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トイレに何回も行き先生に目を付けられる

こんにちは

中原よしおです


色々な事があった幼少時代もあっという間に
過ぎ去り


気か付けば小学校の入学式です


私のクラスに知っている子供が独りもいませ


ほとんどの子供が学校の近くの保育園に通っ
ていたからです


私が通っていたのは少し離れたキリスト教系
の幼稚園


別のクラスには幼稚園出身者もいたのですが


私のクラスにはいません。わたし独りでした


不安で不安でたまらない


何で、こんなところに行かなきゃいけないの
か?


何のために机に座ってジッとしていなくては
ならないのか?


学校へ行きたくない


学校へ行く意味がわからない


その事ばかり考えていました


そんなある日、ある男の子がトイレに行きた
いと先生に言って教室を出ていきました


私は


その手があったのか!と衝撃します


何かに突き動かされるように、その男の子の
真似をして私もトイレに行きました


教室を出た時の解放感、安堵感、充実感は例
えようのない魂の自由を感じました


私に影響を与えた男の子の名前は憶えていま
せんが


額のちょうど眉間の所にホクロがあったのを
よく覚えています


今考えると、眉間の間のホクロといえば..


もしかして、ブッタと何かゆかりがある人
だったのでは?そんな妄想さえ働きます


解放感、安堵感、充実感を覚えた私はトイレ
に行く事がクセになってしまいました


気が付けばトイレに行っている..


そのうち、クラスのみんなから声をかけても
らえるようになります


何で?トイレばっかり行くの?と


わたしは思いました


トイレに行くと声もかけてもらえるのか。と


最初は独りで不安だったクラスも自然とうち
とけていました


ただ、いまでも思います。教室でジッと座っ
ていなければならない..


何故っ?って..


それが当たり前なのか。そうでないのかは今
後の歴史で証明される事になるのでしょう


ある人にとっては当たり前でも、ある人に
とっては不自然な事である


正解なんてものは、この世には無いのかもし
れないと


全ての人が哲学者になる日が来るような気が
してくるのは私だけではないように感じてい
ます。

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