Tetsuki Ohya

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Tetsuki Ohya

映画の文章を書いています。 [Filmarks] https://filmarks.com/users/tetsulikemovies [MINORITY HERO] 『1917』『レオン』など。 https://minority-hero.com/author/tetsu/

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  • 午前十時の映画祭

    「午前十時の映画祭」の鑑賞日記をまとめてみました。前半の10作品はコチラから→http://kandaieiga.hatenablog.jp/archive/category/%E5%8D%88%E5%89%8D%E5%8D%81%E6%99%82%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%AD

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知ってそうで知らない『E.T.』の嘘と真実

2020年10月2日、金曜ロードショーにて、ひさびさに世紀の大傑作『E.T.』が地上波放送されました! 今回は、この放送に合わせて、『E.T.』の知ってそうで知らない豆知識を大公開!! 作品を観た後も、この記事で少し余韻に浸っていただければ、幸いです。 例のシーンは登場しない 『E.T.』の名シーンとして認知されている上記ポスターのシーン。 しかし、本編をご覧になった方は、ご存知の通り、このシーンは本編には登場しません。 E.T.には、生物を治癒させる特殊な能力が

    • 『WAVES/ウェイブス』における監督の作家性とその変容

      『WAVES/ウェイブス』を観た。 日本の宣伝から漂う『ムーンライト』の二番煎じ感、映像&音楽重視な雰囲気に最初はスルーしようと思っていた。 しかし、「ネタバレ厳禁案件」というネットでの評判、監督のデビュー作『クリシャ』の衝撃が頭に残っていたことから、鑑賞を決意。 監督の前作『イット・カムズ・アット・ナイト』を予習して、映画館に足を運んでみた。 すると、想像とは全く異なる意外な展開に圧倒され、過去作との様々な相違点から作家性が浮かび上がる鑑賞体験となった。 今回は、

      • 映画は歴史だ。<『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』研究報告>

        はじめにみなさん、こんにちは。 「午前十時の映画祭10」全27作品を制覇し、名作映画の沼に両足を突っ込み始めた大学生・大矢 哲紀です。笑 大人気シリーズの地上波放送の完結から一夜明け、そして、さらに、もう一夜明け、いつの間にか次の週が始まってしまいました……。笑 書くことを考えていると、一瞬で「時間」が過ぎてしまい、早速、3日前に戻りたいと思っている今日この頃。笑 少し遅くはなってしまいましたが、本日もいつも通り、名作映画の感想を書いていきたいと思います!! 今回の

        • 映画は未来だ。<『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』研究報告>

          はじめにこんにちは。 「午前十時の映画祭10」の全27作品を制覇し、名作映画にハマっている大学生・大矢 哲紀です。 今回は、前回の記事に引き続き、映画史に残る大ヒットシリーズの第2作を紹介していきたいと思います!! それでは、張りきってどうぞ! 今回の作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』 監督:ロバート・ゼメキス/制作国:アメリカ/上映時間:108分 出典:https://www.imdb.com/title/tt0096874/mediaviewe

        知ってそうで知らない『E.T.』の嘘と真実

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        • 映画は歴史だ。<『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』研究報告>

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          映画は宿命だ。<『砂の器』研究報告>

          はじめにどうも、こんにちは。 『午前十時の映画祭10』をコンプリートした結果、感想を書きたくて仕方なくなり、ここ数日間、連日投稿を続けている大学生・大矢哲紀です。笑 今回、紹介する作品は、近年でもリメイクされ続けている松本清張さんによる傑作ミステリー小説の映画化。 かなり硬派な作風ゆえ、映画館では、若干、ウトウトしてしまった作品wですが、このたび、動画配信サイトにて再鑑賞。 というわけで、この年代の日本映画をあまり観ることのなかった筆者ですが、そんな目線から、可能な限

          映画は宿命だ。<『砂の器』研究報告>

          映画は植物だ。<『レオン 完全版』研究報告>

          はじめにどうも、こんにちは。 「午前十時の映画祭10」にハマり、全27作品を制覇してしまったことで、過去の名作映画を浴びるように鑑賞している大学生・大矢哲紀です。笑 先日、始めたばかりのnoteですが、貴重な時間を割いて、読んでくださる皆様のおかげで続々と♡をいただいております。 本当にありがとうございます。 本日は「午前十時の映画祭10」で上映された作品の中でも、とりわけ若い方の知名度が高く、ファンも多い不朽の名作をご紹介します。 作品を観た方も、観ていない方も、

          映画は植物だ。<『レオン 完全版』研究報告>

          映画は過去だ。<『バック・トゥ・ザ・フューチャー』研究報告>

          はじめにどうも、こんにちは。 映画鑑賞という趣味が高じて、名作映画のリバイバル上映企画「午前十時の映画祭10」を制覇してしまったw大学生・大矢です。 今回は、金曜ロードSHOW!で地上波放送された、言わずと知れた名作SF映画の第1作をご紹介。 すでに観た方でも楽しめる内容を書いていきますので、是非、最後まで、お楽しみください。 今回の作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 監督:ロバート・ゼメキス/制作国:アメリカ/上映時間:116分 出典:https://www.

          映画は過去だ。<『バック・トゥ・ザ・フューチャー』研究報告>

          映画は芸術だ。<『ベニスに死す』研究報告>

          はじめにどうも、映画鑑賞が趣味の現役大学生・大矢です。 前回のブログから執筆を始めた「午前十時の映画祭10」で公開された作品の鑑賞日記。 今回も引き続き、理解を深めるため、そして、自分の記憶を書き残しておくため、感想をまとめていきたいと思います。 本日、取り上げる作品は、『ミッドサマー』でホルガ村のヤバいおじさんwを演じて話題になったビョルン・アンドレセンさんが出演している一作。 若き日の彼の姿に、是非、驚いてほしい作品です。 今回の作品『ベニスに死す』 監督:ル

          映画は芸術だ。<『ベニスに死す』研究報告>

          映画は郷愁だ。<『ニュー・シネマ・パラダイス』研究報告>

          はじめにどうも、こんにちは! 映画鑑賞という趣味が高じて、いつの間にやら「午前十時の映画祭10」を制覇してしまいましたw現役大学生の大矢と申します。 ※「午前十時の映画祭10」……名作映画の数々(27本)を午前十時から1年かけて上映する特別プログラム。 映画館の活動再開に合わせ、名作映画のリバイバル上映が続々と行われている今日、この頃。 その例に漏れず、往年の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』も、各地の映画館でリバイバル上映が行われています。 というわけで、今回は、

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