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方角を名に冠する高校をマッピングして、ついでにそれぞれの中心っぽいところに何があるのか調べてみた

あなたの地域に方角のついた高校はないだろうか。僕の住んでいた新潟には、新潟東高校、西高校、南高校、北高校と、全方角が揃っていた。ついでに言えば中央高校もあった。そういうのだ。これは実にわかりやすい名付けで、なにか基準となるスポットから東にあれば東高校、北にあれば北高校になるわけだ。でもこれ、たまにズレてることがある気がする。経験則として。なんとなく。

というわけで、方角を名に冠した高校をマッピングして、その名前が妥当かどうかを考察してみた。考察なんて大仰なもんでもないか。妥当かどうか見てみた。

日本全土

全体図
グーグルマップを埋め込もうと思ったんだけど、ピンが表示されないので画像にしています。なもんでインターフェース的にはくっそ微妙なんだけど、まあ雰囲気だけ伝わればヨシ!

以下レギュレーション

(1)XX+東西南北4方角すべてが揃っていること。公立や私立といった区分は問わない。とにかくXX+方角の形が同一ならOK
ex:AA県立XX東高校、BB市立XX西高校、私立XX南高校、私立XX北高校はOK

(2)中央高校、無印高校は対象外

これくらい!まあ難しく考えないでくれ!

まあ面倒くさいことは考えずどんどん見ていこう。

札幌+方角高校

札幌方角高校

ちょっとわかりづらいだろうか。
東西南北それぞれに青、緑、赤、黒のピンを刺している。

札幌+方角高校に関しては、非常にオーソドックスというか、綺麗過ぎるほど綺麗に東西南北にそれぞれが配置されている。

なお、東西と南北に対角線を結び、交差するところを中心とすると、ちょうどヤマダデンキ 家電住まいる館YAMADA札幌本店が建っている。

札幌方角高校_対角線

札幌方角高校_対角線拡大図

こんな感じで、それぞれの位置を見て、またその中心も見ていこうと思う。特に意味はない。ただ気になったから調べているだけだ。

どんどんいこう。

旭川+方角高校

旭川方角高校

調査2件目にしていきなりいびつな形が現れた。まず東高校が最東端にない。どころか、東から数えて3番目である。また、そのおかげで札幌+方角高校とは違って綺麗な四角形を描かず、一角がくぼんだ形になっている。

このおかげで、中心を出すのが若干難しい。形的に東西を結ぶ線の中心点を取る方法と、それぞれのポイントから同じ大きさの円を描き、その全てが重なるポイントを中心とする方法が考えられる。正方形に近ければ前者で充分だが、いびつな形だと後者のほうが直感的に中心っぽい、気がする。多分。まあなんとなく雰囲気が伝わればヨシ!

それぞれを結んで作られた図形のおよそ中心にあるのは、常盤公園。

旭川方角高校_対角線

余計な線があるような気がするが気にしないでくれ。よくわからないんだ。雰囲気だけわかればヨシ!

同じサイズの円を描いて重なる場所は、宮前かわせ公園となる。

旭川方角高校_円

旭川方角高校_円_拡大図

常盤公園は旭川八景、日本の都市公園100選にも選ばれている、旭川で初めて開設された公園だそうだ。(Wikipediaより)1910年開設。実に110年もの歴史を誇る公園なのだから、市の中心にふさわしいスポットであるといえよう。

宮前かわせ公園の方はこれといった情報が出てこないが、ストリートビューで見る限りごく普通の公園だ。北海道だけあって面積は広めで、いくつかあるベンチでのんびりと缶コーヒーを飲んだりすると気持ちよさそうだ。しかし、二辺が接する道路は車通りが多そうで、フェンスの類もないため、子どもがボール遊びをしたりするには危なそうだ。ここで遊ぶ場合は充分気をつけてほしい。

旭川+方角高校は公園を取り囲むように建っていることから、名付け自体は妥当かもしれないが、東高校が最東端にないのは誠に遺憾である。この位置ならいいとこ中央高校くらいなもんだろう。

青森+方角高校

青森方角高校

その地形からなかなか綺麗な形を描きにくい青森+方角高校。東高校だけちょっと距離が離れているが、各方角の位置関係に齟齬はない。東は東にあるし、北は北にある。

ここで中心にあるものを調べたいところだが、各対角線の交わる位置だとするとかなり西よりになってしまう。これは直感的に中心とは言いがたい。したがって、今回は旭川+方角高校で用いた円が重なる箇所を中心とする方法を採る。

調べてみると、だいたいではあるが青森ベイプロムナードおよび青森港北防波堤西灯台のあたりが該当することがわかった。

青森方角高校_円

青森方角高校_円拡大図

Wikipediaや県、市の公式ホームページにはちょうどいい紹介ページがなかったのでこちらで。この記事によると、比較的新しいスポットらしい。できたのは平成だろうか。青森ベイブリッジが一望できる夜景スポットで、青森に住むカップル達がキャッキャウフフするにはちょうどいい場所のようだ。

山形+方角高校

山形方角高校

これはひどい。
東高校は最東端じゃないし、北高校は最北端じゃないし、南高校は最南端じゃない。西高校だけが最西端となっている。いったいなにを基準に名付けたんだ。ここまでで一番おかしな名付けである。

こんな状態なので、当然東西と南北を結ぶ対角線が交わるポイントという手法は使えない。対角線じゃないから。自然と円を描く方法を採ることになる。というか、ここから先全部そうします。方法を考えるのもめんどうくさい。

山形方角高校_円

山形方角高校_円_拡大図

思いっきり街中である。札幌と同じパターンだ。このあたりに良い感じのスポットがないか調べてみたところ、出てきたのがこちらだ。

株式会社丸太中村さん。なにやら歴史のありそうな和風の建物で、公式HPを見てみると創業は1858年だそう。超老舗の食品原材料メーカーだ。さらっと見た感じ、BtoB企業だろうか。知らず知らずのうちに、僕たちもこの会社が作った原材料をもとにした食品を口にしているかもしれない。世界は誰かの仕事でできているのである。

福島+方角高校

福島方角高校

随分と縦長になってしまった。北高校だけかなり離れたところに位置している一方で、東西南高校は福島駅から徒歩20分ちょっと圏内と、立地の差が顕著である。しかし、よくよく見てみると北はちゃんと最北端だし、南はちゃんと最南端で、東西も同様である。間違っていない。福島方角高校の名付け親は方向感覚がしっかりとした人である。

それぞれから同じサイズの円を描くと、その立地上ちょっと東高校から近い地点が中心ということにになってしまう。が、もうこれでいくことにしたので気にするな。だいたいでいいんだよこんなのは。

福島方角高校_円

福島方角高校_円_拡大図

この結果、中心に位置するのは御山緑地運動公園ということになった。

ちょっと良い感じのホームページがなかったので、ストリートビューでお茶を濁そう。これは良いな。広い。公園は広さこそ正義だ。真ん中の円形に並んだベンチも雰囲気があっていい。家族連れ、友達と、犬を連れて、運動するのにはもってこいのスポットだろう。福島市はもっとこの公園を大々的に宣伝するべきである。

ちなみに、この近所にヤマダデンキ 家電住まいる館YAMADA福島店がある。なんだなんだ、ヤマダデンキは方角高校の中心点に意図して建てているのか。だとしたら面白いな。なんのためにそうしているのか聞いてみたい。

浦和+方角高校

浦和方角高校

これまた雑な配置である。一番西にある黒いピンが北高校だ。せめて北と西を逆にできなかったか。ちなみに、南高校のみさいたま市立で、ほかは埼玉県立である。だからどうということはないが。

4校の中心を取ると出てくるのは、公民館と消防署の並びのあたりになる。

浦和方角高校_円

浦和方角高校_円拡大図

>木崎出張所

街のインフラ的存在が中心にきており、生活感のある方角高校である。なお、東西と南北があまりにもズレた位置にあるため、それぞれ横軸と縦軸が独立しているんじゃないかと考え、東西を結ぶ線の中心点、南北を結ぶ線の中心点を調べてみたが、どちらもただの住宅だった。

越谷+方角高校

越谷方角高校

貼ってから気付いたけど、赤と緑が逆だ。赤いピンが越谷西高校、緑のピンが越谷南高校です。

東高校がもう少し東にずれていれば良い感じの形になっていただろうが、まあ全体の東寄りにあるのでセーフとしておこう。してくれ。

滞りなく園を描き、その中心を見ていく。

越谷方角高校_円

越谷方角高校_円拡大図

見えてきたのは、緑の森公園と久伊豆神社だ。

久伊豆神社のHPのURLを見て「くいず」ではなく「ひさいず」と読むことを知るなど。日本の地名は難読と言われるものはもちろん、そこまでじゃなくても初見じゃなかなか読めないなんてところも多い。地元のみんな、ごめんな。

ところでこの久伊豆神社、埼玉県内に多数の久伊豆神社が鎮座している。なんだかよくわからないが、支店みたいなもんだろうか。詳しい人誰かわかりやすく解説してくれ。

緑の森公園のほうも、中にある広場がそれなりの広さで、多数の木が壁の役目を果たしているから、子どもも自由に遊ぶことができそうだ。市の環境保全区域となっているようで、大人も子どもも楽しく過ごせるかもしれない。実際に行ってみたいものだ。

千葉+方角高校

千葉方角高校

綺麗な四角形とはいえない配置ではあるが、海岸線にほぼ平行な南北を結ぶ線と、南北を結ぶ線の中心付近の高さにほぼ同意度の東西を結ぶ線とで構成されていて、形ほど汚い印象は受けない。

これらの中心にくるのはちょうど千葉駅周辺地域だ。

千葉方角高校_円

千葉方角高校_円拡大図

経済の中心から放射状に伸びていき、海岸線との調和もとれた配置であることから、これは芸術点の高い配置であると認めざるを得ない。ただの四角形が必ずしも理想とは限らない。その土地その土地に理想の方角高校の配置があるのだ。

新潟+方角高校

新潟方角高校

またもやへんてこりんな形が出てきた。わが故郷新潟よ。お前もか。斜めに長い新潟県のなかでも、新潟市のあたりはちょっと横向き。だから方角高校も横長な感じの配置になっている。それだけならいいのだが、どいつこもいつも変な位置にありやがる。西高校が最西端にあるのはいいとしても、東と北はどう考えても逆である。南も南で、お前そこで南は無理があるだろ。いいとこ中央高校だろと思うかもしれないが、中央高校は中央高校であるうえにそっちになっちゃうと北高校より北に位置してしまう。地元がこうだと、「出来の悪い息子がすみません」ってな気持ちになってしまう。

さて、このいびつな形から導き出される中心点はどこになるか。見てみよう。

新潟方角高校_円

新潟方角高校_円拡大図

だいたいこのへん。このあたり一帯をショッピングプラザラグーナ女池というらしい。知らなかった。ラゾーナ川崎みたいな名前しやがって。

これでショッピングプラザは無理があるだろう。どう見てもそれぞれの店舗が好き勝手に店を建てているだけにしか見えない。ブックオフがあることと、どこかの店の駐車場内にラーメン屋があるという風景は、実に新潟市らしい。これが新潟市である。

いかんいかん。新潟のことになると口が悪くなる。これも愛があってこそ。仕方なかろう。

ちなみに、この近所には自然科学館やスーパー銭湯があって意外と遊べるぞ。あとヤマダデンキ住まいる館はちょっと遠いところにある。

大垣+方角高校

大垣方角高校

岐阜県は大垣市にある県立4校で構成されている。北高校が最東端となっている点はマイナスだが、東西に伸びる鉄道路線とそれに寄り添うようにして建つそれぞれの学校の配置はなかなかに綺麗だ。直感的に見るとこれらの中心は西大垣駅や、ちょっとおまけして大垣城といったあたりが来そうだが、実は南高校が意外と離れているため、東西を結ぶ線よりも南寄りになる。「え、これを中心ってことにするの?」という気はするが、そうすることに決めたから仕方ない。多分数学に強い人なんかはもっと的確な中心を出すのだろうが、僕は根っからの文系なので許してほしい。誰か頼む。

さて、そんな中心地点はこちらだ。

大垣方角高校_円

大垣方角高校_円拡大図

なにもない。実になにもない。なにもなさすぎてビックリした。強いてあるとするなら、東海道新幹線の線路がある。岐阜羽島と米原の間、岐阜羽島寄りのあたりだ。こういうこともある。なにもないこともある。考えてみれば、新幹線の沿線地域なんて特になにもないことが多い。これでいいのだ。

少し話は逸れるが、Wikipediaによると大垣市は日本列島の中心に位置する市であるとしている。この記事でも4校の中心を探っている(つもりはなかったのだが、いつの間にか主題になってしまっている)が、この中心という概念がなかなかに厄介である。たとえば日本列島が真円の形をしていれば簡単で、シンプルにど真ん中を中心であるとすればいい。しかし日本列島は当然のことながら複雑な形をしているため、そもそも形状的に中心というものが取りづらい。かといって人口の重心地や、東経135度子午線などを中心だとしても、あまり納得できるとは言いがたい。そんなこんなで、日本の中心地を自称する地は日本中にたくさんあるようだ。
……なーんて話をチコちゃんが言っていた。受け売りである。

さて、大垣市について見てみよう。実はこの大垣市は市域が3つに分かれた飛び地になっている。2つどころじゃない、3つだ。この大垣市が日本のど真ん中を主張したとしてだ。そもそもお前の中心はどこなんだと。大垣市の中心はどこなんだと。いや、別に批判するとかじゃなくね。単純に気になるんですよ。3つに分かれた市域のその中心を定義できるなら、自ずといくつもの島に分かれた日本列島の中心も定義できるんじゃないかと。その糸口がそこにはあるんじゃないかと思うんですよね。誰か数学、図形に強い人頼む。僕には問題提起までしかできない。

※地点間の中心について

重心とか中心とかの話をしたついでに。この記事を書いている途中、こんなサービスを見つけた。見つけてしまった。

地図の複数の点の重心を生成するもので、待ち合わせ場所なんかを決めるときのことを想定をしているサービスのようだ。

たとえば、札幌+方角高校だとこうなる。

ぼくらの重心_札幌方角高校

ぼくらの重心_札幌方角高校拡大図

なんだよ!めちゃくちゃ便利じゃん!これでいいじゃん!
と思ったんだけどね。

青森だとこうなる。

ぼくらの重心_青森方角高校

ぼくらの重心_青森方角高校拡大図

これ、あくまで出すのは重心であって中心ではない。だから4点のうちの3点が偏った位置にあると重心も当然ながらそちらにズレる。なんとなく、これじゃないんですよね。っていうか、せっかく円を描いて導き出した結果が、なんとなく良さげな夜景スポットだったんですよ?そっちのほうがなんかロマンあってよくね?

それにこれ、極端なことをすると

ぼくらの重心_例

こうなるわけです。ざっくりと札幌、福岡、熊本、鹿児島あたりにポイントを作った結果、鳥取県あたりが導き出される。さっきも言ったように、あくまで重心だから。でも、この4点の中心ってもっと東寄りだと思うんですよね。ちょうど石川県くらい。あくまでイメージですけども。平均値と中央値と最頻値の違いみたいな感じですかね。たぶん。

ってことで、こちらのサービスを使うのは諦めました。決して自分がやっていたことの正当化とか、無駄な時間を過ごしたことを認めたくなかったとか、そういうことじゃないんだからね!

浜松+方角高校

浜松方角高校

あまりにも。あまりにも東高校の位置が孤立している。確かに東だ。確かに最東端ではあるが、同時に最北端、それも圧倒的に最北端となってしまっている。浜松駅のちょっと東とかにあればちょうどいい感じになるのに。なぜあえてそこなんだ。なぜわざわざこの高校に方角を付けたのか。非常に興味をそそられる。

浜松方角高校_円

浜松方角高校_円拡大図

このいびつな4校の中心にあるのは、船越公園である。厳密には道路をはさんですぐ下の区画だったりするのだが、そこにはあまりになにもなかったのでこちらということで大目に見てほしい。

野球場やプールまで併設されている大きな公園で、近隣の家族連れなんかが遊ぶには最高のスポットなんじゃなかろうか。春には花見でどんちゃん騒ぎとかしてそうだ。

……ところで。

こいつだ。
新潟県最強ご当地燕三条系濃厚ラーメン。

お前さー!ほんとさー!燕三条ラーメンが新潟代表ズラすんのほんとやめてくんねえかなあ!!!!!!めちゃくちゃ人を選ぶ味してるくせに!!!!!!!!新潟最強は!!!!!!あっさり醤油だって!!!!!!何度言ったらわかるんだ!!!!!!!!

失礼。取り乱した。新潟ラーメンが全国に広まっているようで嬉しいぞ。ほんとだぞ。でも新潟は新潟四大、もとい五大ラーメンとされているくらいご当地ラーメンの宝庫だから、全部食べてくれると嬉しいぞ。

磐田+方角高校

磐田方角高校

4点を結ぶはずが、ほぼ三角形になっているのが磐田+方角高校の配置の特徴だ。東西を結ぶ直線とほぼ重なるような位置取りだ。とはいえ、ここまでに様々な方角高校の配置を見てきたから、この程度では驚かない。

磐田方角高校_円

磐田方角高校_円拡大図

前言撤回。驚いたというか、ちょっと笑ってしまった。4点の僕流中心の取り方では、なんと磐田南高校付近が中心ということになってしまう。もう中央高校でいいじゃないか。

ホームページの「重要連絡」の項目に「2022年に創立100年を迎えます」とある。なかなかの伝統校だ。アメリカの高校との交流の一環としてホームステイなんかもやっているらしい。僕の家も高校時代にホストファミリーとしてホストブラザーを受け入れたことがある。ポケモン好きな子だった。なんとなしにFacebookを見てみると、今でもポケモン好きなのはそのままのようでちょっと嬉しかった。彼から教えてもらったThe Killersは良いバンドだ。ぜひ聴いてみてくれ。

豊田+方角高校

豊田方角高校

東高校は最東端になく、西高校は最北端にない。南高校は孤立している。ともすればいびつと言える配置なのだが、よく見ると東西を結ぶ線と南北を結ぶ線が綺麗に交差している。確かに方角の観点から見れば間違っているのだが、細長いひし形を斜めに置いたような形状で、ある程度の芸術点が見込まれる。

豊田方角高校_円

豊田方角高校_円拡大図

問題はこっちである。「中心はこのあたり」というところまではいくのだが、いかんせんちょうどいいスポットが見当たらない。画像右側に見える山ノ手公園がスポットとしては良さそうだが、わずかに中心からズレる。中心寄りにあるものとしては、ガーデンミュージアム花遊庭が該当するだろうか。パっと見でランドマーク的に機能するものではないが、座標を優先して花遊庭を中心としていることにしたい。

緑豊かな結婚式場である。今どきは結婚式を挙げないというカップルも多い。かくいう自分がそうだ。式は挙げていない。給料何ヶ月分が飛ぶかもわからないし、僕も妻も友人がほぼいない。見せる相手がいないのだ。妻の方から「結婚式やらなくていいよね」と言ってきた。こんなことを言う女性は貴重な気がする。

それでも、もし僕にお金と友人がいるなら、こういうところで式を挙げるのも面白そうだなと思った。せっかくの一大イベントである。であれば、オーソドックスすぎてはつまらないし、かといって奇抜すぎるのも避けたい。オリジナリティを出しながらも、良い雰囲気で式を挙げられそうなスポットなんじゃないだろうか。

洛+方角高校

洛方角高校

京都の府立高校3校とバスケの名門校として知られる私立高校1校によって洛+方角高校は形成されている。京都ではこの「洛」の文字が使われるが、元をたどると京都のモデルとなった都市、中国の洛陽から来ているらしい。またひとつ勉強になった。この企画、結構調べ物で勉強になる。

さて、この4校の配置だが、件の洛南高校がちょっと北まで出すぎている。しかし、南北の縦軸と東西の横軸は比較的綺麗。芸術点が高い、とまではいかないが、決して「なんじゃこりゃ」のようなぐちゃぐちゃな配置ではない。

さて、これらの中心にあるのはなにか。

洛方角高校_円

洛方角高校_円拡大図

実にわかりやすい施設があってくれた。京都鉄道博物館である。

平成28年に開館したというから、まだかなり新しい施設のよう。京都のてっちゃんや京都へ遠征するてっちゃんの御用達といったところだろうか。それとも鉄道フリークはこういった施設になど行ったりしなかったりするのか。わからない。でもオタクはそういうところがある。

そういえば、僕もむかーしむかしのそのむかし。それこそ未就学児くらいのころは鉄道が好きだった。電車の図鑑のようなものをよく読んでいた記憶がある。いつから鉄道に興味を無くしたのだろうか。子どもの心は誠に度し難い。たぶん、こういうことって結構あるんじゃないだろうか。ちょっと前にツイッターでもそんな話を聞いた気がする、子を持つ親としては、今好きなものはずっと好きでいてほしいものだが、きっといつか興味をなくす日がくるんだろうな。先のことを考えてちょっとしんみりしてしまう。

加古川+方角高校

加古川方角高校

大問題児と言わざるを得ない。方角もクソもない、ほぼ一直線上に4校が並んでいる。辛うじて1校だけが南側にあるからそれが南高校なのかと思いきや、東高校である。南高校は最西端だ。そもそも、北高校と南高校はほぼ同緯度に位置している。北も南もねえ。ここまでで一番、方角を冠するのに向いていない4校だ。

加古川方角高校_円

加古川方角高校_円拡大図

しかし、これらの中心に来るのはとてもわかりやすい。加古川駅である。加古川駅を中心としているから、加古川+方角高校。歴史的に見てもどの4校よりも加古川駅のほうが古い。ギリギリセーフ……か?いや、アウトだろう。

米子+方角高校

米子方角高校

もはやこの程度の形は見慣れてきた。そこまでおかしくは見えない。南高校が最南端でなく、東が最東端ではないものの、こちらもやはり軸が傾いただけという程度のものだ。加古川+方角高校の自由奔放ぶりにはかなわない。

米子方角高校_円

米子方角高校_円拡大図

さて、そんな米子4校の中心にあるのは、NHK米子支局だ。最近思うことのひとつに、NHKは日本国民のほぼ全員の人格を形成している闇の組織なのではないかということだ。NHK、特に教育のほうは、おかあさんといっしょを筆頭に、いないいないばあっ!、みいつけた!などの子ども向け番組を放送する、子育て世帯の味方である。その日の機嫌次第ではあるのだが、これらの番組が流れていると、子どもは基本的に大人しく見ている。なんならパプリカなど大ハマリで、暇な時間になると流せ流せとせがんでくるほどだ。個人差はあれど、多くの子どもは似たような感じなんじゃないだろうか。

三つ子の魂百までもという。3歳くらいまでに人格が形成され、それは100歳まで変わらないというような意味のことわざだ。まさにその0歳から3歳の子どもたちにとって、NHK教育(今じゃEテレか)は大きなウェイトを占める存在なのである。日本はNHK教育を見て育った人間ばかりなのだ。老いも若きも、男も女もである。学生も会社員もスポーツ選手も芸能人も社長も政治家も、例外こそあれどほとんどの人は、人格形成の時期にNHK教育を見るのである。

もうおわかりだろう。日本はNHKによって牛耳られているのである。NHKは、その気になれば日本のすべてを変える力を持っているのである。おそろしい組織だ。事態は急を要する。国は早急に対抗組織を立ち上げ……おっと。誰か来たようだ。こんな時間に珍しい。セールスマンだろうか。やれやれ、さっさと追い払ってこよう。

……

という冗談は置いといて、とにかく米子+方角高校はNHK米子支局を取り囲むように建っています。以上。

松江+方角高校

松江方角高校

中海と宍道湖に挟まれるように位置する松江市。ちょうどその挟み込まれている部分に松江+方角高校は集中している。僕このへんの地理がぜんぜんわからないというか知らないんですけど、こういうふうになってるんですねえ。宍道湖とか「ししどうこ」かと思いきや「しんじこ」なんですね。ポケモンじゃん。あっちは北海道だしモデル洞爺湖だけど。

閑話休題。松江4校の配置は、北高校の位置など若干名称とのズレが気になるものの、いわゆる凸四角形を描いているためそこまで煩雑さは感じられない。比較的オーソドックスと言えるだろう。

松江方角高校_円

松江方角高校_円拡大図

導き出される中心点も松江駅付近のイオンと、これといった新鮮さは感じられない。

そもそも論になってしまうが、方角全方向をコンプリートする程度には学校が集中している地域は、多くの場合その都道府県の中心的都市であることが多いことから、駅や商業施設がその中心に来るのはごく自然なことだろう。

城+方角高校

城方角高校

京都の洛+方角高校に続いて、「X+方角」がひとつの単語にを形成しているのが、徳島県立の4校である。それぞれが「ひがし・にし・みなみ・きた」ではなく「とう・さい(洛西のほうは「せい」「さい」両方あるとか)・なん・ほく」と読むところも、かっこよくて良い。4方角が揃っている高校を探す段階でこの城+方角高校を見つけたときはテンションが上がった。これこれ、こういうのが見たいんだよ。他はみーんな普通の読み方だからな。しかも基準となっているのが城ときたもんだ。これはきっとその中心には徳島城がででんと建っているに違いない。

城方角高校_円

城方角高校_円拡大図

山じゃん。なにもないじゃん。強いて言えば白龍神社とかいうクッソかっこいい名前の神社が中心座標に近いくらいじゃん。

森じゃん。

「徳島 白龍神社」で調べてもろくな情報が出てこないし。なんだよ。なんなんだよ。こんなに期待させといてそれかよ。そんなのってねえよ。いや、まあ各高校にも県にも市にもどこにも責任なんてないんだけどさ、この盛り上がった気持ちをどうしてくれるんだよ。

ちなみにこの山は眉山。徳島市のシンボル的な存在だ。まゆやまじゃないぞ。びざんだぞ。

眉山(びざん)は、徳島県徳島市にある山であり、徳島市のシンボル的存在として親しまれている。
どの方向から眺めても眉の姿に見えることからその名がついたといわれる。徳島県立城南高等学校や徳島市立高等学校をはじめ徳島市内にある多くの学校では校歌の歌詞に「眉山」が登場する。2007年にはここを舞台にした映画『眉山-びざん-』が公開された。とくしま88景に選定。

されたんやで。サンキューウィッキ。

真面目な話、地元FM局が「エフエムびざん」だったり

徳島市のHPトップ画像にはしっかりと眉山が描かれていたりと

市民の心に深く刻まれた存在なのは間違いないのだろう。

ちなみに徳島城のほうは、徳島駅に隣接した公園に跡地がある。かなり城東高校寄りだ。跡地か。城は残ってないのか……。

結論:徳島県立城+方角高校は名前負けしているが、徳島城まわりや眉山まわりを調べるとちょっと面白そう。

高松+方角高校

高松方角高校

うどん県こと香川県は高松市に点在する方角高校。1校1校の距離があり、西高校と北高校との直線距離は15キロほどある。新潟西高校と北高校は約20キロほどあったわけだが、時折こういったスケールのでかい方角高校が出てくるのが面白い。

高松方角高校_円

高松方角高校_円拡大図

中心となるのはここ、御坊川とそれの両岸をつなぐ多賀橋のあたりであろう。……以上だ。いやほんと、あくまで支流の川と、なんの変哲もない橋とでは、ググる程度じゃ大した情報は出てこないんだ。すまない。

このあたり、うなぎ料理屋が3店舗もある。ちょっと気になるな。うなぎ、食いてえな……。

たくさん調べてればこういうこともある。

今治+方角高校

今治方角高校

今治といえばタオル。野球好きからすると今治西高校は名門校として有名だ。さて、そんな今治+方角高校は、東高校が南東方向へかなり飛び出ている。他の3校はかなり密集しているのに対し、孤高の存在を貫いているようだ。

今治方角高校_円

今治方角高校_円拡大図

今治+方角高校の中心に位置するのは、このあたり。フレスポ今治という名前がついた商業施設、らしいのだが。

あ、これ新潟と同じパターンだ。田舎あるあるだなこれ。

建っているのはしまむら、アベイル、シャンブル……しまむらグループばっかりじゃねえか!なんでよ!グループがこのへんの土地を買ったとか?でも、このフレスポってのは大和リースの施設らしい。よくわかんない!僕こういうの苦手!問題を見つけられても解決できない!誰か答え教えて!

くそ、こういうところに目をつけたうえで答えがわかるような人、羨ましいぜ。世界の見え方が違うとか粒度が違うとか言う人がいたけど、こういうことなんだな。ライターには広範な知識も必要なのである。文章書くだけなら誰でもできるからな。肝に銘じておこう。

松山+方角高校

松山方角高校

松山ってみかんと道後温泉と松山城以外なにがあるんですか。それくらい松山および愛媛県に対する知識がないので、みんな大好きWikipediaをちょっと読んでみると……。え、正岡子規ってこのへんで生まれたんだ?ほほう、坊っちゃんの舞台とな?なかなか文学的な街じゃないか。道後温泉に入浴後に宿で文豪ごっことかしてみると面白いかもしれない。

さて、松山+方角高校は西が北西方向にかなり飛び出しているが、それ以外は比較的オーソドックスだ。こんな感じで1校だけが飛び出ているパターンも結構ある。あるあるってやつだな。

松山方角高校_円

松山方角高校_円拡大図

さて、この4校の中心地は、たぶん県内でもそこそこ栄えた場所なのだろう。伊予鉄城北線で囲まれているほか、伊予鉄本町線が県道に沿って走っている。こういう軌道路線ってちょっと憧れる。自分がこれまで住んできた地域にはなかったから。いわゆる路面電車も、モノレールもなかった。こういった電車ともバスとも違う乗り物って、ノスタルジックな雰囲気と地域に根ざしている感じがとても良い。ぜひ乗ってみたい。

ちょうど中心付近に来るのは、この本町線の本町五丁目停留所だ。

Wikipediaで失礼。伊予鉄の公式HPには駅別のページはなかったんだ。

高知+方角高校

高知方角高校

高知といったらカツオと四万十川だ。一度は行ってみたい。その昔、小学生のころ、僕の通っていた小学校と高知県のとある小学校とでちょっとした交流があったのをかすかに覚えている。確か、高知の子たちが「雪を見たい」と言っていたので、雪を送ったんだと思う。新潟生まれ新潟育ちの僕は、そのとき初めて「雪が降らない地域がある」ということを知った。冬は必ず雪が降るもんだと思っていた。

もうひとつ高知の思い出(行ったこともないくせになぜか豊富だ)といえば、甲子園での明徳義塾初優勝が挙げられる。これまた当時小学生だった僕は、その優勝が初めてだったことも知らず、ただ漠然と「明徳義塾ってところが強いんだな」「じゃあそこへ行けば将来プロ野球選手になれるのかな」なんて馬鹿みたいなことを考えて、親に「高校は明徳義塾に行く」なんて言っていた。まだ野球チームに所属すらしていなかったくせにだ。「まだ小学生だからこれから野球を始めても頑張ればプロになれる」と半分くらい本気で思っていた。そんなことができるのは天から巨大な才能を授かった一握りの人間だけだろうに。

それはさておき、方角高校だ。これまた東高校が突き抜けているうえ、四角形とも三角形ともつかないような微妙な並びをしている。「めちゃくちゃじゃねえか」とまでは思わないが、地味にめちゃくちゃだ。伝わるかな、この表現。

高知方角高校_円

高知方角高校_円拡大図

この4校の中心にくるのは高知駅だ。並びのいびつさに反して、真ん中に来るのはごく普通な施設である。

JR四国のなかでも、自動改札が導入されているのはこの高知駅と高松駅の2駅のみらしい。ということは、他は簡易改札か有人改札ということだろうか。

どう考えても僕は老害予備軍なので、古いものが好きだ。有人改札はそういった好きなもののひとつである。昔、これまたやはり小学生のころの話。転勤族だった僕は、小学生のときに2回転校している。転校は2回だが、行った学校は3校ではなく2校。小1〜小3がA小学校→小4〜小5がB小学校→小6でA小学校へ出戻りといった具合だ。まあそれは置いといて。その小学4年生のとき、姉と一緒にA小学校の運動会を見に行くために電車に乗った。乗車時間は1時間ちょっと。完全なる車社会に住む小学生だ。電車にほぼ乗ったことがなかった。そんな僕にとって、1時間ちょっとの乗車は長旅であり、冒険だった。その冒険を見送り、そして帰りを迎えてくれたのが、有人改札で切符を切ってくれた駅員のお兄さんだった。切符の買い方、使い方を覚え、電車に乗るという全ての行為が初体験。その最初と最後には、駅員のお兄さんがいた。今となっては切符も買わなければ、1時間の乗車なんて毎日のこと。特別な感情なんて抱くことなく、ただの移動手段となったが、あのときはワクワクしたものだ。初めての電車で、旧友に会いに行く。その記憶を思い返すときには、必ずこの切符をパチンとやってもらうところから始まる。

今どきの子は、みんなSuicaでピっとやって移動するんだなと思っていたが、それは東京に住んでいる人間の感覚だ。まだまだICカードが普及していない地域もあるわけで。そういうところに住んでいる子どもたちは、きっと切符の買い方を覚え、使い方を覚え、初めての冒険に出るというタイミングがどこかにあるのだろう。その初めての冒険を、見送ってくれる、出迎えてくれる有人改札の駅員たち。一瞬のことながら、人と人との触れ合いが生まれる。それはきっと素晴らしいことなんじゃないかなと僕は思う。

……別に高知に行ったこともないのに高知の項目でこんなにも饒舌になるとは思わなかった。

長崎+方角高校

長崎方角高校

この調査もついに佳境。日本列島主要4島の最後のひとつであり、方角高校も残り2組となっている。ここまで読んでくれてありがとう。本当に読んでる?読んでたら本当にありがとう。

さて、長崎の方角高校は、斜め気味にほぼ一直線上に配置されている。南北両校が最南端、最北端であり、かつ最東端、最西端となっている。したがって東高校と西高校はそれぞれ最東端でも最西端でもない。とはいえ、加古川4校ほどの異常性は見られない。比較的縦向きの直線上で、ちゃんと南北は守られているからだ。

長崎方角高校_円

長崎方角高校_円拡大図

長崎4校の中心地点にあるのは、稲佐山ロープウェイ淵神社駅。

このゴンドラがどこぞのデザイナーが設計した斬新なゴンドラらしいのだが……そうなのだろうか。確かにかっこいい気はする。気はするが、とはいえゴンドラだ。真っ先に紹介するほどなのかは個人的には疑問が残る。きっとゴンドラマニアが世の中にはいて、その人から見たらとんでもなく凄いものだったりするのだろう。詳しい人、教えてくれ。

ここから見える夜景は「世界新三大夜景」として、香港、モナコとともに認定されているらしい。実際、載っている写真はめちゃくちゃ綺麗だ。きっと生で見たらもっと感動的なんだろう。ぜひとも一度はこの眼で見ておきたいものである。

宮崎+方角高校

宮崎方角高校

この調査も最後となってしまった。トリを飾るのは、宮崎+方角高校。南北に長く、東高校が若干中心に寄ってしまっている配置だ。そのため最東端は最北端でもある北高校に譲っている。しかし、それ以外はあまり特筆すべきところがない。南高校と西高校はしっかりと自分の名前の由来を守っている。

宮崎方角高校_円

宮崎方角高校_円拡大図

最後の方角高校の中心にあるのは、

えひらこやすかんぜおんぼさつ、と読むのだろうか。安産、子育て、開運の観音様のようだ。江平通りという大通りを少し入ったところにポツンと建っている様が奥ゆかしい。

夜にこの安産を祈願するためであろう親子のモニュメントを見たらちょっとビックリするかもしれない。

宮崎県のゆるキャラ、みやざき犬もちょいちょい訪れているようだ。

ホームページに昔懐かしのアクセスカウンターが置いてあるのが良い。

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―――

終わりに

漏れがなければ、4方角とその前の名称が完全に一致する4校の組み合わせはこれで全てである。意外と少ないもんだ。学校名を調べるのにはWikipediaの各都道府県の一覧ページを使ったが、それだけでも「東西南」だけ揃って北がないとか、茨城県には方角よりも第一第二といった方角高校ならぬナンバリング高校が多いとか、富山は富山東高校・富山西高校・富山南高校ときて北は富山北部高校だとか、いろいろとおもしろい要素があることがわかる。こうして調べたものをマップに打ち込んでマッピングしていく。取材なしでも、こと所在地ということについてだけ調べるのであればノートパソコン1台あれば事足りる。情報社会だ。

加古川東高校、加古川西高校、加古川南高校、加古川北高校。君たちはどう考えても別の名前にしたほうがいい。特に加古川南高校くん。君はどこを基準に南だと言い張ってるんだ。どう見ても北だし、西じゃないか。東高校くんに名前を譲りなさい。

札幌東高校、札幌西高校、札幌南高校、札幌北高校。君らが配置の綺麗さではナンバーワンだ。最高に綺麗だ。君たち、偏差値も高いよね。優等生かよ。

青森東高校、青森西高校、青森南高校、青森北高校。素敵なスポットを教えてくれてありがとう。青森に行くことがあったら、プロムナードに行ってみます。ベイブリッジ見るよ。

ぼくらの重心くん。もっと早く君のことを知りたかったよ……。なんで円なんて描いて中心を割り出してたんだろうな……。ていうかこれ、途中で気付いたんだけど、もっとも距離の遠い2校同士の円以外無意味じゃん……。気付いてたけど途中では引けなかったから最後までやり通しちゃったよ……。数学に強い人、よろしく。

マイマップ、公開しようと思ったんだけど、ユーザー名わかっちゃうんだよね。今度ちゃんとこういう作業用のアカウント作って改めて公開します。

【追記】マイマップ公開します。これで合ってる?
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1hMSue6ennjQtUZpt62TEzHt8RR4RWi5z&usp=sharing


それにしても、こうして調べ物をするのは面倒だけど楽しい。面倒と楽しいは同居するんだね。やっぱり知らないことを知ることができるのは楽しいし、なにか文章を書けるのも楽しい。楽しいけどめんどくさい。重いならぬ重い腕が上がらない。でも動かし始めればどんどん動く。きっと人間ってそういうもの。

次はなにをしようか。ナンバリング高校のマッピングでもするか。それともまったく別のなにかをマッピングするか。ちょっとこのマッピングという作業がめんどくさくも面白いことに気付いたので、またやりたいです。

以上。終わり。1万5000文字以上も読んでくれてありがとうな。


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