見出し画像

私が、料理をする理由。


私が、料理をする理由、意味。

料理をすると自分は落ち着ける。

なぜかというと2点ある。
 
一つは、音に癒されること。
もう一つは、終わりがあるということ。


料理には音がある。
食材を包丁できるとき、
サク、コツ、スパン、コン。

日にかけたら
スー、ジュワー、フツフツ、バチバチ。

お玉についた残りを鍋の端で
カンカンカン、

お皿を卓に置いた時
コツン、スー。

その音たちは、

濁りや、嫌味がなく、
単純で、なんとも清々しい。

人から、雑念を取り除くのである。

-------ーーー

もう一つは、終わりがあるということ。

なぜ、料理をするのか。
それは、腹を満たすために食う物を作るためだ。

食えるかどうかである。
それが人間本来の欲望というものだ。

そのために、数分で、
もしくは数十分で腹を満たすための

作業は終わる。
そう、終わりがある。

最近の物事には終わりがない。

あるのだが、見えにくい。

仕事やプライベート、
自分の余暇でさえも。

終わり!という明確な気持ちよさが
今の世の中には減っている。

何か思考の魔物に取り憑かれている。

気持ちよくないのだ。

料理には、終わりがある。
これほどまでに気持ちよく終われる事は珍しい。

今日は、
この2つを貴方に
お伝えしたかった。

2022年2月7日


鉄。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?