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いなかっぺてつやの営業(16)  謙遜しない 相手の好意に応える

「いなかっぺてつやくんって偉そうだね。」
社内でもよく言われるし、お客さんにも、奥さんにもよくいわれる。
冗談半分・本気(マジ)半分って感じかな。
その通り、僕はとっても偉そうだ。というか偉い!!
何を言ってんねん!って感じだけど、特に問題はない。
あくまで、関係ができた人としか偉そうにはしてないからね。

昔の僕はこんなじゃなかった。
とても謙遜していた。
「いやーそんなことないですよ」って返しがほとんど。
でも本心はすごいって思っている。
案外謙遜するって本当はそう思っていることあるよね。
それに、ある時に気づいたんだ。
これって相手の発言を否定しているんだなって。

相手「いなかっぺさんすごいですね」
いなかっぺ「いやーそんなことないですよ」
相手「(褒めたのにな)」

こんな感じだったかも。
だから僕は変えたんだ。

相手「いなかっぺさんすごいですね」
いなかっぺ「しょうがないですよね!僕最高にすごいんです!」
相手「あはははは、自分で言ってるし笑!!」

これは相手からのお褒めの言葉を否定せずに、かつ笑い話に変えて、偉そうでいて偉そうではない。
相手の肯定の言葉を「いやいや」っていうのは、せっかく相手が肯定してくれているのに、否定してしまっている。
相手の好意なんだよ。
その気遣いを否定するのはよくないと思うんだ。
だから、僕は否定しない。

そう、肯定して、偉そうにするのも、突き抜ければいいってこと。
僕がよく使う言葉
「エベレストから皆を見下ろしてますからね」
「神ですからね」
「営業のプロですからね」

まあ「ありがとうございます」とかでもいい。
相手の好意を否定していることではないから。
でも僕はさらに、それを面白くするために、
また、「真に受けている感」をなくすためにも偉そうにする。

これが最もいいと思っている。
だから僕は偉そうにして、否定しない。
一切否定しない。
日本人て結構謙遜して否定するよね。
これは他のことにも言える。
例えば、相手が何かを貸してくれるとする。
その時に、いやいや申し訳ないからという気持ちで借りないことあるよね?
それ、せっかく相手の好意で貸してあげようとしているのだから、僕は借りる。
なので、僕はほとんど全てイエスだ。
うどん屋で、七味唐辛子いる?って言われたら、はい!
朝、社内でコーヒーいるって言われたら、はい!

でもまじでいらない時もある。
そんな時は、一旦YES!そして、次回にする。
こんな感じ
「コーヒー飲む?」
「明日いただきます!その時には、キリマンジャロでお願いします!」
みたいな。あくまで例えばね。

とりあえず相手の好意に対してはYESの姿勢を見せるんだよ。
この気遣いは相手としては嬉しいはず。
自分が相手の立場になったらわかるはず。
せっかく良かれと思って言ったのに、否定されるとなんか、ね。

これを行うようになって、相手の好意にYESをしつつ、最終的に断っているという、かわし方も身につけれたと思う。

相手の好意には応えよう。
例え、それができないことでも、一旦は応えよう。
そうすれば、人がいろんな好意を自分へ送ってくれるはず。


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