【勝手に日報】学校の勉強方法はWebデザインにも応用できるか

基本的に私は以下のスタイルでこれまで学校のテストや資格取得に向けた勉強に取り組んできた。

①ざっと教科書(参考書)を読んで全体像を把握する
※熟読はしない

②問題を解く

③ ②で出た分からないところについて調べる

②に戻る

極端な話だが、学校のテストは点数さえ取れれば良いので問題を解く事に重きを置いている。資格にしても、本当に必要なスキルや知識は、資格取得後、実務で身につけていくものと考えていたため、学校の勉強と同じ取り組みをしていた。実際にセンター試験では8割超まで点数を伸ばすことが出来たし、難関と言われているCCNPも新卒入社後、半年で取得出来た。点数を取ることに関してはかなり良い勉強法なのだと思うし、理解度の面でも、それなりのレベルまで理解を深める事は出来ると思う。


では、この"アウトプット先行型"のスタイルはWebデザインの分野でも通用するのだろうか。

結論から言うと従来の私のやり方は通用しない。

と言っても、多くの有名なデザイナーの方々が口を揃えて「手を動かす事が何より大事」と仰っているのね大枠はアウトプット先行型が良いのは間違いない。
では私のやり方の何が良くないのかと言うと、②と③の部分だ。

独学でWebデザインを学ぶことと、スクールで学ぶことの大きな違いは②にあるのではないかと思っている。(スクールに通ったことがないので憶測でしかないが。)

課題を提供してもらえるのは大きい。独学でやっていると、課題を考えている間に集中力が切れてしまったり、効果的では無い課題をやってしまう事が多い様に感じる。

では適切な課題とは何だろうか。デザイナーの方のYouTubeやnoteを見ていると、模写を勧める声が圧倒的に多い。何からすれば良いか分からないと思っている方はとりあえず好きなWebサイトの模写から始めてみれば良いのではないだろうか。私もひたすらに模写をやってみようと思う。

私は最初から自分なりにWebサイトを作ってみて大失敗した。ツールの使い方はそれなりに身につくが、目も鍛えられなければ、デザインのルールも身につかなのであまりオススメ出来ない。


③についてだが、何度も記事にしているように私はインプットの質がかなり大切だと思う。デザインには答えがないので、問題集のように答えや教科書を見ればすぐに理解ができるなんて事にはならない。だからこそインプットに時間と量をかける必要がある。具体的に言えば、明確な目的を持ってインプットしていくことだ。

私の場合、デザインギャラリーを見て、良いなと思ったサイトをレビューしているが、思ったほど効果は出ていない。原因は私のやり方にある。私のWebレビューは、全体的なデザインを表面上で見て所感を書き留めているだけに過ぎない。例えば、文字詰めに特化してまとめてみる、とか、UI特化でまとめてみるとか、明確な目的が必要だ。そうしなければ自分の武器にならない。


②と③のやり方を見直し、インプット重視のアウトプット先行型のスタイルに進化していきたい。

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