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インド駐在生活つらつらと#7 よく盗られます

海外駐在員は、家事をする必要がほとんどありません。
私の場合、掃除・洗濯は専用のお手伝いさんがそれぞれいて、食事も日本食をつくれる専用のコックさんがいます。
家事はほとんどやることはなく、自分が使ったお皿の洗い物やベットメイキングまでやってくれます。
また、移動は専用のドライバーがつき、基本的に好きなところに連れてってくれます。
天国です。

何年かたつと、ドライバーやお手伝いさん達とも仲良くなることがあります。

しかし、油断は禁物です。

悪気はないのかもしれませんが、ものがなくなることがあります。

盗られるのです。

それは別に高級品とは限りません。時計とか充電コードだとか、、
生活に支障はありませんが、明らかにものが無くなることがあります。

オフィスでもありました。
デスクに置いていたお菓子が無くなり、
だんだんパソコンだったり、外付けのディスプレイが無くなりました。
犯人は大体わかっていたので、その時は出て行ってもらうことになりました。

日本では窃盗は重い罪になりますが、ここではそこまで重い罪にはなりません。
警察も「えっ盗られだけ?」みたいな反応です。

海外、特に発展途上国はモラル、道徳の意識が低いことがあります。
日本人と一緒に働いているエンジニア等、ある一定の教育レベルを受けた人は別です。
しかし、お掃除の人や家政婦さんはそこまで教育を受けている人はほとんどいません。

そこで気を付けなければならないのは、パスポートとかお財布です。
みなさんはどうしますか?

セーフティボックスに入れれば大丈夫と思っていますか?
セーフティボックスは管理人であれば開けることができますので100%の信頼は禁物です。
以前、ドライバーと管理人がグルでセーフティボックスを開けて現金が無くなることがありました。
ドライバーは、日本人が何時にオフィスに行くのかを知っています。
その情報を管理人に知らせれば、いない時にセーフティボックスを開けることができます。

また、事故もよくあります。
日本ほど管理が徹底していないので、火事で建物が全焼することもあります。
正直しょうがないという部分はありますが、大切なものは多少大変でも携帯することをお勧めいたします。

私は財布を無くしたことがあります。
家についたときにカバンをみたら、チャックが開いていたので落ちてしまったのでしょう。
財布の中にはクレジットカード、銀行のカード、保険証等など
大切なものが入っていました。
クレジットカードとかは、電話すれば止めることができますが、もし見つかったらとか、
いろいろ考えたり、面倒だったりと失くしたショックと、ストレスでつらかったのを覚えています。

まあ、一度全部なくしてしまうと、もう失うものがないのでそれ以降は気が楽になりました
正直パスポートも再発行すればいいし

今は携帯にクレジットカードを登録できるので、海外にいく前に事前に携帯に入れておくのもいいでしょう。
インドはほとんど現金を使いません。使えません。
私も地下鉄を現金で乗ろうとしたら断れました。
偽札が多いんですね。
だからクレジットカードや銀行のQR決済が主流なので、携帯で決済できるようにしておくと便利です。

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