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FX 基礎ノート 2 移動平均線について

移動平均線には色々な種類があります。

よく使われるのはSMAとEMAです。とりあえずまずはSMAがどういったものか難しくないので構造を知っておきましょう。

SMAとは単純移動平均線の事です。

例えば20SMAであれば、その20期間の終値を足して20で割った数値になります。

日足でいうと20日分の終値を足して20で割った数値です。20日移動平均線ですね。

200移動平均線だったら200期間の終値を足して200で割ります。イメージできない方のために実際のチャートに表示させてみますね。

↓ユーロ米ドルの日足に20SMAと200SMAを表示させています。即答出来る方が多いと思いますが初心者の方用の記事なので考えてみてくださいとしておきます。青は?赤は?どちらでしょう?

全然違いますよね。

答え、青が20SMAで赤が200SMAです。

短いMAがよく波打ちます。

長いMAはすごく滑らかですね。

移動平均線にも色々な使い方があり、設定も人により様々です。それはトレードスタイルによるとも言えますし、どう分析を進めるかという事でも変わってきます。

短期の移動平均線の方が長期移動平均線より高いなら現在の傾向として今が強い、比較して強いという事。

基本中の基本を言います、デッドクロスという状態はさきほどのチャートで短期の青が長期の赤を抜けてる事です、そこからダウントレンドで下げ続けています。

その逆の状態をゴールデンクロスといいます。

短期の方が高く、長期が下にある状態ですね。

ここで2つの声が聞こえそうです。

Aさん  え!このチャートみたら楽勝じゃん!

Bさん  ああ、そんなクロス使われへんで〜

その声に対し私は言いたい。

Aさんに対してはそんな甘くないですよと、

Bさんに対してはちょっともったいないのではないかと。

超人レベルになると移動平均は不要という方もいらっしゃいますが、基礎レベルを学ぶ方にはまずは活かせるのなら活かそうという思考を持つと良い。

どんな?

ちょっとした動きに右往左往しないため。

売買の根拠のフィルターにするため。

一貫したスタイルで検証と実行をするため。

クロスで判断しないけど現プライスと各MAを表示させて環境認識も有り。

などなどです。

パラメーター、数値ですが、これを追い続ける事は回り道になるのでやめた方が良い。

近道は、自分はこんなトレードしたいからこの数値でやって行くんだという決意。

べつに後で変更するのも有りだけど負けるたびに変えるというのはやめたほうが良い。

なぜなら自分の軸が出来ないから。

何が自分に合うのかも大事ですが、もっと大事なのは自分は何を使いこなすか。

使いこなして、自分の言葉で相場を説明できるように。これは移動平均線に限らずだが。

あと、べつに他人に説明しなくても良いと思うが自分に嘘をついてはいけない。

あと見栄を張ったり、維持を張る事は相場の世界では厳禁だ。

ちょっとしたメンタルの狂いから負のスパイラルで一気に年間収支がマイナスになるケースもザラにある。

そんな苦しみ経験済みです。

苦しい谷底を歩いた人にも諦めなければ高い山に登れると自分は信じてやってきました。

手法作りは軸を持つ事から始まる。


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