小野写真館グループが、M&Aで「BABY365」を取得しPhoto×Tech領域の事業をスタートさせます。
小野写真館グループが、㈱ポーラスタァ様からM&Aで「BABY365」を取得しPhoto×Tech=PhotoTeck領域に踏み込み、フォトソルーション事業をスタートさせます。
BABY365とは↓
「BABY365」は赤ちゃんの毎日の成長を写真とコメントで簡単に残せるフォトブックアプリです。
小野写真館グループについて↓
2月24日。こんなツイートをした。
私にとって今年一番、というよりも過去10年でも一番重要な日だった。
M&Aのトップ面談。
10社が興味を示し、かなりの数のトップ面談も、、、
今回も前回のM&A(桐のかほり咲楽)と同様「ビズリーチ・サクシード」からの仲介だったのですが
今回はまぁ素晴らしいプロダクトだから当然ではあるが、さすがに10社競合というのは、弊社が獲得できる可能性が薄く、、、
前日は3月2日にガイアの夜明けで放映された「結婚式」の当日だった。
ガイアの夜明けに取り上げて頂きました↓
私達にとって初めての、昨年M&Aした高級旅館「桐のかほり咲楽」での結婚式でもあったし、とてつもないプレッシャーだった。
そして全ての結婚式が終わった後に静岡県河津町を出て、翌日のM&Aトップ面談のために東京へついたのは翌朝。。。
そして運命の2月24日。
席についた途端、仲介会社が両者を紹介する前に、、、想いのたけを語ってしまいました。。。笑
自分の勢いだと、、多分あの時点で、引いてしまう方も一定数いるのですが、、、
結果として何故小野写真館グループが、BABY365を取得したいのか?その意義を駆け引きなしで話しました。
大げさではなく、小野写真館グループの社長として、BABY365は心底惚れ込んだサービスで、どうしても弊社で譲り受けしたかったし、トップとしてここで結果出せなければ、社員さんに合わす顔がないとまで思った。。
まぁもちろん秘密保持契約結んでるし、当時は社員さんには言えてないけど、、、w
で、、、結果弊社がM&Aで取得できました!!!
嬉しすぎます!
これだけ想いのこもった素敵なプロダクトを、最終的に弊社に譲り受け頂き、弊社にBABY365の未来を託して頂いた事、感謝の気持ちで一杯です!
もう一度BABY365とは?↓
「BABY365」は赤ちゃんの毎日の成長を写真とコメントで簡単に残せるフォトブックアプリです。
目次
①とにかくBABY365の思想が素晴らしすぎる
②弊社にも同様の思想を持った商品があった
③前オーナー様の想いに感激
④ビジネスの視点からみたBABY365
⑤念願のPhotoTeck領域参入!!
⑥BABY365の今後の展開
⑦世界に「笑顔」「幸せ」「感動」を連鎖さえる。
①とにかくBABY365の思想が素晴らしすぎる
1年間赤ちゃんの写真をスマホで撮影し、そこに軽く一文を残すことができて、完全オリジナルの赤ちゃんアルバムができる
産まれてから1歳までの成長は、人として一番成長します。でもそのタイミングは、ママも気持ちも体も一杯一杯で、旦那さんも仕事が忙しい場合は、あっという間に1年が過ぎてしまいます。
ここは自戒もふまえて、、、私はあまりも30代に社長として仕事しかしていない日々で、子供に全く向き合えず、、、全てを妻に任せてしまった、、、という後悔があります。
やっぱり最後残るのは写真なんです!今はスマホがあるので、お子様や赤ちゃんの写真は沢山スマホには残ってると思いますが、やっぱりアルバムに、形に残してほしんです!
②弊社にも同様の思想を持った商品があった
実は弊社にはbaby365と同じような思想や考えを持ったアルバムがあり、こちらはもちろん弊社のフォトスタジオで1年に3〜4回撮影してアルバムに残すものです。
フォトスタジオcocoaの0歳から1歳までに複数回撮影するアルバム「さんぽ」
小野写真館の歳から1歳までに複数回撮影するアルバム「すくすく」
baby365は今回のM&A前からもちろん知っていましたが、その時から考え方が同じ仕組みで、今回M&Aでbaby365の話を頂いた時、、心が震えました。。。
このサービスは絶対に小野写真館グループで取得したいと!
弊社のサービスは、もちろんフォトスタジオで撮影します。でもその反面弊社のスタジオでしかこのサービスを日本全国に広められません。
しかしながら、baby365はアプリと自分のカメラで撮影した写真で構成されるアルバムなので、アプリを通じてまずは日本全国に私達の想いを届ける事ができます。
このBABY365の内容を知れば知るほど、弊社で展開している「さんぽ」と構想が同じ過ぎて、鳥肌が立ちまくりました〜〜笑
だからとにかく、なんとしてでも、「BABY365」は絶対に弊社で運営したかったのです!
③前オーナー様の想いに感激
そしてbaby365を立ち上げたオーナー様から聞いて感激したのは、、、
「1 日 5 分でも今しかないこの時間を子供と向き合って欲しい」 という想いがこもられてるとのことでした。」
とにかくこの想いに深く心を打たれました。
ほんと現実の子育ては壮絶で、私は4人子供いますが、大変お恥ずかしながら、、、猛烈お仕事人間で、会社引き継いで、当初の資金繰り難もあり、子育ての全てを妻に任せてきた、今の考えでは100%だめ夫です。。。
本当にこんな素晴らしいプロダクトを、小野写真館グループが取得できて心から嬉しいです!
④ビジネスの視点から見たBABY365
BABY365は、ビジネスの視点から見ると、正直、、、非常に難しいプロダクトなのです。。
理由は結構あります。。笑
・売上がたつのがアプリインストールの約1年後
→BABY365はその名前通りに、1年写真を撮りためてからアプリを通じて、PhotoBookを作成するので、売上がたつのが、アプリインストール後の1年後と遅い。。
→これは売上の観点、PLの観点から考えると、、、非常に運営が難しい。。。
・高い!!
→ネット上でも声が複数上がっていますが、、、PhotoBookとしては2万円(税抜)と高く、通常PhotoBookは数千円なので、圧倒的に高いアルバムです。
*早割購入で17,000円になります。
→もちろん高い理由には、通常のPhotoBookとは手にとって頂ければわかりますが、完成度も違いますし、何よりも日本を代表する印刷会社DNPさんだからこその断然のクオリオリティです。
・作成までが時間がかかり、あまりも大変すぎる。。。言葉を選ばなければ面倒!
→→BABY365は、最低でも100日間写真を撮りためないとアルバムにする事が出来ません。だからこそ、お子様が産まれた、ほんと体力も精神的にも大変なのに、、、毎日写真撮影してる暇ない。。。
・マネタイズが遅い
→アプリインストール後にアルバムになるまでに約一年かかるので、、、入金が遅い。
ざっと、運営サイドにも、ユーザー様サイドにも複数の課題があります。
ただ、、、私、、、だからこそこのBABY365に夢中になったし、惚れ込んだのです。。。笑
まず、売上がたつのが遅く、入金も遅いBABY365というプロダクトを作った、ポーラスタァ様には、心からの尊敬の念ですし、
このプロダクト、どう考えても「儲けたい!」「売上をあげたい!」というビジネス的な狙いから絶対に産まれないプロダクトです!
BABY365を産み出したオーナーは、女性起業家ですし、ママであり、主婦でもあり、そのような方が作ったサービスだからこそ、
そこには「愛」を感じますし、ママとしての想いや、だからこその課題解決など、本当に素晴らしいと思ってます。
そして、プロダクトとして見たときも「高い!」「面倒くさい!」。。。
だからこそ大好きです。このBABY365が、、、笑
高くて面倒くさいのに、年間で4000名程度がアルバムにまでしてくれてるんです!
小野写真館グループは、感動体験創出業にコロナをきっかけに生まれ変わりますが、高くて、面倒で、、、
だからこそ、1年間赤ちゃんと向き合った結果として産まれる「BABY365」と向き合った瞬間の「感動体験」って、、、
本当にこんな素敵な感動体験をアプリやPhotoBookはを通して、今後弊社が提供できるとか、、、まじで興奮しまくりです w
⑤念願のPhotoTeck領域に参入!!
今回のbaby365取得は別の面で見ても大きな意義を持ちます。
数年前からずっと考え続けてきた「PhotoTech」。
「PHOTO」×「TECH」=PhotoTechですが、
特に昨年コロナで世界が一変し、弊社は店舗びジネスのみの企業であったため、コロナで大打撃をくらいました。。。
今回はフォトソリューション事業として、今後写真×Techの力で、様々な感動体験を生み出し、または写真による世の中の課題解決までひきあげていける事業を目指します。
この環境下では経営者として、リアル店舗が緊急事態宣言等でクローズしても、売上をあげない限り、社員さんに給与を支払い続ける事は、正論ではなく難しい現状に直面しました。
そんなか昨年「再起動」として、会社を0から創り変える宣言を社内外でも行い、その一環が、ガイアの夜明けでも取り上げて頂けた高級温泉旅館「桐のかほり咲楽」の取得で、
小野写真館のビジネスモデル×旅館をかけあわせて、旅館貸切のウェディングのプロデュースを手掛けました。
しかしながら、当たり前ですが旅館もリアルビジネスであり、緊急事態宣言が出れば、予約の80%が1月2月にキャンセルになる実体験もしており、今のままでは根本的な弊社の課題解決にはなっていませんでした。
私は一応経営者なので、立派な理念や想いだけでは、会社を救えない事を、コロナで思い知らされました。
昨年の大幅な売上高。。。
去年の4月と5月のレベルが1年以上続いたら、、、現実に今でも弊社の披露宴部門は、まだまだ厳しいです。
これはコロナが理由で、どうしようもない事です。
現にブライダル業界は、上場企業や、地域のブライダル会社がたくさん倒産し、M&A市場にも、驚くほど結婚式場の売り案件が多数でており、弊社にも、かなり声がかかります。
どんなときでも、社員さんの雇用を守り続ける事は、経営者として最低条件です。
今回のBABY365は、弊社では初の、非接触型の直接的に人が関わらないサービスだからこそ、この事業領域を拡げていく事で、確実に弊社の経営の安全度は飛躍的に高まります。
だからこそ、どうしてもこの領域に踏み込み必要があったのです。
⑥BABY365の今後の展開
・とにかくBABY365を日本全国の妊婦さんや、小さなお子様がいらっしゃる皆様に知って頂きたい!
・世界にチャレンジしたい
→小野写真館グループとして、以前ベトナムでの事業展開を行い失敗した過去があります。まだ諦めない。しつこいです俺w
・BABY365のビジネスモデルを利用して、他の分野にも展開していきたい
→UCHINOKO diaryという家族同様の「ペット(ウチノコ)」との日常をダイアリー&アルバムに残せるサービスも今回譲り受けさせて頂いたので、こちらも日本全国の「うちの子」を愛する皆様に届けたい!
UCHINOKO diary(ウチノコダイアリー)詳細↓
・BABY365のビジネスモデルを利用して弊社の事業領域(ブライダルや振袖関連)に合わせた展開もしていきたい。
・PhotoBookアプリという形に残すビジネスモデルに加えて、クラウドでの展開や、サブスクなどの新しいサービスを産み出したい。
つまりは、オンライン&非接触型の「感動体験創出モデル」を立ち上げていきたい。
⑦世界に「笑顔」「幸せ」「感動」を連鎖させる。
まだまだコロナ禍の環境で、どうしても弊社は非接触型ビジネスを立ち上げる必要がありました。
これは正論ではなく、また同じような状況が世界に起きても、社員さんの雇用を守るためにも、オンラインによる「感動体験創出業」の進出は、トップとして絶対的に踏み込むべき領域でした。
私達のミッションは
世界に「笑顔」「感動」「幸せ」を連鎖させる
そして昨年のコロナで、私達は「写真館」でもなく「結婚式場」でもなく、「衣装レンタル屋」でもない、、、
感動体験創出業に進化する!
そう定義し直したので、非接触型ビジネスだからなんでも良いのではなく、世の中に「感動体験」を生み出す事業が必須でした。
BABY365は、まさしく感動体験創出業です。1年かけて撮りためた赤ちゃんの写真をアプリで注文し、1冊のアルバムとしてママ・パパに届ける。。
アルバムを開いたときの「感動体験!!」
まさしく私達小野写真館グループにっても、非接触型の感動体験創出業です。
私達はこれから、弊社のスタジオや店舗からだけでなく、日本全国でアプリやフォトブックの体験によって、感動体験を生み出していきます。
そしてオフライン&オンライン双方での感動体験創出業日本一を目指し、本気で進んでいきます。
これからのBABY365の進化、そして写真を通じたオンラインによる感動体験を楽しみにしていて下さい。
長文最後まで読んで頂きありがとうございました!
小野哲人
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