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商売で一番大切なのは哲学『おいしいものだけを売る 〜奇跡のスーパー「まるおか」の流儀』

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テツヲ
東北を爆進する営業マン。読書と筋トレと仮面ライダーをこよなく愛する男。

tera
人と違う事をしていたらインドネシアへ転職しちゃったカフェ屋。猫派。
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テツヲ:
群馬県のイオンの隣にある小さなスーパーのことが書いてある
『おいしいものだけを売る 奇跡のスーパー「まるおか」の流儀』

初回はこいつをオススメしたい

先に結論を言うと

商売において哲学を持つ大切さを教えてくれる名著だから絶対に読んだ方がいい!読め!テラ!!

そもそもさ、俺が幼稚園保育園に営業に行く仕事をしとる中で、食育の話は絶対聞くのね
だからこういう「食べ物」をテーマにした本を読んでみたかったのと表紙が綺麗だったから買ってみた

テラ:
すーごいな。
初回だけどラジオっぽさとかリスナーへの説明とか関係なくフリースタイルなのね。おーけい

ーーーーーーーーーーーーーこのよむラジオは、東北を爆進する変態営業職のテツヲと、インドネシアに出荷されたカフェ屋teraの2人が、オススメの本を押し売ったり押し売られたりする番組です。それではタイトルコール『てつ×てらラジオ 押し売りBooks』いえーい!(テラ)ーーーーーーーーーーーーー

テラ:
食育っていうのは、
ピーマン残しちゃダメよ、とかそういうこと?

テツヲ:
あ、浅い……!

テラ:
うるさい(笑)

テツヲ:
要は食べ物、栄養に関する正しい知識を身につけていこうねってこと
ネットリテラシー(※1)をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれん
言い換えると食べ物・栄養リテラシーだね

(※1)ネットリテラシー正しい知識を持って目的に沿った使い方ができる能力のことだよ!欲しい情報を手に入れられたり、間違った情報に流されない能力ってことだね、最近の若い人たちはほとんど身につけてるんじゃないかな?(テツヲ)

テラ:
世の独身男性に食育という言葉は馴染みないわ
でもまあ概ね理解した

テツヲ:
けっこうサクサク読みやすい文章だったからあっという間に読めたね
読んで最初の感想は

「あ、これ殿堂入りだわ」

もうね、まず筆者=社長の丸岡守さんの情熱がすごいの
哲学があって「おいしいものだけを売る」っていう

テラ:
ほうほう。哲学とな。

テツヲ:
しゅーちゃん(※2)も食べ物を取り扱う立場だからさ、なんとなくわかると思うけど
品質の向上とお客様の満足度が必ずしも比例するとも限らないじゃない?
過剰品質って言葉があるくらいだし、俺みたいな貧乏舌だと何食っても美味い美味いってなるし笑

言い方悪いけど、足切りラインちょい上で回避して低価格で売るっていうお店も多いと思うんだよね
価格だけで買い物する人が多いから

けどまるおかはそうじゃないんだよね、徹底的に自分がいいと思ったものだけを仕入れて売る
良い食べ物が身体を、家庭を、人生を豊かにしてくれるって心から信じてるから
そんな哲学がまるっと(まるおかだけに)詰まってる一冊だった

(※2)しゅーちゃんteraのリアルな呼び名。由来は本名。

テラ:
なんか上手いこと言ってるのはスルーするけど
哲学のあるスーパーって、字面からして格好いいね
私みたいな飲食業はすごく共感できるんだけど、てっちゃん(※3)は飲食関係ないバリバリの営業職だよね?なんで殿堂入りしたのか、不思議

(※3)てっちゃんテツヲのリアルな呼び名。大抵初対面で「てっちゃんって呼んで!」と言われる(テラ)

テツヲ:
たしかに言われてみると業種はかなり離れてるね
だけど同じ商売だから本質も同じだと思うんだよね

ただ機能や価格に惹かれたお客さんと、会社の方針・哲学や理念に魅力を感じてくれたお客さんとでは全然質が違う
前者はよりいい機能、安い価格がありゃそっちに行っちゃうけど
後者はよっぽどのことがないとそんなことはないから

だから俺は根底の「why」を擦り合わせることをいつもメインに営業するようにしてて
そこをズバッと言語化して実践してた、してくれていたから気に入ったのかもしれない
あとは俺はパッションのある人が大好きだから、その2つだね!

テラ:
なるほど
極端な言い方をすれば、お客様を「ファン」にしてしまえってことかな?
例えば、私はでんぱ組.incっていうアイドルのヲタクなんだけど、もちろん楽曲も好きだしカワイイとも思うけど、それ以上に彼女らのこれまでのストーリーや考え方に惹かれてる部分があるわ
そうそう簡単に浮気はしないね(キリッ)

テツヲ:
あ、一気に俗っぽい話になったね笑
でもその通り
ところでだけど、同じ野菜でいうと「メタル小松菜」(※3)って覚えてる?あれってまさにストーリーを売ってるの典型だと思うんだよね

テラ:
小松菜にメタルを聴かせて育てました!ってやつね
スーパーしかりアイドルしかり小松菜しかり、
お客様はストーリーに価値を見出す、ということですな

(※4)メタル小松菜リンク先参照

テツヲ:
そういうことだね。今年読んだ本の中で一番おすすめっす!圧倒的バリュー……!

テラ:
熱量がすごい...!


テラ:
さてさて、
この本を買いたいと思うか思わないかを決めるジャッジの時間ですね。
初回のジャッジは・・・・
買いたい!
哲学が店の成功のポイントだと言うのなら、同じ商人として、というか、「売る」仕事をしているものとして、勉強しない道は無いかなと。


ということで、押し売りBooks、初回はいかがでしたでしょうか?
最後はこの曲でお別れです。

Mr.Childrenで、『エソラ』

次回もお楽しみに〜!



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