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【連載小説】突然,覚醒しちゃいました⑬

農業をしていて土を触っていると、地球と繋がりやすくなる。地球の優しさを感じるんだ。地震や台風は地球の怒りという方がいるが、そんなことは絶対にない。地球の生命活動なんだ。もし地球が人類に対して怒っているなら、空気や水を無くせばすぐに人類は絶滅するだろう。地球は愛でいっぱいなんだ。考えてみれば人間の肉体は地球の成分で出来ている。血も肉も地球の水、植物、動物で出来ているんだ。地球上で生きているものは地球そのものなだったんだ。だとしたら地球が怒るはずないじゃないか、自分自身に怒らないよね。

でも怒らないからといって何でもしていいわけじゃない。地球の愛に感謝して、守らなければならない地球環境を壊してはいけないんだ。

最近キャンプが流行っているようだけど、人類が自然の大切さに気が付いたのかもしれない。都心から離れて暮らす人も増えているようだ。これからは自然の中で暮らす人が増えていくだろう。リモートワークが増えて都心に暮らす意味がないし、自給自足の生活にあこがれている方も多い。都心に人がいなくなればビルも空室だらけになるだろう。そして都心は公園や観光業などの憩いの場となる。多くの学校も無くなり地方に分散していく。東京が特別な場所ではなくなる。更に地盤沈下、水害、大火災など地震被害が最も多いと懸念される関東大震災の問題も解決する。

僕が今農業をやっているのもこれからの時代に必要だからだろう。

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