テツガクちゃんと肯定 2023年一覧


第626章
よろしく、2023

 今年試したい法則は、我がままの法則。
 逆・引き寄せ的なボソンジャンプ。
 我がまま一つで浪漫旅行の今へ。
 生きてみたいって思える、夢の中へ。
 たぶん、そこに重さが生まれ始める。

第626回『よろしく、2023』より


第627章
地球がテーマパークならば

 超・かっこいいロッカーいわく。
 地球ってテーマパークらしい。
 なるほど、どうりでつまらないわけさ。
 全てがエンプティ―なオールフィクション。
 泥のスターダストは道化のテーマパーク。

第627回『地球がテーマパークならば』より


第628章
うさぎは何を見ていたのか?

 かめは結末を見ていて。
 うさぎはかめを見ていた。
 そんな一般論は。
 うさぎなんか、一瞬たりとも見ていない。
 めくらでつんぼな無関心の答え。

第628回『うさぎは何を見ていたのか?』より


第629章
現実は甘くない?

 『現実は甘くない』だなんて呪文で。
 責任を押し付けられても。
 文句も返さず、怒りもせず、消えるわけでもなく。
 ただただ忌々しくのさばり続ける、現実ほど。
 甘く甘~い、激甘の劇薬もなかろう。
 そんなアイスクリーム、とっととトタン屋根の上だ。

第629回『現実は甘くない?』より


第630章
鍵の言葉

 言葉って鍵は曖昧だけど超・便利。
 タイムマシンほど立派じゃないけど。
 欠片のITが愛しのペニーワイズになる速度は。
 ものすごくあざやかで、ありえないほど速い。
 あっという間に、7つ目の感覚、第7区へ。

第630回『鍵の言葉』より


第631章
赤点クイーンだったから

 〇〇だったから――。
 このステキな呪文は。
 空白に入れた名に力を与える呪文。
 SSRの優等生だったから、UURの赤点クイーンだったから。
 だけど、本当に力があるのは……。

第631回『赤点クイーンだったから』より


第632章
絶対に返ってくるブーメランは使いよう

 絶対に返ってくるブーメラン。
 それは、この世の理。
 もし、それが真実ならば。
 返してもらいましょう、帰るべき故郷を。
 愚かさとブーメランは使いようです。

第632回『絶対に返ってくるブーメランは使いよう』より


第633章
百花繚乱のチューリップ畑

 百花繚乱のチューリップ畑。
 その矛盾語法のような心境は確かにある。
 退屈な辞書の定義では塗り潰せない。
 その心境は……インベタのさらにインに咲き誇る。
 超・我がままなワンダーランド。

第633回『百花繚乱のチューリップ畑』より


第634章
翼なんていらない

 わからない方がいいこともある。
 『翼をください』ってステキな歌がそれだ。
 もし、わかってしまったら……。
 きっと、抜け出せず、呼び出せなくなる。
 誰って……超・ワガママなアメリカ娘を。

第634回『翼なんていらない』より


第635章
白線を消す

 分別って誰かのラインカーが引く白線。
 それは白鯨を黒い燻製に変えるホラー。
 そのホラーを塗り潰せるのも同じホラー。
 黒光の白線を白影の速度で塗りつぶせ。
 何も違わない、そう気づける特異点まで。

第635回『白線を消す』より


第636章
才能も努力もいらないよ

 才能も努力も。
 けっきょくのところ、ただの言い訳だ。
 ならないなどと教え説く、つまんない掟など。
 浜に棄てちゃいな、腹切り武士道。
 ココはなんでも棄てられる、廃棄城だから。

第636回『才能も努力もいらないよ』より

第637章
猫バスは今日も走っている

 信でぃられないだろうけど。
 猫バスは今日も走っている。
 クソピエロをミラーから消して。
 時代なんて幻想をインテグラに変えながら。
 ハイホー、シルバー! ウェーイ! と。

第637回『猫バスは今日も走っている』より


第638章
慣れていく時間

 慣れれば慣れるほど加速する。
 忘れれば忘れるほど減速する。
 超・便利な慣性の法則。
 それをワガママに使いこなせば。
 この世ってグリーンマイルを抜け出せる。
 ハイホー、ワガママ! ウェーイ!

第638回『慣れていく時間』より


第639章
デイヴィ・ジョーンズ文法

 知るのは恐いだろう?
 考えるのは怖ろしいだろう?
 そう恐怖をチラつかせて。
 忘れたいのなら……夢をあげよう。
 そう誘惑を提示すれば、『デイヴィ・ジョーンズ文法』。

第639回『デイヴィ・ジョーンズ文法』より


第640章
知らない方がいいことは確かにあった

 知らな方がいいこと。
 それは、確かにあった。
 今の私達にとって、それは英語だ。
 もし、それを知っていたら……。
 あのバカッ速い、ユーロビートの速度。
 それには、気づけなかっただろう。

第640回『知らない方がいいことは確かにあった』より


第641章
なければ、ない

 なければ、ない、その事実はいいものだ。
 賢くなければ、賢くない。
 だからこそ、実幻可能な掟破りの愚者渡り。
 見つけた、幽かなITは。
 特異点の向こう側では愛しのペニーワイズ。

第641回『なければ、ない』より

第642章
都合のいい生死

 キリストには復活してほしいから。
 そう信じている。
 イカロスには死んでいてほしいから。
 そう信じている。
 人にとって生死は都合のいいもの。
 事実ではなく、ただの願望でしかない。 

第642回『都合のいい生死』より


第643章
蛙を笑えるのは同じ蛙

 蛙を笑えるのは蛙だけ。
 だけど、人はなんでもなりきれる。
 そして、好きなメイ台詞を残せる。
 人は偉大なる魔法使い。
 時々、誰かのトム・ゴードンにもなれる。

第643回『蛙を笑えるのは同じ蛙』より


第644章
子供に夢を見て欲しいのなら

 子供に夢を見て欲しいのなら。
 まず大人とやらが夢を見ろよ、カス。
 だけど、そうなって欲しくないって。
 ケタケタ笑うピエロは一般論。
 いつまでも賢くあってほしいよな。

第644回『子供に夢を見て欲しいのなら』より


第645章
楽しい時間

 たぶん、楽しい時間って。
 全部あるから面白い。
 笑って、泣いて、怒って。
 統一感はないけど、一体感で向き合える。
 そういう共感の時。

第645回『楽しい時間』より


第646章
人生はバラ色じゃない

 人生はバラ色じゃない。
 そのヘビー級チャンピオンの言葉は真実だ。
 目の間にのさばる、人生というグリーンマイルは。
 無色透明のクソピエロ。
 そのITを殺せるのは我がままだけ。

第646回『人生はバラ色じゃない』より


第647章
ホラーって伝染力

 アメリカが誇る、ホラーの帝王様のお蔭で。
 僕の小さなホラーって概念は消えた。
 たぶん、ホラーって恐怖なんか必要ない。
 無から全てへと伝染する、抽象的なIT。
 その伝わる速度が、強く速いほどホラーを感じる。

第647回『ホラーって伝染力』より


第648章
的外れなんてない

 人が放つ矢に的外れなんてない。
 ただ、それが何を射抜いたのか。
 それに気づくまで時間がかかるだけで。
 もし、関心全開で好奇心をドリフトできたら。
 誰だって、ほんの少し先の未来を覗ける。

第648回『的外れなんてない』より


第649章
いつだって一般論は暴力的

 暴力では何も変わらない。
 その暴力的な一般論が証明してくれる。
 暴力以外では何も変わらないって。
 だけど、大丈夫。何も変えるつもりはない。
 ただ忘れて、帰るだけ。

第649回『いつだって一般論は暴力的』より


第650章
あのボヘミアンは帰れたね

 Just gotta get out!
 Just gotta get right outta here!
 そう叫んだボヘミアンは帰った。
 このグリーンマイルに潜む。
 忌々しいペニーワイズをインテグラに変えて。
 堂々と鮮やかにボヘミアンらしく。

第650回『あのボヘミアンは帰れたね』より

第651章
万能な基準

 防ぎようのないものを防ぎ。
 防げるものも見逃さず防ぐ。
 そういう万能な基準はある。
 今は忘れているのだろうけど。
 ココではない場所に必ず。

第651回『万能な基準』より

第652章
死ねるのなら抜け出せる

 ほとんどの人が。
 自分は死ねると信じている。
 だけど、抜け出せるとは信じていない。
 なぜなら、ITを信じられては困るから。
 忌まわしいのペニーワイズが困るから。

第652回『死ねるのなら抜け出せる』より

第653章
誰かの日記は非日常の物語

 誰かの日記は非日常の物語。
 描いた本人とっては日常の事実でも。
 読む人にとっては非日常の物語。
 今は夢、夢は今、オールフィクションな今にだって。
 夢の浪漫が潜んでいる、忘れた気がしたその足跡に。

第653回『誰かの日記は非日常の物語』より

第654章
退屈ではないけど、面白くはない

 退屈ではないけど、面白くはない。
 人の我がままってそんな感じ。
 計算式や方程式で導き出された賢いものじゃない。
 だから、とんでもない愚かさを覚えている
 ミストから抜け出す、霧の都のドリフト小僧を覚えている。

第654回『退屈ではないけど、面白くはない』より


第655章
自由を求めながら、不自由に安心している

 人って不可思議。
 自由を求めながら、不自由に安心している。
 責任を負いたくないから。
 そりゃ、誰だって気軽気楽なのがいい。
 それが自由でしょ? なぜ、そう信じないの?

第655回『自由を求めながら、不自由に安心している』より


第656章
斬る側には

 斬るか、斬られるか。
 そういうチャンバラ茶番劇に。
 うんざりしてきた、目覚めの白秋を過ぎたら。
 次は、浜で死んだITが雨になる、物語の玄冬の季節。
 空想だった昔が、今ってゲンジツにのさばり始める。

第656回『斬る側には』より


第657章
だから自殺するんだよね

 賢いカス共は自殺という結果を見ていて。
 それを選ぼうとしている君のことなんて。
 見てないし、見ようともしない。
 めくらでつんぼな泥人形共で溢れかえっているから。
 それを選ぼうとしたんだよな?
 何も間違ってないよ。

第657回『だから自殺するんだよね』より

第658章
楽なのは君達だろ?

 楽だから、と、楽を押し付けてくるのは。
 それが、答える側にとっては楽だから。
 だけど、それが大正義とは限らない。
 楽な作業が楽しいとは限らないように。
 楽を求めていない人には無用のゴミ。
 アイ、ワナ、プレイング、ゲーム!

第658回『楽なのは君達だろ?』より


第659章
努力嫌いでいいんじゃない?

 努力嫌いでいいんじゃない?
 なぜって、努力って他人のためでしかなく。
 風車が巨人で在り続けるためでしかありません。
 ですが、自分のために何かする時。
 そこに努力なんてものは、全く必要ありません。

第659回『努力嫌いでいいんじゃない?』より


第660章
君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる

 挑発的な中間色の髪は。
 バラ色ではない灰色の倫敦グレー。
 その中を灰色USAが駄ピョーンと跳ねる。
 今は夢、愚者のイカロスの始まりは。
 君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる。

第660回『君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる』より


第661章
特別、別格だよ

 特別別格に上下優劣明暗などない。
 あるのは、その人が見た星の光だけ。
 それをよくないと教え説くから。
 どんどん悪い方へ傾いていく。
 マッチポンプの時代劇。

第661回『特別、別格だよ』より


第662章
白影夢中

 この世が黒光宇宙にあれば。
 あの世は白影夢中にあり。
 黒く狭い光の宇宙とは対照的な今。
 白く近い影の夢中は一瞬永遠。
 全てあるし、消えずに続く。

第662回『白影夢中』より


第663章
人生は無色透明のグリーンマイル

 人生は無色透明のグリーンマイル。
 気をつけな、うっかりすれば電気椅子。
 バラ色だの、極彩色だの、黒でも白でもない。
 そこに潜むITは、いろいろ喚き散らすだろうが。
 ただのピエロだ。無色透明のクソ・グリーンマイルだ。

第663回『人生は無色透明のグリーンマイル』より


第664章
禁じられた遊びがしたいのさ

 禁じられた遊び。
 それができる親友を探していたが。
 見つかるのは友達で、なかなか親友には出逢えない。
 牢屋の中で、まったく、楽しかった、と言ってくれる。
 そういう親友は。

第664回『禁じられた遊びがしたいのさ』より


第665章
賢さと愚かさ

 賢さと愚かさの違いは。
 知り、学び、解く。
 それが賢さ。
 気づき、探し、決める。
 それが愚かさ。
 賢さは限界を解くけど、愚かさは限りない。

第665回『賢さと愚かさ』より


第666章
四色四帝

 青春朱夏白秋玄冬。
 その四色の季節には四帝が住むらしい。
 青帝、炎帝、白帝、玄帝。
 我らの恐怖の四季には。
 忘れてしまったITがまだまだ潜んでいる。

第666回『四色四帝』より


第667章
人生とは思考がつくりあげるのなら……

 人生とは思考がつくりあげる。
 ―哲学皇帝、アウレリウスさん―

 もし、それが事実の一つなら。
 きっと、愚かな思いと考えで。
 この世からあの世へだって抜け出せるはず。

第667回『人生とは思考がつくりあげるのなら……』より


第668章
誰かの不幸は友の縁

 他人の不幸は蜜の味、だなんて。
 言っている賢い味覚は現状慣れ。
 依存廃人の仏様。
 仏様になれなかった人には。
 誰かの不幸は友の縁。
 そのまま、信頼依存で掟破り。

第668回『誰かの不幸は友の縁』より


第669章
なぜ生まれたのか?

 迷子なボヘミアンのバットマン。
 そのしかめ面はなんですか?
 自分はなぜ生まれたのか、ですって?
 そりゃ、決まっています。
 帰ることを思い出すためにです。

第669回『なぜ生まれたのか?』より


第670章
死者への冒涜

 死者への冒涜。
 そう辞書で調べたら、なんとでますか?
 私の相方の辞書によると。
 それは、ゴッホさんの生涯だそうです。
 あれほど完全無欠な冒涜もありません。
 他にあって堪るものですか。

第670回『死者への冒涜』より


第671章
信じて忘れるか、信じて諦めるか

 頑張って生きるか、頑張って死ぬか。
 それが、ショーシャンクの空を仰ぐ選択なら。
 信じて忘れるか、信じて諦めるか。
 それが、故郷へ帰る、カントリーロードの分岐点。
 テンヤードラインの上の分岐点。ワン、ツー、テン! 

第671回『信じて忘れるか、信じて諦めるか』より


第672章
今は夢、竹取の翁=夢は今、月のわがまま姫

 信でぃられず、否定してしまったIT。
 そのITは多ければ多いほどいい。
 それだけ、ひっくり返ったら、愚かにも気づくから。
 今は夢、竹取の翁ならば、夢は今、月のわがまま姫。
 引き寄せるにせよ、飛び込むにせよ。

第672回『今は夢、竹取の翁=夢は今、月のわがまま姫』より


第673章
掟破りの浪漫飛行

 浪漫飛行がひっくり返った。
 逃げ出すことは誰にだってできる。
 だから……凱旋の背中に続け、伝説のカプチーノ。
 全てをインテグラに変える怪物。
 諦めじゃ何もしのげない、忘れて帰る時間だ。

第673回『掟破りの浪漫飛行』より


第674章
なりたい自分って

 なりたい自分になる、そう流行は言うけど。
 たぶん、それって。
 誰かのために、なりたい自分になっている。
 自分のためなら、我がままに在り続ければいい。
 金に成ることなく、歩のまま一歩ずつ。

第674回『なりたい自分って』より


第675章
自己紹介の最高潮の時

 マイティ・マウスとスーパーマン。
 どちらが強い?
 そうマジに夢中に話し合う今に。
 優劣なんかない。
 お互いを知るために、それを語っている。
 自己紹介の最高潮の時。

第675回『自己紹介の最高潮の時』より


第676章
数字が見せる幻影

 同じ意見の仲間がいれば。
 徐々に、自分達は世界の大多数。
 そう思えてくる、それは悪いことではない。
 数字が見せる幻影は使いよう。
 きっと、大多数ではないITは……錯覚ではなく事実。

第676回『数字が見せる幻影』より


第677章
時代が笑っている

 時代は泣いちゃいない。
 それは、流れ行くだけのペニーワイズだから。
 信じ続けてくれる、子供達を見て笑っている。
 賢くいい気になって、のさばり出したら。
 そろそろ、愚かさを思い出しな。
 GO、GO、ワガママ!

第677回『時代が笑っている』より


第678章
失っていくというより

 何かが変わり失っていく。
 それは錯覚かもしれない。
 このスターダストにある水は。
 昔も今も一滴も変わらず。
 ただ、そのバランスが違うから……。
 水不足なる枯れ尾花を見てしまう。 

第678回『失っていくというより』より


第679章
余のため人のため

 世のため他人のため。
 その口上はちょっと新し過ぎる。
 なんとなく古典的な口上では。
 余のため人のため。
 そういう、『ヨ』だった気がする。

第679回『余のため人のため』より


第680章
オール・フィクション・ワールド

 ノンフィクションだと。
 信じていた自分の人生も。
 それを信じる人がいなければ。
 ただのフィクション、ドン・キホーテ物語。
 ハイホー、ウラシマ! ウェーイ!

第680回『オール・フィクション・ワールド』より


第681章
時代なんて待ってられない

 いいよ、時代なんか来なくて。
 信じてないし、待ってられない。
 そんなセーフティーなくても。
 こんなエンプティ―ならぶっちぎれる。
 気がつけば、インテグラだ。

第681回『時代なんて待ってられない』より


第682章
この世が大嫌いなのさ

 この世が大嫌いなのさ。
 そう言えば、ITがのさばり始める。
 超・嫌味なペニーワイズが大嫌いだ。
 知っているさ、気づいているよ。
 だから、そろそろ、あの世をわかりたい。

第682回『この世が大嫌いなのさ』より


第683章
自由戦争

 自由を求めて戦うのは。
 自由の自由による、自由のための戦い。
 だなんて、賢者は教え説くけど。
 それが誰の自由なのかは明かさない。
 だから、自由に忘れることにした、全てを。

第683回『自由戦争』より


第684章
過去も未来も今は昔

 賢い人が教え説いた、過去未来現在。
 だけど、愚かな私には全て昔の話。
 今、現在では過去も未来も同じ昔。
 かつての過未、いつかの過未。
 その昔を覗く今では、全ては今は昔な話。

第684回『過去も未来も今は昔』より


第685章
天動説がひっくり返ってしまったのは

 ヤマトの常識も海外では非常識。
 外から見ればひっくり返るのは。
 基本だぜ、『坂本文法』。
 天動説が地動説にひっくり返ったのなら。
 再び、外から見れば……。

第685回『天動説がひっくり返ってしまったのは』より


第686章
根拠は唯一無二

 根拠に正解なんてない。
 自分で気づいて考えた、根拠なら。
 例え、独りよがりの思い込みだと笑われても。
 立派な唯一無二の根拠。
 考えず、データを並べるよりは頼りになる。

第686回『根拠は唯一無二』より


第687章
全ての経験を追い風に

 経験に無意味、有意義だなんて。
 賢く色づけるするほど忙しくない。
 全ての経験、その記憶の風を今、追い風に。
 悲劇ではなく喜劇だと気づける愚かさを全懐に。
 この世をインテグラにしてやろう。

第687回『全ての経験を追い風に』より


第688章
裏庭より遠いところに

 家の裏庭より遠いところに。
 欲しいモノがあるとは限らない。
 オズの魔法使いの教訓。
 誰もがあのドロシー嬢なのかもしれない。
 ココがカンザスだと思っていたけど、本当は……。

第688回『裏庭より遠いところに』より


第689章
160マイル

 数字に説得力を感じ、言葉に浪漫を感じる。
 160マイルの豪速球が青空に消えた後。
 マウンドに浪漫のエースが上がるよ。
 永遠に辿り着けない、明日へ向かう。
 そんな超・速球が武器のエースが。

第689回『160マイル』より


第690章
退屈に気づける反骨心はいいものだ

 退屈に気づき、小言を並べられる。
 そんな反骨心の持ち主がいたら。
 それは、とんでもなく素晴らしいこと。
 大事の前の小事、並べた小言の先には。
 今は大言に思える、ドリームにひっくり返る。

第690回『退屈に気づける反骨心はいいものだ』より


第691章
負けるためにでもなく

 負けるためではないのなら。
 きっと、勝つためでもない。
 ただただ、今は昔へ進み続けている。
 帰りたい故郷へ進み続けている。
 そう、今って特異点は帰るためにある。

第691回『負けるためにでもなく』より


第692章
バック・トゥ・ザ・ドリーム

 バック・トゥ・ザ・フューチャー。
 未来が行く場所ではなく、戻るべき場所なら。
 バック・トゥ・ザ・ドリーム。
 ポケモンマスターが言うように。
 夢は叶うんじゃなくて、ホントになるだけ。
 今は夢、最初から何も変わらない。 

第692回『バック・トゥ・ザ・ドリーム』より


第693章
全員が一等の運動会

 限られた金メダルがないと。
 やる気が出なくて頑張れない。
 そんな運動会に。
 最初から頑張る必要なんて。
 微塵の欠片もない。
 目指せ、全員が一等の運動会。

第693回『全員が一等の運動会』より


第694章
あう、あわないじゃない

 あう、あわないじゃない。
 ただ、あわせるだけだ。
 頼りなる好奇心があるのだから。
 それを滑らせずに、漬物石にするなんて。
 そんな賢過ぎる真似はできない、愚かなFRだから。

第694回『あう、あわないじゃない』より


第695章
ハイヨー、シルバー!

 ローン・レンジャーさんの。
 ハイヨー、シルバー!
 そのアメリカの伝統的な呪文は。
 ハイホー、ワガママ、ウェーイ!
 そう伝染してしまった。

第695回『ハイヨー、シルバー!』より


第696章
無名には敵わない

 どう足掻こうが、無名には敵わない。
 先が見えない未知の人生、真っ暗な今を。
 名誉名声の明かりもつけずに進み続ける。
 そんな力の前では、どんな名前も防げない。
 掟破りの無名走りは、突然ドカンと来る。

第696回『無名には敵わない』より


第697章
錯覚という幻を信じてしまう

 人は素晴らしいことに錯覚を信じてしまう。
 誰もが平等にITを信じてしまう。
 公平ではない、それは、素晴らしい奇跡の力。
 50憶が信じる錯覚も、自分だけが信じる錯覚も。
 どちらも同じように現れる、ペニーワイズ。

第697回『錯覚という幻を信じてしまう』より


第698章
That's Lifeならいらない

 人生そんなものさ、と人は言い。
 人生はそんなものだと自分に言い聞かせる。
 そんな『That's Life』ならいらない。
 心躍る7月がなければ、死んでしまいたくなる。
 そんなブラック・ワールドなら忘れてしまおう。

第698回『That's Lifeならいらない』より


第699章
時代錯誤が害悪だなんて

 時代錯誤は害悪である。
 そんな一般的、常識は化石。
 時代錯誤が過去だけだと。
 信じている間に。
 ぶっちぎっている、閃光花火。
 その時代錯誤は圧倒的、先行です。

第699回『時代錯誤が害悪だなんて』より


第700章
アルマゲドンはアルマゲドンじゃない

 『アルマゲドン』がアルマゲドンだと思っていた。
 きっと、それが世界最終決戦、この世の終わりだと。
 だけど、そんな大げさなものじゃない。
 このスターダストを終わらせるのは……。
 ITだと気づき、思い出すこと。
 そう、ただのクソピエロだ、この世の全てが。

第700回『アルマゲドンはアルマゲドンじゃない』より


第701章
邪魔する自由は奪えない

 誰かが自分の邪魔をしている。
 そんな気がする事実は。
 全て錯覚の被害妄想。
 邪魔する自由を奪えない。
 そう気づけたら、誰にも留められない。

第701回『邪魔する自由は奪えない』より


第702章
怒りは素晴らしい

 怒れ、怒れ、怒れ。
 恐怖で抑圧するドクター・イモウションレスに。
 臆病者のか弱い独裁者、この世というスターダストに。
 自分のために怒れ、怒れ、怒れ。
 怒りは素晴らしい、希望の原動力だから。

第702回『怒りは素晴らしい』より


第703章
米国演歌

 人生の7回あたりから聴こえる、軽やかなメロディー。
 テイク・ミー・アウト・トゥー・ザッツ・ワールド。
 テイク・ミー・イン・ウィズ・ワンダーランド。
 愛しのカントリーソングは米国演歌。
 それは帰還の詩、トリガー、第9区へ打電!

第703回『米国演歌』より


第704章
自由の旗を揚げない自由

 自由だと叫ぶ、秩序だった行進。
 時々、それが自由の奴隷に思える。
 表現の自由、なんて言葉は。
 もはや、言い訳の免罪符に成り下がった。
 今こそ、自由の旗を揚げない自由で狙え、ブラインドアタック!

第704回『自由の旗を揚げない自由』より


第705章
慈無酷徹我娘

 慈悲深く無慈悲な冷酷冷徹のワガママ・クイーン。
 それを漢字で圧縮すれば。
 慈無酷徹我娘、ジムコクテツガムスメ。
 たった六文字でも伝わる妙技。
 これこそ、カリスマ4000年番長!

第705回『慈無酷徹我娘』より


第706章
とっさの嘘のような、それは心実

 胴体に別れを告げた、ちぎれた口が訊ねる。
 家に帰りたい、と。
 とっさに返した、大丈夫、帰れる。
 嘘のようなそれは、紛れもない心実。
 打ってやれ、弾薬のモルヒネを。
 このブラック・ワールドから送り出そう。

第706回『とっさの嘘のような、それは心実』より


第707章
無限じゃない、限りがあると

 無限じゃない。
 全てには限りがあると。
 それを教え説いたのは自分じゃない。
 だから、自分の答えでもない。
 もう、その模範解答は選ばない、退屈で窮屈だから。

第707回『無限じゃない、限りがあると』より


第708章
生きとし生けるものは、その姿形の理に準じない

 生きとし生けるものは、その姿形の理に準じる。
 ……はずだったけど、それは違った。
 姿形に理などなく、何にも準じない。
 生きとし生けるものは無限だから。
 そのITも忘れられる、インテグラにできる。

第708回『生きとし生けるものは、その姿形の理に準じない』より


第709章
器の小さい夜に我を任せるな

 器の小さな夜に我を任せるな。
 あの狭い星屑は今を惑わす星だ。
 我を開放の棺に入れたのなら。
 のさばる黒い光を忘れろ、忘れろ。
 さすれば、蘇る、白い影の夢の中。
 ハイホー、ワガママ! ウェーイ!

第709回『器の小さい夜に我を任せるな』より


第710章
悩みの種は禁断の果実

 悩みの種を育てたら。
 きっと、禁断の果実が生る。
 この世から別の世界へ抜け出せる。
 そういう、この世にとっての禁断の果実。
 だけど、人にとっては希望って夢の果実。

第710回『悩みの種は禁断の果実』より


第711章
影送りで夢返し

 ちいちゃんがした影送りは夢返し。
 その奇術は人間瞬間移動。
 偉大なるダントンさんのような。
 大げさな仕掛けを使わない。
 掟破りの過未飛ばし、白影夢中。

第711回『影送りで夢返し』より


第712章
気軽に謝れる関係性

 気軽に謝れる、信頼依存ってステーキ。
 謝る側は許しの機会を得て。
 許す側は許せる余裕を得る。
 その不戦神話は、憧れのシンクロナイズ・ド・ラーニング。
 謝ったら負けの今では掟破りの90年代走り。

第712回『気軽に謝れる関係性』より


第713章
目隠しをして進むのが前向き?

 ブラック・ワールドは要求する。
 後ろなんか見てないで、前だけを見ろって。
 前向きが好まれる、その先に何があろうと。
 そんな目隠し、もう知るか。
 世界には後ろでも、こっちが進みたい帰り道だ。
 ハイホー、ワガママ! ウェーイ!

第713回『目隠しをして進むのが前向き?』より


第714章
誰かが無知なんじゃない

 誰かが無知なんじゃない。
 恐く怖ろしいほどに自分が無知。
 知らぬことなど無い、と錯覚してしまうが。
 全く気づいていない、自分の中のITに。
 その想像を超える、とんでもないペニーワイズに。

第714回『誰かが無知なんじゃない』より


第715章
扉を開けたら

 最近、扉を開ける時。
 もの凄くドキドキする。
 扉の果ての、その先に……ウサギがいたら?
 椅子に座って、どったのヒーロー? っていうウサギが。
 スティーヴン・キングさんの『ほら、虎がいる』って話みたいに。

第715回『扉を開けたら』より


第716章
ミイラ取り、未来になる

 もう、やめません?
 そう訴えた革命の英雄も。
 それを成し遂げた後には。
 違う誰かにとっての独裁者。
 ミイラ取り、未来になる。

第716回『ミイラ取り、未来になる』より


第717章
我がままを許せない、いいわけ?

 もっと、たられば……。
 それは我がままを許せない、いいわけで。
 そんないいわけでいいわけ?
 だなんて疑問符に気づけたら。
 そろそろ、許して認めて、仲直りをしよう。

第717回『我がままを許せない、いいわけ?』より


第718章
生きとし生けるものは信じた未知へ進む

 生きとし生けるものは。
 その姿形の理に準ずることなく。
 信じた未知へ進み、信化する。
 どんな未知であれ、信じた『IT』に忠実に。
 いずれ、ペニーワイズに出逢う。

第718回『生きとし生けるものは信じた未知へ進む』より


第719章
歴史って温泉は

 歴史と温泉って似てる。
 どちらも馳せ浸かり過ぎると。
 のぼせてしまう。
 歴史って温泉は、新しい未知へ進むための癒しの湯。
 だから、のぼせる前に……。

第719回『歴史って温泉は』より


第720章
ミートソースとナポリタンとボロネーゼ

 ミートソース、ナポリタン、ボロネーゼ。
 紛らわしい一品の違いがわからない。
 そのもどかしさは、煮詰まった想い出。
 見当違いに煮詰まっても。
 何れは、完璧な逸品に煮詰まるかもしれない。

第720回『ミートソースとナポリタンとボロネーゼ』より


第721章
降りるよ、ジョニー

 遠い昔、遥か彼方の海上で。
 降りろよ、ジョニー、降りるんだ。
 そう歌われたらしい、その想いが今に伝わる。
 全くだ、ジョニー。
 今すぐ、降りろよ、降りるんだ。
『Leave her Johnny』だ。

第721回『降りるよ、ジョニー』より


第722章
触りたい本能

 肉球、あご肉、お腹。
 それらを触りたくなる、本能。
 人は動物の前では本能のままに。
 だけど、同じ他人の前では。
 それができなくなる、不思議さ。
 きっと、人の天敵は他人だから。

第722回『触りたい本能』より


第723章
いいこと教えてあげる

 いいこと教えてあげる。
 そう教え説かれるのは。
 どうでもいい、ろくでもないこと。
 そういう事がいいことなら。
 ろくでもないことを語る人は?

第723回『いいこと教えてあげる』より


第724章
強靭な精神

 健全な精神は健全な肉体に宿るのなら。
 きっと、強靭な精神はどんな肉体にも宿る。
 この世とは違う、あの世のモノだったとしても。
 そういう強靭さがほしい。
 健全でなくてもいいから、強靭な我がままが。

第724回『強靭な精神』より


第725章
生への執着というけど

 生への執着だなんて言うけど。
 なんか、それって薄いエンプティ―。
 本当に執着しているのは……。
 生きることじゃなくて。
 生きる場所だったり?

第725回『生への執着というけど』より


第726章
世界三大ウサギ

 世界三大ウサギ。
 USAの国が誇る、バッグス・バニー。
 紅茶英国が誇る、ピーターラビット。
 そして、竹取の国が誇る……。
 愚かなFRウサギ、万年永久の赤点クイーン。

第726回『世界三大ウサギ』より


第727章
生きていけない、幸せになれない

 そんなんじゃ生きていけない。
 そんなんだから幸せになれない。
 できない、仕方ない、割り切れない。
 わかった、わかったよ。
 もう、そんな世界選ばない。

第727回『生きていけない、幸せになれない』より


第728章
須藤文法

 現在、プラス過未のページ。
 この条件にあらずんば、物語にあらず。
 そんなエンペラー気分が味わえる、『須藤文法』。
 王者の風格が漂う簡潔な文法なら。
 どんな状況にも対応できそうです。

第728回『須藤文法』より


第729章
兎穴に入らずんば不思議の国知らず(上)

 虎穴には虎児、兎穴には不思議の国。
 この世のグリーンマイルには。
 賢さでは覗けない、愚かさの抜け穴がある。
 ドリフトする好奇心で狙え、アンダーステア。
 兎穴に入らずんば不思議の国知らず。

第729回『兎穴に入らずんば不思議の国知らず(上)』より


第730章
ペンは剣よりも強し、剣はペンよりも難し

 ペンは剣よりも強し、剣はペンより難し。
 誰にだって使えて、簡単に数も集まり。
 一気に追い詰め、殺せるのがペン。
 一方、剣は扱うのが難しいから抜かない。
 つまらないことで、斬られたくないから。

第730回『ペンは剣よりも強し、剣はペンよりも難し』より


第731章
兎穴に入らずんば不思議の国知らず(下)

 兎穴に入らずんば不思議の国知らず。
 もし、世界三大ウサギのような兎が現れたら。
 迷わず、掟破りの浪漫飛行!
 グリーンマイルを抜けるとワンダーランド。
 仰げジワタネホの空、イカロスのように飛べ愚者!

第731回『兎穴に入らずんば不思議の国知らず(下)』より


第732章
甘んじることなく?

 甘んじることなく。
 満足せずに? 我慢せずに?
 意味合いは違うけど。
 どちらも甘んじるの否定形。
 満足せずに我慢もせず、その報いを受け入れる、と。

第732回『甘んじることなく?』より


第733章
証明されなくていい、感じるのなら

 誰かのために証明しなくてもいい。
 確かに自分が感じるのなら。
 その報いを受け取る刻。
 今は夢、夢は今、オール・フィクション。
 待っていられない、不思議の国へ帰る時間です。

第733回『証明されなくていい、感じるのなら』より


第734章
生きる場所

 生きる、その場所って唯一ではない。
 もっと、もっーと、我がままで無二だ。
 さっきは攻め攻めロック。
 今は滑り続けるユーロビート。
 その先は、ワガママ中間色。
 その全てが、生きる場所。

第734回『生きる場所』より


第735章
シカトキャラ

 シカトキャラはステキな個性。
 どんなこともシカトできる、ワガママは。
 今は見えない今へも辿り着けそうな速度。
 改めて、そのITを感じた今。
 後ろに幽かな流れが見えた、残光残像が。

第375回『シカトキャラ』より


第736章
なににもまして

 なににもまして重要なことは。
 なににもまして広がり続けます。
 もし、縮小してしまう。
 そんなものがあったとしたら。
 それは、そこまで大切ではなかった。

第376回『なににもまして』より


第737章
裏・住めば都

 住めば都、食えば民。
 だけど故郷じゃない。
 気づけば夢、飛べば今。
 例え、それが想像妄想でも帰れば故郷。
 これこそ、裏・住めば都。

第737回『裏・住めば都』より


第738章
スイケン!

 スイケン。
 その呼び名は唯一でも。
 使い手よって形が変わる無二のケンポウ。
 酔えば酔うほど、愚かであればあるほど、眠れば眠るほど。
 どれも同じスイケン。

第738回『スイケン!』より


第739章
ピラ軍曹文法

 私達は今、テンヤードラインの上にいます。
 おい、月曜、ゲーセンで見なかったな?
 ITがゲンジツですか? それなら、私はピエロです。
 三つまとめて、『ピラ軍曹文法』。
 5ヤードラインの攻防を制する勇敢な文法です。 

第739回『ピラ軍曹文法』より


第740章
ココにいるみんな無実

 この世ってソイテーソイヤクの世界。
 その上のグリーンマイルには。
 一つだけ素晴らしい事実がある。
 それは、ココにいるみんな無実ってこと。
 過ってココに墜落したのだから。

第740回『ココにいるみんな無実』より


第741章
伝染していく影速

 音速光速だなんてトロい速度で。
 チンタラ走ってんなよ、我がままが泣くぜ。
 気速影速で今をぶっちぎれ。
 第七感から第六感へ伝染したら。
 とんまな五感も騙され始める。

第741回『伝染していく影速』より


第742章
『Best Of Both Worlds』で秘密の愚者

 You get the best of both worlds
 だなんて思えなくてもいい。
 賢さと諦めを忘れたら、どこへだって行ける。
 ハンナ・モンタナみたいになれるのなら。
 この世を忘れて、あの世を思い出す。

第742回『『Best Of Both Worlds』で秘密の愚者』より


第743章
冗談は通じないからこそ冗談

 冗談は通じないからこそ冗談。
 通じ伝わってしまう、ありがたい言葉。
 それは、論語か落語。
 疑問符にとり憑かれない、そんな冗談なんか。
 冗談じゃない、『ジョークスターの悲劇』だ。

第743回『冗談は通じないからこそ冗談』より


第744章
世界と私、どちらのために

 世界か、私か。
 そんな選択を迫る場面がある。
 世界を選べば、英雄になれるのだろう。
 だけど、私のためだけに生きられない人が。
 誰のために生きられるのだろう?

第744回『世界と私、どちらのために』より


第745章
小一時間

 小一時間。
 私が相方との想い出を記録に収める時間。
 だけど、この瞬間に出逢うには。
 倍なんかじゃ足りないほど。
 積み重なり、かけられた、数字という幻がある。
 きっと、誰だって。

第745回『小一時間』より


第746章
払って貰う話

 時そばだなん賢い話じゃない。
 払って貰う、フーバーな話。
 どちらもWin-Winな話。
 役に立たない経済論では気づけない。
 グルーチョ・マルクス論。

第746回『払って貰う話』より


第747章
調子に乗って忘れよう

 調子に乗っていると叩き。
 落ち込んでいても叩く。
 このブラック・ワールドはモグラたたき。
 性根の腐った、滅びゆく世界などインテグラ。
 どんどん調子に乗って忘れましょう、この世など。

第747回『調子に乗って忘れよう』より


第748章
ナンセンスを語る、その口は

 ナンセンスだ。
 そう語る、その口は。
 どれほど、センスのいい口なのでしょうか?
 本当に、センスがわかる口なのでしょうか?
 随分とありきたりな口ですが。

第748回『ナンセンスを語る、その口は』より


第749章
ウィリアム・テル序曲、ニトロターボでぶっ飛ばせ

 ずっと、お前をゲンジツだと思ってた。
 違った。
 お前もただのピエロだ、幻だった。
 割の悪い交換。
 ウィリアム・テル序曲、ニトロターボで忘れ去れ。

第749回『ウィリアム・テル序曲、ニトロターボでぶっ飛ばせ』より


第750章
何色の風船を選ぶ?

 ハーイ、ジョージ。
 私は踊るピエロのペニーワイズ。
 ユーはジョージ、ミーはペニーワイズ。
 ところで、君が手放した風船は何色?
 赤い小さなIT? 青く醜いスターダスト?

第750回『何色の風船を選ぶ?』より


第751章
キャプテン・ジャック・スパロウ理論

 ホントのことを言っても。
 信じないと思ったら言うだろうな。
 憧れのキャプテン・ジャック・スパロウ理論。
 きっと、詐欺師は嘘をつかない。
 だから、詐欺師なんだと思う。

第751回『キャプテン・ジャック・スパロウ理論』より


第752章
オスマン・アット文法

 今、信じられない夢が。
 確かに感じられないからといって。
 そのITが、そのままだと信じるのは賢過ぎる。
 目の前にのさばる、このグリーンマイルだって。
 ちょっと昔は、ただのITだったのだから。
 『オスマン・アット文法』でKO牧場の決斗。

第752回『オスマン・アット文法』より


第753章
NOから始まる、それは?

 この世にいたくない。
 そんなNOを燃やし続けたら。
 ひっくり返った、あの世へ行きたい。
 絶望から希望へとひっくり返った。
 ならば、そのNO、絶望だって……。

第753回『NOから始まる、それは?』より


第754章
自分のためだなんて

 自分のために。
 そんなことを誰かが言うのは。
 台詞違い、役者違い、見当違い。
 だから、ハッキリと確かに。
 誰かのために、今、考えてくれ。
 自分のためにじゃなくて、誰かのために。

第754回『自分のためだなんて』より


第755章
テキサス州、フォートハンコックまで

 テキサス州、フォートハンコックまで。
 そう唱えれば、帰れる気がする。
 昔、ニューヨークにあった六つ目の行政区。
 その先にある、七つ目の不思議の国へ。
 そんなITが私のペニーワイズ。
 全てをインテグラに変えるのにちょうどいい。

第755回『テキサス州、フォートハンコックまで』より


第756章
人と人間は全く違う

 人と人間は全く違う。
 人はそれぞれの無二の物語。
 人間は一般論がつくりあげた唯一の幻想。
 幻想ばかりと向き合っているから。
 肝心な人の痛みもわからないほど。
 賢くなってしまったのが今。

第756回『人と人間は全く違う』より


第757章
誰もがローン・レンジャー

 老若男女問わず、誰もがローン・レンジャー。
 人がマスクをする、そんな世界があった。
 だから、マスクを外しちゃいけない。
 『ウィリアム・テル序曲』に跨ったら。
 ハイホー、ワガママ! ウェーイ!

第757回『誰もがローン・レンジャー』より


第758章
ありがとう、2023

 今さら気づいた、今年は卯年、兎狩りのシーズン。
 振り返ってみれば方策豊作なシーズン。
 世界三大ウサギを思い出して、様々な扉を開いた。
 兎穴に入らずんば不思議の知らず。
 ありがとう、兎狩りのシーズン、2023。

第758回『ありがとう、2023』より








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?