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ヴィパッサナー瞑想10日間コースに参加して

一言で言いますと。最高でした。全人類が一度体験した方がいいと思います。世界はもっといい方向に変わると思う。私はまた行きます。


はじめに

noteでは私、TETSU-LAWがヴィパッサナー瞑想10日間コースにてどういう体験をしたか書いていきます。ヴィパッサナー瞑想がどういうものかは詳しくは他の方のブログなどを見てみてください。(簡単には書きます)

このnoteに書いている体験をさらに様々な過去の私の体験を踏まえて(少し赤裸々なところも含め)2023年8月末~9月に販売するKindleの書籍には、もっと深く書きたいと思います。
(改正、2024年1月14日に発売します。物理的な書籍をメインに、Kindleも一応発売という感じになります。)

書籍は元々全く違う内容でした。7月に沖縄に行った際のフォトブック&エッセイの企画だったのですが、今回の体験で溢れ出てきたものをこの機会に自分の中で残したいということもあり、沖縄に行った際の写真と合わせて、ヴィパッサナー瞑想体験とその時に生まれた、今後の生き方や私の意思表明を重ねて作ります。

その書籍の内容は↓

・私とはどんな人物
・そもそもヴィパッサナー瞑想になぜ今、行ったのか。
・ヴィパッサナー瞑想10日間に行った時の体験
・瞑想以外の時間で深まった、これから何をしていくのか?ということ
・仕事や働く意味って何?
キーワードとしては
(幼少体験・自己表現・恋愛・愛憎悪劇・現実破壊・経営店閉店・幼少時追体験・心が病む、生きるのを諦める・生きる目的を見失う・助けられた仲間の存在・ヴィパッサナー瞑想時の体験、新しい生き方)

その様なことを書籍には書きたいと思います。

私のことを知らない人も、「そもそも人生の転換期だから自分もヴィパッサナー瞑想に参加してみよう」とか、「TETSU-LAWは人生の様々な体験と気づきを経て、その様に動き出そうとしているのね。私にも何か当てはまるところあるかも」とか読者の皆さんが人生を考えるキッカケになってくれたら嬉しいと思っています。書籍が発売された頃、リンクを貼りますし、書籍発売のnote投稿もします。よろしくお願い致します。フォローしてもらえると通知来ると思います!

書籍にも登場する沖縄での写真
Photo by Kazuya TETSUO 

ヴィパッサナー瞑想に参加したことにより、これから起こる重要な大きな変化

早速ヴィパッサナー瞑想に参加したことにより、これから起こる重要な大きな変化(※表層)を書きます。

  • 10年経営してきた、自分の名前の会社 株式会社TETSU-LAW & Co.を辞めます。

  • 
表現者として映像を主体に様々な制作をしてきましたが「働く」に関わっていきます。

文章にするとふーんという内容なんですが、私としては結構大きなことなんです。

そもそも自分の名前で会社をやっていることは、自分が商品の様でもあり、自分の「生き様」を反映し、経営している様でもあると思っていたから、それを辞めるということは人生を諦める様に感じてしまう。だけど、その自分を中心に考えることが16年くらい続く葛藤を生んでいた原因かもしれない、と気づいたんです。書籍で触れます。

それと、「働く」に関しても書籍で掘り下げますが、10代から表現とかアーティスト活動をしてそれが仕事になっていったので、あまり今まで「働く」ということを意識したことがなかったので、今後は「働く」ということを通して「働く」を哲学し実行していこうと思っています。

私の中では高校生の時から表現活動を始めているので、まさか自分がこの様に、考えや行動が変わっていくなんて、、と変化の扉が見えたという感じなんです。

※表層 : ヴィパッサナ瞑想での一番大きな収穫は自分の内側に起きたり、その内側を観察することにある瞑想法にあると思っているため、「表層」と書きました。

ヴィパッサナー瞑想 10日間コースに行った目的

では、ヴィパッサナーの話に入っていきます。まず、ヴィパッサナー瞑想で得る体験は体験し切っていないです。

一番重要な瞑想体験、瞑想法がすごく大切だと思うのですが、それを学び実践しつつも、私が本来の目的として行ったことが、逆にそれを邪魔する形にもなってしまったのです。

私は10年以上前にTM瞑想という瞑想法を習ったことがあり、その様な瞑想を特定の施設に行き、合宿型で様々な制限の中で行うんだろうと思っていました。

「10日間参加者と話さない」「目を合わさない」「コミュニケーションを取らない」「触れない」「文字を書かない」「本やスマホなども禁止」そういう情報だけを聞いていました。

それらのことに惹かれて、自分と向き合いたい・見つめ直したい自分と共にいるをしたい、という目的のもとに参加してみたかったのです。

天国から一変、逃げ出したくなる様な拷問と牢獄的感覚

施設の中は必要最低限で食堂、トイレ・シャワー、それぞれに小さい小部屋のある宿舎で寝たり・瞑想したり、そしてメインのホール、あとは自然の中!という感じです。

真ん中に見えるのが瞑想ホール

朝から夜まで鳥の囀りが素晴らしく、もう着いた日にはぼーっと自然を眺めながらここは地上の天国か!なんて平和なんだ!ピースフル最高!なんて思ってたのですが、、、、

行って気づいたのはこれは修行なんですね。最初めちゃくちゃ大変でした!というのも、朝4時起き1日10時間以上の瞑想、そして1日の終わりに講話を聞く。一番の苦痛は座り続けるという、身体の痛み、拷問か!とさえ思えてしまう程。牢獄に監禁されて外に出れないそんなイメージすら出てきました。

講話で「2日目で逃げ出したくなる人がいる」と言ってました。最後に周りの人と体験をシェアした時に聞いたのが「2日目に身体が痛いし、寝れないし、不安になってきて10日間大丈夫かな」と、私もまさにそれでした。ですが、こんなことを思ってしまうほど心が弱い!ということ、だからヴィパッサナー瞑想10日間に参加する必要があるんだなと。

心の浄化

ヴィパッサナー瞑想でいくつかある大切な教えの中で、私にとって一番大きなものは、このヴィパッサナー瞑想は「心を浄化する」というもの。それが自分に必要かもしれないと思いました。とにかく集中力がなく、多動的である。行動も考えも多動で頭の中がとにかく忙しい。そして、物事や人に反射的に反応してしまう。心が弱く、快や不快などに反応し、心赴くままに行動したり、それらを作り出したり、一見アクティブに見えるが、それは全て心が作りだしているものに反応し振り回されているだけなのかもしれない。と参加して気づく様になりました。
心や体をただ観察をして、反応をしない。反応をしなくなるとサンカーラ(自分が作り出した観念による反応)が消えていく。それは最初に教えの中で心の手術、と言われてました。書籍に詳しく書きますが、今まで過去40年近い心の膿が出てきたまさに心の手術が必要だったんだと思いました。

想像の至福

休憩の際は何もすることがないので(できないので)、ベンチに座りながら空を見上げる、すると、様々な想像がはじまり、とにかくどんどんアイデアが出てくる、言葉が出てくる。溢れすぎて困る、記憶の中にメモをする様に書き込んでいく。休憩時間の、この時間が本当に面白く、こういう何もない、何もインプットしないところでの時間は大切だなと。これを1か月に1度くらいはそういう時間を作りたいと思いました。しかしそれが帰ってきてからの苦悩に変わることに。後で触れます。

ふりかえり

このヴィパッサナー瞑想10日間の体験はまずは環境が良かったということ、それは自分に集中できる空間とその制限がすごく自分に必要だったなということ。これは定期的に取り入れたい、さらにもっと大切なのは心の反応について、体験を伴って、まずは触れることができました。しかしこれはちゃんと学び実践するために、もう一度行こうと思いました。さらに、心の手術心の浄化と言われて気づいたのは、幼少の体験のことや今まで何度もうまくいっている様に見えた成功体験は、人に助けられて生きてきただけで、自分だけの力ではなく、心を育めてはいなかったということ、私は奇跡の連続で生きています。それも才能と言われればそうかもしれませんが、40代にきて人生の破壊と大転換が起きて、このヴィパッサナーに辿りついたという、このタイミングはまさに、来るべくして来たな、そしてこれ入り口だなと感じています。

数年前から知ってたけど、このタイミングで数名から「今がタイミングかもよ」と言ってくれて感謝です。ありがとう。大変だった!けど最高の体験でした。そしてまた行きますし、これからが心を鍛えるはじまりだなと考えています。

10日間を終えて帰る日

現実世界に戻ってきた次の日

何もメモをできない中で、10日間戻ったらこういうことをnoteに書こう、仲間たちに報告しよう、書籍に書こうと色々無数に浮かんでくる言葉を頭の中でまとめていました。しかしやはり現実生活に戻ってくるとどんどん消えていきます。さらにそこにまた執着が生まれていることに気づきます。「もっと色々浮かんだのに、消えてしまった。あの時はあんなに思考がすっきしりていたのに、、」情報や物質が多すぎて自分の頭の中は静かに混乱をし始めました。朝ラジオを聴いた時に、「そうそうこういう生きる喜びってあるよね、日常の彩りっていいよね」と10日間の生活とは真逆の、心が踊る様な音や伝えている声に心が反応をしました。それに気づきました。良いも悪いもないのかもしれない、しかし、それが進み始めると心地いいものに渇望不快なものを遠ざけ嫌悪を抱き心と身体が反応をし始める。そこから様々な苦を生み始めるのだなと。それを取り除くのがヴィパッサナー瞑想であるということは少しは理解しました。全然ものにできていなくもありますが、気づきはじめたので、観察をしていきたいと思います。

最後に「ヴィパッサナー瞑想 ジョーク」

センターに行き、数日が経った頃、休憩の時に「後もう少しで出れるなあ」とベッドの上から天井を見た、その時、「もしかしたらこのまま出れないんじゃないか!」という『世にも奇妙な物語』の中にいる様な自分になった。何かと理由をつけられ修行として一生出れない!しかしそんなことを思っていたら、天からの声が 天:『大丈夫、そういう心の苦悩を取り除くのがこの瞑想法です』 私:「あそっか!じゃあ出れなくても幸せだね!」 っておい! という頭の中でノリツッコミしている自分に笑ってしまい、これ頭の中にメモしておこうと何度も思い出していました。笑

是非皆さんもヴィパッサナー瞑想10日間を一度体験してみてください。そして8-9月の書籍もよろしくお願い致します!


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