではない曖昧な幻。
 明るい鏡が映し出す、現れた事実も。
 同じ幻なり。


第518回『時金は幻なり』より


第519章
酒井文法

 あの決断とあの結末の組み合わせは。
 大正解だった。
 そう、酒井文法で呟けた時。
 私の表情はスマイリー。
 あの時、仕掛けたラインも続いている。


第519回『酒井文法』より


第520章
残光残像

 あのワガママ中間色のラインは。
 絶対に掴まらない、残光残像。
 先行する残光に近づけず。
 そんな今が残像になっていく、パラドックス。
 だけど、愚かさと想像力と好奇心があれば……。


第520回『残光残像』より


第521章
愚かな道を求める

 愚かな道を求める。
 それは、求道者なのか愚道者なのか。
 そもそも、道を求めるのが愚かなのか。
 どの道を選んでも愚かならば。
 愚かな未知の道を選ぶ、その方が面白そう。


第521回『愚かな道を求める』より


第522章
継続は力なり、もう一つの意味

 継続は力なり。
 きっと、そのもう一つの意味は。
 力があるから継続できる。
 だから、なんでも継続するんじゃなくて。
 圧倒的にワガママな力を追いかけ回せ。


第522回『継続は力なり、もう一つの意味』より


第523章
ほんの一握りって

 アレは限られた、ほんの一握りの輝きだって。
 賢く気づける、先駆者の賢さがあるのに。
 なぜ、その賢さで。
 インベタのさらにインの未来に。
 先駆のラインを描かないのか。
 とっても不可思議な怪奇現象だ。


第523回『ほんの一握りって』より


第524章
少なくとも三つ

 人は少なくとも三つの魔法を操っている。
 一つ目は火から始まる、革新的な力の魔法。
 二つ目はそれを伝え統べ、伝統に変える魔法。
 三つ目は当たり前の伝統を、忘れてしまう魔法。
 それが飽きることなく、繰り返されている。


第524回『少なくとも三つ』より


第525章
のろまな実力主義では

 実力主義を追い越すほどの。
 不可思議馬力の速度で。
 突き抜けた、あの流れ星は。
 のろまな実力主義では捉えられない。
 あの眩しさ。きっと、忘れない。


第525回『のろまな実力主義では』より


第526章
心技身

 心技体のバランスが大切だと気づけたら。
 心技身って影にも気づけて。
 同じ『シン』を繋ぐ技術が大切だと気づけたら。
 自分のシンと誰かのシンを繋ぐ戯画だって。
 きっと、描けるのかもしれない。
 そう思えた風は、宜誼擬の風。


第526回『心技身』より


第527章
たった一つの運動

 全ての始まりが円運動なら。
 無意識に廻り続ける私達は。
 平等に同じ『グドウシャ』。
 愚かに求め続ける、永久機関。
 ドゥー、ユー、ワナ、ヒーロー?


第527回『たった一つの運動』より


第528章
○+△=?

 ○+△=?
 この一般的な計算式では。
 遠い昔に聴いた、『ROOTS』の先に広がる。
 あの景色には気づけなかった。
 当時の私は、イメージの海のどっぷり沈んでいた。


第528回『○+△=?』より


第529章
1+1の答えは

 1+1の答えは、それでいいの?
 なんて疑問符が憑いたら。
 困ってしまう誰かがいて。
 だから、いつだって。
 1+1の答えは、それがいいの。
 そんな試合は、延長12回裏でさようならです。


第529回『1+1の答えは』より


第530章
変わらない視点を保つ心構え

 生まれた瞬間から最期の瞬間まで。
 変わらずに同じ視点を保つ、そんな心構え。
 諸行無常なんて幻想が存在しない、この世なら。
 たぶん、探せば見つかる気がする。
 変わりながら変わらずにあり続ける、我がままな心構え。


第530回『変わらない視点を保つ心構え』より


第531章
当たり前を繋ぐ当たり前

 当たり前は当たり前を繋ぐ。
 そんなことは、当たり前だって。
 気づいてしまうように。
 どこかの当たり前と繋がっている。
 あなたの今、この瞬間だって。


第531回『当たり前を繋ぐ当たり前』より


第532章
ノンフィクションのパラドックス

 ノンフィクション。
 その存在がパラドックス。
 客観的な事実なんてものが。
 存在しないこの世において。
 確かにあるのは、主観的な事実。
 つまり、それは……誰かにとってフィクション。


第532回『ノンフィクションのパラドックス』より


第533章
Mr.ジョーンズの影

 わからないってわかっていても。
 それでも、一歩踏み出したくなる。
 そんな『Mr.ジョーンズ』の影。
 その影の主が、自分だったと気づかせてくれる。
 眩しい光の正体は様々な『唯一無二』。


第533回『Mr.ジョーンズの影』より


第534章
もし、振り返って思い返すとしたら

 何かを成し遂げた時。
 振り返って何を思い返すのか。
 その答えは様々でも。
 きっと、最初に踏み出した原点の一歩目の想いは。
 約束された頂点の『たからもの』だったのでしょう。


第534回『もし、振り返って思い返すとしたら』より


第535章
悲劇のヒーローって誰だよ

 悲劇のヒーローって誰だよ?
 勝手に自分でそんな怪物をつくって。
 その挙句、辛いのはみんな同じって。
 偉そうに遠い場所から言う、お前は。
 同じ立場にいないじゃないか。
 どんな冗談だよ。


第535回『悲劇のヒーローって誰だよ』より


第536章
自立してないと甘えられない

 自分でできること。
 だけど、信じたい誰かに甘えられる。
 これほど恐ろしく怖いこと。
 自立していないとできない。
 誰かに期待なんて、自立していないとね。


第536回『自立してないと甘えられない』より


第537章
仕事、趣味、遊び?

 自分の側に置くのなら何がいいか?
 仕事、趣味、遊び?
 だけど、今の私にとって大切なものは。
 それらではなくて、ただの当たり前。
 そう、これが当たり前になれば……。


第537回『仕事、趣味、遊び?』より


第538章
大海を泳ぐ鯨、蛸壺を知らず

 井戸の中の蛙、大海を知らず。
 大海を泳ぐ鯨、蛸壺を知らず。
 けっきょくは、お互い様。
 いくら、知っていることが増えても。
 知らないことは消えることなく増え続ける。


第538回『大海を泳ぐ鯨、蛸壺を知らず』より


第539章
いつから好奇心は

 興味のあることだけを。
 集めて、並べるだけで。
 旺盛な好奇心の持ち主だなんて。
 いつから、好奇心は。
 そんな退屈なものになってしまったんだ?


第539回『いつから好奇心は』より


第540章
2分34秒

 3分から4分でも。
 あっという間の一曲があれば。
 2分34秒が永く感じる、一曲もある。
 嘘つきな数字がいくら何を語っても。
 主観の窓は歪んだ印象を感じている。


第540回『2分34秒』より


第541章
天文学的? 純文学的?

 今、この瞬間、あなたが。
 気づいてしまった、この秘密は。
 天文学的な奇跡。
 そんな例えは。
 純文学的な疑問符。


第541回『天文学的? 純文学的?』より


第542章
時間と気持ちをなるべくたくさん

 今、三冠王目指す相方は言う。
 これまで自分が盗んできた時間と気持ち。
 それらの被害額は純文学的だと。
 そして、これからも盗み続けると。
 そう、短い時間と小さな気持ちを。


第542回『時間と気持ちをなるべくたくさん』より


第543章
秋山文法(ターボ)

 何も感も嫌になる、憂鬱な時は。
 今に囚われて、抜け出せなくて嫌になる。
 つまり、今をシカトしている時の憂鬱はない!!
 夢の中では面白さがどっぱどばだ、秋山文法(ターボ)!!


第543回『秋山文法(ターボ)』より


第544章
誰かの窓に映る影

 誰かの窓を覗いても、そこに映るのは自分。
 深縁を覗く時、深縁も覗いている。
 そんな誰かの窓は自分の影を映し出す鏡。
 ですから、想った気持ちは。
 相手の瞳を見れば、届くかもしれません。
 自分と向き合う、その勇気があれば。


第544回『誰かの窓に映る影』より


第545章
死んでもゴッホさんにだけはなりたくない

 死んでもゴッホさんにだけはなりたくない。
 もし、そうなりそうな気がしたら。
 こっちから先に言ってやりましょう。
 天を見過ぎて、めくらになった泥人形共って。
 大丈夫です、賢過ぎてその意味にも気づきませんよ。


第545回『死んでもゴッホさんにだけはなりたくない』より


第546章
どうでもよくない、という錯覚

 どうでもいい、今、この瞬間。
 そんなわかりきった事実を。
 ひっくり返してしまう、ステーキな誰かは。
 どこかの今、この瞬間に。
 もし、出逢えた時は全速全開ですぞ。


第546回『どうでもよくない、という錯覚』より


第547章
等分に切れもしないケーキを

 この世において。
 等分に切れもしないケーキ。
 それを等分に切れますって。
 できもしないことをできるって答える。
 それが、一般的なまともだ。


第547回『等分に切れもしないケーキを』より


第548章
努力の現実逃避ほど賢いことはない

 努力の現実逃避ほど賢いことはない。
 そんな『レイトショー』を聴いた。
 頑張らないと存在できない世界なら。
 誰も頑張らなくていい。
 そこまで賢く現実逃避をしなくてもいい。


第548回『努力の現実逃避ほど賢いことはない』より


第549章
もし、女性が押しに弱いのなら

 もし、押しに弱い女性がいるのなら。
 たぶん、引きに弱い男性もいる。
 古典的なステレオタイプは。
 駆け引きの基礎が忍び潜み隠れている。
 そんな忍法帖な気がする。


第549回『もし、女性が押しに弱いのなら』より


第550章
わからないのなら

 進み続ければ、答えに出会えるとは限らず。
 止まれば、答えに出会えないとも限らず。
 それならば、わからない時は。
 立ち止まって踊りませんか?
 そんな『夢の中へ』、行ってみたいと。
 おーもいませんか? 


第550回『わからないのなら』より


第551章
コントロール、支配できる感情なんて

 感情をコントロールだなんて。
 つまんないことを言わないで。
 今こそ『Dancing Is My Fever』です。
 感情が支配されたら、ただの無感情。
 そんなに賢い泥人形になりたいですか?


第551回『コントロール、支配できる感情なんて』より


第552章
誰かという鏡に何を歌う?

 あらゆることは知っているのに。
 自分のことは何もわからない『Mr.ジョーンズ』。
 もし、自分探しをしたいのなら。
 誰かに何を思い、どう感じるのか。
 そこに探しモノがある、誰かは自分を映す鏡だから。


第552回『誰かという鏡に何を歌う?』より


第553章
迷惑かけるな、だって?

 迷惑をかけるな、だって?
 そりゃ、『死人に口なし、寡黙は人形』だ。
 迷惑をかけられることも、かけることもなくなった時。
 それが、死という幻想だ。
 そんなにあの世に行きたいのか?
 それなら、死ななくても行けるぜ。
 愚かであれば誰だって。


第553回『迷惑かけるな、だって?』より


第554章
テツガクって役に立たないんだってさ

 テツガクって役に立たないらしい。
 だけど、そんな言い分ほど。
 超テツガク的で失礼な言い分もない。
 ほらほら、そんなこと言っていたら。
 ポッカリと空いた、不思議な国のど真ん中。


第554回『テツガクって役に立たないんだってさ』より


第555章
遠ざかっていくのんびり

 スローライフというオアシスは。
 効率至上主義の中で見る蜃気楼。
 何でも叶うから効率的になり。
 どんどん、遠ざかっていくのんびりな今。
 それならば……。


第555回『遠ざかっていくのんびり』より


第556章
なぜ、タイムパラドックスが起こるのか?

 なぜ、タイムパラドックスが起こるのか。
 それは、タイムトラベル、そのものが。
 パラドックスだから。
 どうして、辿り着いた過未の領域が。
 今、この瞬間ではないと信じられるのでしょうか?


第556回『なぜ、タイムパラドックスが起こるのか?』より


第557章
あなたを待っているように

 アイディアって友達は待っている。
 その向かいの空席も待っている。
 そこに、座るべき人が座り、面白い話をする。
 そして、この友達と何を仕出かすか、と。
 きっと、あなたは考えることでしょう。


第557回『あなたを待っているように』より


第558章
衝撃的な事実は箱に閉まっておいてください

 衝撃的な事実、だなんてものは。
 どこか、全世界共通の物語のようで。
 そんなことより。
 ありふれた当たり前という詐欺師は百面相。
 いつだって、背後をとられる。


第558回『衝撃的な事実は箱に閉まっておいてください』より


第559章
思ったことを言えば、伝わるのなら

 強い自己主張。
 それが大正義の大正解なら。
 海の向こう側は円満な理想郷。
 だけど、パガン・ミンさんの雄弁な自己主張。
 それを受け止められた人は……?


第559回『思ったことを言えば、伝わるのなら』より


第560章
心が読めて……どうするの?

 たぶん、心と思考って違うと思う。
 同じ『ロコ・モーション』でも。
 カイリー・ミノーグさんのは。
 超・ノリノリ、アメリカ娘。
 そう感じるのは、心であって思考ではない。
 その心を思考で表そうにも、どうにもならない。


第560回『心が読めて……どうするの?』より


第561章
自分のために

 誰かのために。
 そうすれば、頑張れるけど。
 自分のためなら、頑張る必要はない。
 気ままにワガママで自己中的な自己の宇宙。
 その夢の中を駆ける力は、永久機関の情気機関。


第561回『自分のために』より


第562章
ネバーランドにトトロは見えないけど

 ネバーランドじゃないし。
 トトロもアリスもいないけど。
 それでも、見えてしまう最速信話。
 子供にしか見えないババサレがいるのなら。
 子供には見えないババサレだって……きっと。


第562回『ネバーランドにトトロは見えないけど』より


第563章
驚きに飽きた

 驚かせようとする展開も。
 それに慣れてしまえば。
 ただの飽きた県の飽きた剣。
 何も斬れやしない、鈍らだ。
 だから、しっかりと慣性を廻そう。
 永遠に終わらない刺激的な夏のために。


第563回『驚きに飽きた』より


第564章
向こう側にいたんだよな

 昔、あちらの教室から。
 向こう側のこちらを眺めていた。
 それが、今では。
 こちらから想い出の向こう側の
 あちらへ思いを馳せている。
 何とも不可思議な怪奇現象だ。


第564回『向こう側にいたんだよな』より


第565章
始まりの終わり

 『終わりの始まり』があるのなら。
 『始まりの終わり』があって。
 今が何かの終章か序章か。
 それを決められるのは、自分の我がままだけ。
 もし、迷いを感じたのなら、今が全てをひっくり返せる刻。


第565回『始まりの終わり』より


第566章
考えを述べるのが、決めつけで思い込みなの?

 最近の決めつけに思い込みは。
 かなり急ぎ足で勇み足。
 そう私が思ってしまうのは、ただの私の主観で。
 あなたにはそれをどうするか、その決定権があります。
 そんな状態で、いったい何を決めつけ思い込むのでしょうか?


第566回『考えを述べるのが、決めつけで思い込みなの?』より


第567章
インパクトブルー文法

 意識をそれにばっかり向けていて。
 思い通りにできるわけないよ!
 そう気づいてしまった、その瞬間。
 駆け抜けた文法は。
 『インパクトブルー文法』、衝撃の青。


第567回『インパクトブルー文法』より


第568章
欲しいものは全て手に入れる

 たぶん、誰もが大泥棒。
 その成功率は限りなく9割に近い。
 問題は……その事実に。
 気づけるか、気づけないか。
 それが大きな分かれ道。


第568回『欲しいものは全て手に入れる』より


第569章
夢と夢は似ている

 夢と夢は似ている。
 眠りの世界の夢も起きてみる夢も。
 お互い似たも同士だから。
 想像力でその間の空白を埋めて繋げられる。
 そして、見たそれが今に現れる。


第569回『夢と夢は似ている』より


第570章
短い人生

 人生は短いってよく聞いてきた。
 だけど、短いか永いか、大切か粗末か。
 そんなことよりも。
 我がままに思い通りに使えたか。
 それが支配欲を満たす、答えの一つのような気がする。


第570回『短い人生』より


第571章
逆転ホームランを打てるのが反骨心

 反骨心、ただ反対のことを言ったり。
 ちゃぶ台返しを恒例行事にすることじゃない、全然違う。
 反骨心は『つうとかあ』の中で。
 時々、逆転ホームランを打つから。
 魅力的で頼れる、生意気な気骨、それが反骨心。
 ……おわかり?


第571回『逆転ホームランを打てるのが反骨心』より


第572章
楽をしたいわけじゃないんだよ

 〇〇すれば楽だよ。
 だなんて、大正解を押し付けてくる。
 斬首刑のマリー・アントワネットの目は死んでいる。
 そんなエクソシスト人形にはわからないだろう。
 楽をしたいわけではない、と望む愚かな人の心など。


第572回『楽をしたいわけじゃないんだよ』より


第573章
奪う? 分け合う?

 奪われたと信じれば奪われ。
 分け合ったと信じれば分け合っている。
 信じたとおりに、期待通りに。
 物事現象が現れるのなら……。
 そんなに奪われたい?


第5743回『奪う? 分け合う?』より


第574章
過去も変えられる

 過去は変えられないけど、未来は変えられる。
 そんな面白い話は、かなり退屈でつまんない説教。
 同じ過未の幻想、その片方だけが変わるだなんて。
 賢く信じられない愚かさは。
 リモコン次第の今で、我がままに過未を塗りつぶす1号。


第574回『過去も変えられる』より


第575章
いい年した大人がさ

 いい年した大人がさ。
 なーんて、子供っぽい台詞。
 いつまで、言えば気が済むんだ?
 とっとと見て見ぬふりでシカトしろよ。
 賢いFFはそれが得意だろ?


第575回『いい年した大人がさ』より


第576章
外に出な

 外に出な、と言われて出てみたけど。
 探し物はその外にはなかった。
 だけど、インベタのさらにインも。
 同じ外だって、教えてくれたワガママは。
 この世の外からやってきた、あの世よりの使者。


第576回『外に出な』より


第577章
全ての人に好かれるのは無理じゃない

 全ての人に好かれるのは無理じゃない。
 むしろ、好かれる必要がある。
 もし、そうでない世界なら……。
 そんなもの棄てちゃいな。
 世界って50憶もいらない、1人でも世界だから。
 いらないのはシカトして棄てちゃいな。


第577回『全ての人に好かれるのは無理じゃない』より


第578章
発達障害の秘密結社『SYAKAI』

 人にはステキな想像力と好奇心がある。
 どんな違いの空白も埋めてしまう力。
 だけど、それらがない秘密結社『SYAKAI』という幻は。
 正真正銘の発達障害、ガキ大将。
 たぶん、何れは忘れ去られるアトランティス。


第578回『発達障害の秘密結社『SYAKAI』』より


第579章
浦島太郎現象

 浦島太郎の玉手箱。
 それを開けなくても。
 賢いFF圧倒的有利なこの世において。
 愚かなFRは浦島太郎。
 賢いFFは昨日のことなんて覚えていない。


第579回『浦島太郎現象』より


第580章
ラベルを見透かす力

 実体験こそ、全て。
 賢者の賢い言葉が薄いラベルだと。
 訴える愚かな感情は、刻印に気づいている。
 ラベル見透かす、不可視のレーダーのような感情。
 それは頼りにはされないけど、もの凄く頼りになる。


第580回『ラベルを見透かす力』より


第581章
無名がなぜ無名なのか

 悪名は無名に勝る、と。
 いい気になっている、小心者の悪名は。
 なぜ、無名が無名なのかを知らない。
 そのまま、美味しい茹で蛙だ。
 その後のことは誰も知らない。


第581回『無名がなぜ無名なのか』より


第582章
正しいことが納得できるとは限らない

 正しいと言われる正論。
 それが人を寡黙に変えるとは限りません。
 どちらかと言えば、正しいよりも納得できた時。
 人は寡黙になるような気がします。
 その寡黙は、退屈の中の深淵の退屈に。


第582回『正しいことが納得できるとは限らない』より


第583章
冬の香り

 冬には冬の香りがある。
 冷たさを感じた痛みではなくて。
 秋の終わり頃に。
 強烈に香る、冬の気配。
 近づいてきた瞬間に香る、あの香り。
 その正体を次の秋に気づけたら。


第583回『冬の香り』より


第584章
世界を変えられるのが……そんなにこわいの?

 世界を変えると語る人を。
 冷たく笑うのは。
 世界を変えられるのがこわいからか?
 だけど、安心してほしい。
 誰もが毎日世界を変えているのだから。
 想像した変え方とは違う方法で。


第584回『世界を変えられるのが……そんなにこわいの?』より


第585章
今、いる人なんて

 自分が感じる、今、この瞬間は大切ですが。
 その今に映る、誰かさんのことなんて。
 どうでもいいじゃないか。
 そんな事はどうでも。
 あなたは超音速の噴流児なのですから。
 全てが止まって見えてしまうのですから。


第585回『今、いる人なんて』より


第586章
退屈な時は

 退屈と出会った時は、小言にとり憑かれる。
 面白いことに出逢った時は、言葉を忘れる。
 だけど、どちらも同じこと。
 一緒に楽しめる人がいれば。
 退屈も面白く楽しめる。


第586回『退屈な時は』より


第587章
目覚めのいい夢で

 どんな夢にせよ、目覚めのいい夢で。
 満足して終わらせるつもりはない。
 雷雨決行、馬鹿結構、愚者の我がまま。
 だからこそ、実幻可能な『月光』仮面。
 愚かな想像力が夢をひっくり返すんです。


第587回『目覚めのいい夢で』より


第588章
ドリーム・エフェクト

 今あるのは誰かが夢中になった過去。
 かつては、それが夢だったって。
 なかなか気づけない現象、『ドリーム・エフェクト』。
 だけど、いつかは気づいて。
 抜け出していく我がままは、不死蝶のように目覚める。


第588回『ドリーム・エフェクト』より


第589章
気づける愚かさ

 気づいてしまう愚かさに。
 気づかれたくない賢さが。
 薄い何かにすり替えていくほど。
 研ぎ澄まされ、力を得た愚かさが。
 卵を立たせて、今を真っ平にひっくり返す。


第589回『気づける愚かさ』より


第590章
どっちがひねくれてるの?

 やりたくもないことを。
 自分のためだからってやるのが。
 この世で素直で。
 やりたくないことをやらないのは。
 ひねくれ者の犯罪者予備軍なんだって。
 どっちがひねくれているの?


第590回『どっちがひねくれてるの?』より


第591章
実体験に溺れる

 よくも悪くも人は実体験に溺れていく。
 誰かが決めた同じ経験も、自分の空想妄想も。
 今、この瞬間に感じるのなら同じ実体験。
 だから、誰かに渡すな大事な我がまま。
 そう気づいた頃に、シュカーンと現れた、ワガママ1号。


第591回『実体験に溺れる』より


第592章
変えられるのは他人だけ

 いつだって、変えられるのは他人だけ。
 自分の表情なんて自分にはわからない。
 自分の印象に評価は、誰かが勝手に決めるもの。
 だから、自分にできるのは。
 その誰かと関わるか、シカトするか。
 それくらいだ、『MIKADO』よ。


第592回『変えられるのは他人だけ』より


第593章
ナンセンスだなんて戯言を

 それは、ナンセンスだなんて戯言で。
 賢くかっこよく斬り棄てるのも。
 同じ似た者同士のナンセンス。
 戯言だと斬る者、戯言に棄てられる。
 この世からナンセンスを取り除いたら。
 いったい、何が残るっていうのですか?


第593回『ナンセンスだなんて戯言を』より


第594章
期待できる限り若い

 『時代をつくるのは、いつも若者』って。
 ステキな言葉で若者に期待する人も。
 一緒に新しい時代をつくっている。
 誰かに期待できる限り、年齢など関係なく若い。
 期待できるって、かなり凄い力です。


第594回『期待できる限り若い』より


第595章
三猿の教訓

 一般的な三猿の教訓は。
 セーフティーなエンプティーのお茶で。
 何かが濁された感じの答え。
 見ざる聴かざる者の末路は。
 最期には何も言えなくなる、口なし人形、仏様。
 こっちの方がわかりやすい。


第595回『三猿の教訓』より


第596章
今しか見ていない

 昔は先の未来を見ようとしていた。
 最近は、もう、ノーフューチャーだ。
 今しか見ていない。
 だから、ソウゾウの幻から抜け出せる。
 秘密の抜け穴は、観察日誌的な速度。


第596回『今しか見ていない』より


第597章
好きなものに突っ込むだけが

 最近、流行の好奇心は。
 かなり肥満気味。
 ぶくぶく太った好奇心は。
 好きなものだけを並べて。
 スゲー満足している、永眠寝室のミイラだ。


第597回『好きなものに突っ込むだけが』より


第598章
井戸の中の蛙

 井戸の中の蛙は気づいている。
 井戸の中・イズ・ワンダーランドだと。
 大海を知らないのは、罪でも恥でも悪いことでもない。
 誰にだって知らないことはあるのだから。
 それが、新たな可能性って救いにもなる。


第598回『井戸の中の蛙』より


第599章
飴細工のような関心

 関心は飴細工のように。
 変幻自在に伸び、きれいで美しく……儚く脆い。
 だからこそ、諸行無常なんて幻想を笑い飛ばすように。
 すり抜け消えた憧れの青い鳥を。
 追いかけ回す、掟破りの延長戦のラインが伸びていく。


第599回『飴細工のような関心』より


第600章
ワガママらいおん

 『ラチとらいおん』が好きな私は。
 無意識に控えめに、らいおんが隣にいれば。
 そんなことを思っていたのかもしれない。
 だから、今、この瞬間。
 隣には、スゲー、ワガママならいおんがいて。
 僕はココにいる。


第600回『ワガママらいおん』より

第601章
エロとは、つまり

 僕にとって、エロとは、つまり――。
 かっこいい、強さの象徴。
 すなわち、エロはパワー。
 具体的なことはわからないけど。
 抽象的に言えば、やっぱりアメリカ娘。
 異論も同意も求めない。

第601回『エロとは、つまり』より

第602章
人を動かせるのは感情だけ

 感情論は苦手だって言う無感情。
 そんなドクター・イモウションレスも。
 損得勘定って感情に支配されている。
 けっきょく、人を動かすのは感情だけ。
 素直に正直に燃やせ、我がままに。

第602回『人を動かせるのは感情だけ』より

第603章
意味のない言葉が

 意味などなかった言葉。
 それが、何かを重ねるごとに歪み。
 印象から意味が生まれていく。
 ただの形容の詞に重さが宿り始める。
 それは、とても不思議な怪奇現象。

第603回『意味のない言葉が』より

第604章
今、退屈なのは

 今、退屈なのは。
 今よりも面白いことに。
 気づいてしまっているから。
 それを探すために感じた、つまんないは。
 悪くもなく、間違いでもない。

第604回『今、退屈なのは』より


第605章
抽象的は架け橋

 抽象的は架け橋だなんて。
 具体的に言っても伝わらないだろうけど。
 それでも、抽象された感情は今に伝わっていく。
 具体的な日常に湧いた、抽象的な感情は。
 いつだって、どこだって繋いでいく。

第605回『抽象的は架け橋』より


第606章
三大欲求よりも

 三大欲求なんて。
 ちんけな欲求なんてシカトしていい。
 なんの役にも立たないから。
 三つもだなんて、贅沢は言わない。
 一つだけ、全てを思い通りにする。
 圧倒的な支配欲だけ満たしてくれ。

第606回『三大欲求よりも』より


第607章
無駄な練習はとても大切

 無駄だと思える練習はとても大切。
 それが無駄だと気づけた瞬間。
 磨かれた自主性が新しい未知を見つけます。
 今までが無駄ではなく。
 今、もっといい可能性に気づいただけです。

第607回『無駄な練習はとても大切』より


第608章
誰かが変わらないのなら

 誰かが変わらないのなら。
 自分も変わる必要はない。
 むしろ、自分が変わる必要がないから。
 誰かも変わる必要がない。
 我がままで在れない世界なんていらないから。

第608回『誰かが変わらないのなら』より


第609章
退屈が退屈とは限らない

 退屈が退屈とは限らない。
 むしろ、反対側のマジに夢中。
 そこへ抜け出す希望の届け。
 退部届が部から退くのなら。
 退屈届は屈することから退く速度。

第609回『退屈が退屈とは限らない』より


第610章
アメリカ娘でイタリアサンバ、キラー・ビーチ

 ワガママ娘はアメリカ娘でイタリアサンバ。
 『キラー・ビーチ』に『ロコモーション』が走る。
 見えていた、それがどうでもよくなる。
 ワガママ娘がアメリカ娘でイタリアサンバ。
 それだけで、どこまでも憑いていけそう。

第610回『アメリカ娘でイタリアサンバ、キラー・ビーチ』より


第611章
勝ち負けという幻

 『不思議な勝ちはあり、不思議な負けはなし』。
 そのステキな言葉は、勝ち負けという概念が。
 ただの幻だと証明する魔法の言葉。
 どうにもならないことは。
 どうにでも、我がままに支配できる。

第611回『勝ち負けという幻』より


第612章
スペースからタイムへ

 そろそろ、侵略だなんて流行は終りだ。
 これからはスペースからタイムへ。
 一日で88憶分の人生を歩む時代さ。
 いつまでも外を泳ぐ鯨じゃなくて。
 インベタのさらにインへ、『DIVE IN!』するウサギだ。

第612回『スペースからタイムへ』より


第613章
もう理屈じゃない

 
鬼のカッティングが聞こえる。
 もう理屈じゃない。
 なぜか、不思議とそうなるって。
 思ってしまう直感は。
 『世界の終わり』に気づている。

第613回『もう理屈じゃない』より


第614章
やることなすこと

 やることなすこと。
 全て上手くいかない。
 そんな転がった事実達は。
 限りなく偽りなくホンモノ。
 どうせ背負うならホンモノを。

第614回『やることなすこと』より


第615章
お前よりは

 お前よりは……。
 その言い草は誰に向かって言うのか。
 それが重要な草。
 下に投げれば、自分の小ささが証明され。
 上に投げれば、自分が忘れていた何かが見つかる。

第615回『お前よりは』より


第616章
自殺とは賢い名案ですね!

 自殺しようだなんて賢い名案。
 その裏側には、愚かな抜け穴だってあります。
 自殺したくなるカスなこの世に止めを刺すんです。
 我がままでいられる、帰るべき場所まで。
 愚かさを加速させるんです。
 全てを忘れ去るほどに。

第616回『自殺とは賢い名案ですね!』より


第617章
矛盾の警告音が聞こえたら

 矛盾の警告音が聞こえる。
 一般論はそこで仕方ないって。
 諦めのブレーキを踏めと教え説く。
 だけど、それは自分のベストラインではない。
 それを教えてくれるのが、矛盾の警告音。
 そのまま、加速全開で我がまま全快。

第617回『矛盾の警告音が聞こえたら』より


第618章
時間と慣性

 時間と慣性は親密のような気がする。
 太陽の位置を示す幻は。
 ついでに、変わらない慣性の魔法が解けて消える。
 その退屈までの永さを知らせる、シンデラタイム。
 だけど、シンデラに戻れないわけじゃない。

第618回『時間と慣性』より


第619章
錯覚を信じる力がそれに影と重さを与える

 動かない時空が動いている、だなんて。
 けったいな錯覚を信じられる賢さが。
 それに影と重さを与えていく。
 それならば――ワガママを信じる愚かさのそれ。
 愛しのペニーワイズも……そろそろ、現れる時間だ。
 どったのヒーロー? って。

第619回『錯覚を信じる力がそれに影と重さを与える』より


第620章
わからないってわかりきったことを

 わからないだなんて。
 わかりきったことを言ってもわかるよ。
 無責任でありたいけど、自由にはなりたくない。
 だから、賢くエンプティ―でごまかしている。
 だけど、我がままは濁せやしない。

第620回『わからないってわかりきったことを』より


第621章
あえて、間をとる

 デイヴィ・ジョーンズが言うよ。
 信じるのは恐いだろう?
 裏切られるのは怖ろしいだろう?
 ああ、そうだとも、ホンモノの恐怖だ。
 だから、あえて間をとるよ。
 ITが、ホンモノだって信じているから。

第621回『あえて、間をとる』より


第622章
暇は潰せないからこそ

 暇を潰すだなんていつ、ひつまぶし。
 それは、人が感じてしまう錯覚だと。
 気づいた頃には全てがインテグラ。
 何事もマジに夢中。
 そんな愚かさの前では、暇は極上の贅沢。

第622回『暇は潰せないからこそ』より


第623章
愚痴はダメで、つまんなことは許されるの?

 愚痴は許されない罪。
 されど、つまんないことを言うのは。
 許される一般的な一般論だなんて。
 かなり不可思議。
 つまんない辻斬りなんて、百害あって一利なし。

第623回『愚痴はダメで、つまんなことは許されるの?』より


第624章
面接みたいに答えて欲しい?

 私のどこが好きなの?
 そんな面接みたいな質問をされても。
 困ってしまう、ワガママ。
 この気持ちを面接のように。
 答えて欲しいのでしょうか?

第624回『面接みたいに答えて欲しい?』より


第625章
ありがとう、2022

 全く里帰りができなかった1年。
 この先にいいことなんて。
 何一つないって、気づけた1年。
 それは――。
 待ち焦がれていた、閃光だった。

第625回『ありがとう、2022』より









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