Daylights

大切にしているのは「間」。 報道で四半世紀。 ドキュメンタリーを好み、 カメラ片手に…

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大切にしているのは「間」。 報道で四半世紀。 ドキュメンタリーを好み、 カメラ片手に対象に密着し続けています。 過去から未来、 書けることを記録していきます。

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最近の記事

hideさんが旅立って今日で25年です。

X JAPANのギタリストの1人で私が 大好きだった、きっと最もファンに 愛された彼を惜しむ声は今も根強い と聞きます。 彼の突然の訃報は、私の人生の忘れ られない転機と重なります。 25年前の今日、当時22歳の私は 地元の病院の家族控室にいました。 父親が4日前に自宅で脳溢血で倒れ て意識不明となり家族が交代で待機 していた日の朝でした。テレビの ワイドショーから流れる事実に目と 耳を疑いました。 嘘であってほしい。 当時のhideさんはソロでブレイクし てこれからも

    • 初めての座禅体験🧘

      自分と向き合う。 どうすればいいかわからない。 内面を見つめる? いや外のことしか見えないし、 鏡に映った自分は見れますけど? その答えが、座禅と納得して 今日早起きをして体験してきました。 通勤途中にある渋谷区広尾の 光林院を初めて訪れた。 毎朝7時から30分ごとに2回 無料で座禅体験を提供していると 聞きつけ、早速行ってみた。 晴天に恵まれたものの、 朝6時半はまだ肌寒く、でも 鳥の囀りが耳に転がり込み 澄んだ空気が頬に心地よく、 露天風呂に入った瞬間のような ため息

      • テンプラ

        最近いろんな記憶が曖昧に なってきて、物忘れが多く なってきたので、備忘録と 言うか、そんな感じで、 置いておきたい気持ちを 書き残しておきます。 これは私の大好物に纏わる エピソードです。 私は、天ぷらが好きです。 最後の晩餐として聞かれたら 必ずこれ、と答えます。 カリッとサクッとした歯触りと 程よい温度で素材の旨みが 凝縮された妙味。 言わずと知れた、 芸術の域まで磨き上げられた 日本料理の真髄の一つです。 でも私が好きなのは、 いや好きだったのは、 芸術には程

        • 重ね合わせた面影

          休日に家で1人になれたので 2年間、ずっと見ようか 見まいか悩んでいたことに ようやく終止符を打てた。 映画 東京タワー  オカンと僕と、時々オトン を見た。何てことはない。 ただそれだけの話。 同じ福岡出身の名優 リリー・フランキーさん原作。 読んだのは、最初の赴任地 山口から東京へ転職の 面接を受けた帰り道だった。 本を読んで涙が 止まらなかったのは、 生まれて初めてのことだった。 映画でこれまた 素晴らしい役者の 樹木希林さんが演じたオカンの 話し方や息子の 雅

        hideさんが旅立って今日で25年です。

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        • 日常の俯瞰
          1本

        記事

          仕事帰りの坂道  いつもあの人がいた

          初めまして。 今日から日記替わりに 書き連ねてみようと思います。 今ほど色んな娯楽がなかった 小学生時代、1980年代半ば。 大きな体の屈強な外国人相手に 文字通り闘志むき出しで対峙し、 蛇のように自分の体を相手に巻き 付けたり、刹那!後頭部めがけて 飛び蹴りをくらわしたり、 それでいて長いあごの 特徴的な顔は笑うと親しみ深く。 テレビに噛り付いて 見守ったプロレスリング。 数々の名実況は、後に報道番組で ご一緒させて頂くことになる 古館伊知郎さん。「燃える闘魂」 元プロレ

          仕事帰りの坂道  いつもあの人がいた