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日本人に関する「ファクターX」と、ラオスにおけるCovid-19の死亡者数の低さについて

日本人に関する「ファクターX」と、ラオスにおけるCovid-19の死亡者数の低さについて

『なぜ日本の感染者・死亡者数は欧米より極端に少ないのか?』という、コロナ禍の初期から議論を呼んでいた謎の「ファクターX」について、その一部を解明したと理化学研究所(理研)が8日に発表しました。
まあ、私は、「BCG接種」だろうなと当初は思っていましたけど。「理研は日本人に多い特定の免疫タイプが要因の一部と解明した他、感染した細胞を免疫細胞の一つである「キラーT細胞(ウイルスに感染した細胞を探して破壊する細胞)」が破壊する仕組みも判明。この仕組みを応用すれば、現在新たな脅威となっている変異株「オミクロン株」に有効なワクチン開発にもつながりそうだとしている、」そうです。

これとは別の角度で、ラオスと言う国(東南アジアの小国)における感染死者数の低さについても着目してみたいと思います。
ラオスと言う国は、人口700万人程度の内陸国で、5か国に囲まれていますが、2021年4月までは人口100万人あたり5名程度の超優秀なCovid-19対策を行っており、4月以降(隣国タイから帰国の不法労働者の陸路からの入国)感染者数が増加し、9月以降に一気に感染が爆発しました。
とは言え、人口100万人に対する死亡者数は依然として2桁と低いままです。

ラオス人と日本人の免疫力には、同じアジア人と言う事での類似性は間違いなく見いだせると思いますが、ラオスに至っては、もう少し違った考察が必要だとは思っています。それは、「Covid-19そのものの起源の場所」に関連するのではないだろうかと。

Covid-19がはっきりと人類の目の前に現れたのは、2019年12月以降(その前から一部では広がっていたようですが)の中国・武漢。このウィルスのオリジンは中国の雲南省であるという見方が大勢です。雲南省は、ラオスと陸路で接しており、また、地理的にみても、ラオス北部の洞窟の蝙蝠が実は起源だった、と誰かが主張したとして、間違いとは言い切れないのです。

中国・雲南省やラオス(北部)の洞窟の蝙蝠が起源であるとするならば、なんらかずっと蝙蝠やその死骸等を食物連鎖等で体内に入れていたラオス人たちが、新型コロナウィルスに「強い」のは、当然とはいえるでしょう。知らず知らずに感染していた可能性もありますしね。

(続く??w)

ラオス人民民主共和国と言う国(社会主義国家)の建国は、パテートラオの「洞窟生活」からのレジスタンスが源流となって、1975年12月2日に達成されているんですが、この「洞窟生活」の中心は、ベトナム国境に近い北東部のフアパン県・ヴィエンサイってところ。

初代ラオス人民民主共和国首相、カイソーン・ポムヴィファーン氏が潜伏していた洞窟
ラオス人民党(現在のラオス人民革命党)が洞窟内で会議をしていた場所
どうでもいいですが、フアパン県の県都サムヌアから、Hmong族の方たち(美女さんたち)が遊びにいらしていました^^;


ヴィエンサイには、数多くの洞窟が存在します。まあ、私が偶然にもその地を訪れた「正にその時」(2019年12月)に、武漢での出来事が公になっていったってのもあって、なんらかの「奇遇性」を感じてしまいますが。
勿論言うまでもなく、中国の雲南省とラオスの北部(例:ポーンサリー県)との間にある「洞窟」は、ヴィエンサイのそれらとは若干距離離れていますが、まあとは言え、「関連性が全くないか」って言ったらそういう事もないでしょう。


「新型とされるコロナ(Covid-19)は、ラオス北部(北東部)と中国の雲南省との間にある洞窟の中で、長い事「生息」していた蝙蝠の体内に蓄積し、そしてそれが表に出てくることはなかったが、武漢の研究所が雲南省から持ってきて実験をしていた蝙蝠が何らかの「ミス」で表に出てしまい、瞬く間に世界に拡散された」
「洞窟の中でひっそりと生き延びていたコロナウィルスは、周辺に長い年月かけて<相互作用>与えていた可能性は大いにあり得る。従って、ラオスや雲南省の人たちが”気付かないうちに”類似種のコロナには慣れている生活(耐性を有するに至る生活)をおくっていたのだろうと思われる」
「ラオス近辺に入ってきたアカ族(ハニ族)がもし日本人のルーツの一つであるとするならば、日本人が耐性を持っていてもおかしくはない」
「震源地から離れれば離れるほど”重症””死者数”増えるのは、免疫学的に言えば常識かも?

と言うわけで、ラオスにおける「死者数の少なさ」は、まあ、日本人が持つ遺伝子(勿論、遺伝子って何らかの形で、長年かけて「その場に慣れて」受け継がれるだろうから)の中の特定の免疫タイプが云々、なんてのは、関係性なくはないのでしょうなあ・・。

ラオス北部の人たちの「特定の免疫タイプ」なんてのを大がかりに調査すれば、Covid-19の全容の一つがつかめるのかも・・ですね!!

ヴィエンサイにて
フアパン県の県都・サムヌアにて。モン族(Hmong)のニューイヤーパーティの模様
少数民族衣装はとてもカラフル^^;


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