- 運営しているクリエイター
2021年1月の記事一覧
[2021年1月27日水曜日]懐かしい、足跡
懐かしさ。
それは、過ぎ去った何かの距離ではなく。
心の距離感が感じさせる、錯じった覚えの錯覚。
そう思えた、今。
追いかけていた、恐竜の足跡の軌跡に。
それを感じてしまった、今が、優しく引っ掻いて。
少し複雑な『爪痕』を残していった。
テツガクちゃん
懐かしさ。
それは、過ぎ去った何かの距離ではなく。
心の距離感が感じさせる、錯じった覚えの錯覚。
その錯覚を覗いてしまっ
[2021年1月26日火曜日]詐欺師の諭吉様
詐欺師の諭吉様がすゝめた学問は。
定員超過で、乗客を上下に分類しながら。
船長と共に沈んだ、今は見えない幽霊船。
もう、立派な門も重い業もいらないんだ。
ガクガクできる、ガクさえあれば。
肯定
詐欺師の諭吉様。
あなた様がすゝめた、学問なんて泥船。
それは、氷山にぶつかるよりも遥か前。
定員超過で沈没寸前だよ。
海底に沈む船内に残された人。
天に傾いた甲板にしがみつく人。
[2021年1月25日月曜日]向かい合った二つの世界は
向かい合った、物語の世界と読者の世界は。
合わせ鏡に似ている。
無限の世界に果てのない世界を覗くのか。
有限の世界に果てのない世界の影を覗くのか。
あなたはどちらですか?
テツガクちゃん
気づいてしまいました! 私!
物語の世界と読者の世界は。
合わせ鏡のような関係にあることに!
肯定
合わせ鏡って、あの合わせ鏡?
二つ鏡を向かい合わせる。
テツガクちゃん
そうです。
[2021年1月24日日曜日]人は勝手に天をつくる
天は人の上に人をつくらず。
人の下に人をつくらず。
平等だったけど、学問がその先で天地をわけるって。
とんだ嘘を吐いた、あの詐欺師は分類病。
いつだって、人は勝手に天をつくる。
肯定
ガクちゃん、こんな言葉を知っているかな?
『天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず』。
そんな詐欺師の嘘を。
テツガクちゃん
初めて聞きました。
この言葉は、嘘なんですか?
肯
[2021年1月20日水曜日]不思議な世界
特別、面白いとは思えないのに。
なぜか、気になって覗きたくなる。
そんな不思議な世界も確かにあって。
その謎を解きたいと思いながらも。
永遠に惑わされていたい、と思う私も。
同じ似た者同士。
肯定
時々、自分では面白い、とは思えないものを。
覗きたくなったり。
逆に心から面白い、と思える作品ほど。
遠く離れたくなる時期があったり。
凄く失礼な話だけど。
そんな世界を見る
[2021年1月19日火曜日]遅れてくるサンタクロース
遅れてくるサンタクロースも確かにいるようで。
10年ほど遅れて。
ステキな靴下に入ったプレゼントを受け取った、私。
実は、今、あなたが履いている靴下も。
サンタクロースさんからのプレゼントだったり?
肯定
遅れてくるサンタクロースっているんだね。
10年くらい遅れてきたけど……。
ステキな靴下に入ったプレゼントを受け取ったよ。
テツガクちゃん
えっ、いつサンタさんに会ったんで
[2021年1月18日月曜日]業を修める
業を修める。
それは、いいことなのでしょうか?
よくない行いを業と呼ぶのなら。
学業も修業も卒業も。
賞賛されることではないのかもしれない。
テツガクちゃん
業を修める。
それは、本当にいいことなのでしょうか?
自業自得でいう、自業ですよね?
よくない行いを業と呼ぶのなら。
なぜ、その業を修めるのでしょうか?
肯定
たしかにね。
なぜ、よくない行い、業を修める
[2021年1月17日日曜日]物語は万華鏡
物語は万華鏡に似ている。
小さく単純なものを大きく複雑に見せる。
2時間の映画に全てを覗いた気がしたけど。
むしろ、知らないことが多いことに気づく。
物語は神秘的な晩夏の万華の挽歌の世界。
テツガクちゃん
物語って万華鏡みたいですよね。
肯定
万華鏡?
あの神秘的な世界が覗ける?
テツガクちゃん
そうです!
神秘的な晩夏の万華が描かれた挽歌の世界。
そんな合わせ
[2021年1月13日水曜日]哲学、徹楽、撤額、轍嶽、綴愕、迭鍔、テツガク
私の相方、テツガクちゃん。
今更だけど、このテツガクが、どのテツガクなのか。
わからないまま。
哲学、徹学、撤学、轍嶽、綴愕、迭鍔。
その形は様々で。
一つは限らない、『唯一無二』のようです。
肯定
ガクちゃん。
今更な質問なんだけどいいかな?
テツガクちゃん
今更でも、この皿でも、あの期でも、今の今でも。
きっと、それが最高のタイミングです。
遠慮なさらず、質問をどう
[2021年1月12日火曜日]ステーキを焼いて待っている
全てがどうでもよくなって。
幽かに、本当に幽かだけど。
何か、自分の本心が本音で。
これは、最高だ、と。
誰かに認められなくても思えるもの。
遂に、それが信じられるようになった時。
待ち焦がれた、『世界の始まり』がステーキを焼いて待っている。
誕生パーティーを開くために。
肯定
昔、紅茶を飲んでる、『世界の終わり』に出会った。
あの時のように。
どこか変だな、と幽かに感じ
[2021年1月11日月曜日]よろしく、2021
2020年の尾張で得た、悔しさ。
それと共に揚げる、新しい旗は。
何も決めない。
そんな決行の合言葉。
このまま、今までどおり。
我がままに、欲望のままに。
テツガクちゃん
新しい一年の始まりですね!
とは言っても。
あまり、特別な実感もなく。
そんな当たり前の日々のような。
今、この瞬間。
当たり前が特別だと言うのなら。
まず、形から入ってみましょう。
と
テツガクちゃんと肯定 2021年一覧
第357章
よろしく、2021
2020年の尾張で得た、悔しさ。
それと共に揚げる、新しい旗は。
何も決めない。
そんな決行の合言葉。
このまま、今までどおり。
我がままに、欲望のままに。
第357回『よろしく、2021』より
第358章
ステーキを焼いて待っている
全てがどうでもよくなって。
幽かに、本当に幽かだけど。
何か、自分の本心が本音で。
これは、最高だ、と。