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あなたの長所と短所は?

ていう質問、大嫌いなんですよね。

私は現在もゆるく転職活動をしていますが、この質問を面接で聞かれることがあります。
短所なんて、言い方次第じゃないですか。
たとえば、悪く言うと優柔不断、良く言うと慎重、みたいな。

18年間社会人をやっていて思うのですが、人の短所を気にしたってしょうがないです。

かくいう私も数年前は人の短所ばかり見ていました。
私は仕事でチームリーダー的なポジションを長くやっていたのですが、メンバーの成長を考える上で、いかに苦手な箇所を克服するか、ということだけ考えていた時期があります。長所を伸ばさず、短所ばかりに目がいってしまいました。

例えば、あるメンバーについて、苦手な箇所を克服させようとそれに関連した仕事を依頼したり、別のチームに派遣したりしたけど、あまり成果が上がらず、もう私のチームから追放しようかなと思ったのですが、彼は天才的なひらめきがありました。

だれも気付かないことを、直感で気付き、対処してしまうのです。

すげーこいつ、天才だなと思いました。それが彼の長所なんだと。短所なんてどうでもいいじゃないか。苦手な箇所を得意なやつにやらせればいいだけじゃん。
私は彼の短所ばかりに目がいってしまい、長所を評価できていなかったのです。

あと、少なからず世の中には、あまり長所が目立たず、短所ばかり目立つ人間がいると思います。
おそらくうちの子供がそうです。

私の子供は、世間的には短所ばかり目立つ子だと思います。嫌なことがあったらすぐ泣き出し、わめき、小学校にも行かず、日々ゲームとYouTube三昧です。
ADHDの傾向があるとも診断されています。

しかし、言いかえると、自分の主張ができて、人と同じ行動を取らないという選択ができる、勇気のある子供です。

話を元に戻しますが、面接で長所と短所を聞かれたら、こう答えています。

「短所は気にしていません。言い方次第で短所も良いように表現することができます。短所よりも長所を伸ばし、短所と思われる箇所は、それが得意なメンバーとサポートし合うべきだと思っています」

面接官からは、短所を言わない傲慢なやつだと思われているかもしれないですねw

けど短所を認めてしまうと、世間的には短所ばかり目立ってしまうわが子を否定されているような気がして、嫌なのです。

なので、私はこれからも短所ではなく長所に目を向けるようにします。
面接では、短所は気にしない
と言い続けます。

最後まで読んでいただいきありがとうございます。 定期的にアップしていきたいので、今後もよろしくお願いします。